Canon Rumorsがキヤノンに関する噂情報を発信。キヤノンがスマートフォンメーカーとの提携を検討中で、社内では積極的にプロジェクトが進められていると言及しています。
Canon Rumors:Canon is looking to partner with a smartphone manufacturer
- 数週間前、キヤノンがブランディングとモバイル技術のためにスマートフォンのパートナーを探しているとの報道があった。キヤノン自身からはあまり語られなかったが、このアイデアは社内で進められており、活発なプロジェクトになっているとのことだ。
- 最大の疑問は、どのメーカーになるのか?
- Xiaomiはライカと非常に強い関係を持っているようで、近日発売のXiaomi 13 Ultraでどうなるか見てみたい。Xiaomiは世界のほとんどの国で有名だが、アメリカではそれほど知られていない。
- OppoはHasselblad/DJIと、Vivoは現在Zeissと提携している。ツァイスが写真市場から撤退したことで、そのコラボレーションの未来は決まっていないかもしれない。
- HuaweiはG7以外でも人気のあるブランドだが、いろいろと制約があるので、話題から外れている。
- 残るは、アップルとサムスンという世界的な2大巨頭だ。
両者とも、外部ブランドの参入を望んでいるとは思えない。キヤノンが持っている技術で、状況を一変させるようなものがあれば別だが、どちらも必要ないと考えているだろう。Google Pixelラインは、素晴らしいデバイスを製造しているが、Googleがある程度のコントロールを手放すとは思えない。- 市場シェアの割合がかなり少ないブランドは?
Asus、Motorola、Honor、OnePlusなどが挙げられるが、可能性は低そうだ。- 他に考えられるのは、Nothingだけだ。市場シェアも世界的な広がりもほとんどないが、スマートフォンのメーカーとしては、比較的興味深い存在と言える。
- もし、Nothingのような会社を選ぶとしたら、それは間違いなく長期的な戦略であり、そのブランドでやるべきことはたくさんあり、キヤノンから大きな投資が必要だ。
- また、このようなパートナーシップを望むのは、ソニーに絶対的に支配されているOEMセンサービジネスを成長させるためなのかとも考えている。
- もう1つの疑問は、スマートフォンのカメラブランドは、スマートフォンメーカーに売上をもたらすのか、ということだ。
とのこと。
目的がスマートフォンのイメージセンサー供給だとしたら面白い展開となるかもしれませんね。現在はソニー製センサーを搭載したスマートフォンがほとんどですが、ここからキヤノンが自社センサーで巻き返すことができるのでしょうか?
今のところレンズブランドとして「Leica」「Zeiss」「Hasselblad」などヨーロッパメーカーとの連携が主となっています。過去に噂で「PENTAX」「ZUIKO」なども囁かれていましたが実現はしていません。
もしも本当にキヤノンがレンズ(もしくはカメラユニット)を供給するとしたら、どのようなブランドで展開するのか気になるところ。
噂のまとめ
カメラ
EOS R1
2023年春にティーザーが見れるかもしれない2023年後半まで期待できない- 2024年となる可能性あり
- グローバルシャッターの可能性は低い
- EOS R5よりも高解像
- 他社の競合モデルを置き去りにするカメラ
- EOS R3よりも高くなる
- 5400万画素となる?(未知ソース)
- DO超望遠レンズと共に開発発表される可能性あり
EOS R5 Mark II
- 新型6100万画素 裏面照射型CMOSセンサー
- デュアルDIGIC Xプロセッサ
- 30fps 電子シャッター連写
- 12fps メカニカルシャッター連写
- 8段分のボディ内手ぶれ補正
- ソニーや富士フイルムに近いピクセルシフトマルチショット
- 2/4/8倍のデジタルテレコン
- R3やR6 IIと同じデュアルピクセルCMOS AF II
- 8K 60pの内部収録(RAWは確認中)
- 4K ~120pの内部収録(オーバーサンプリング)
- FullHD 240p
- フォーカスブリージング補正
- R6 Mark IIと同じ新しい熱対策(8Kで40分以上)
- デュアルCFexpress Type B
- HDMI Aポート
- デュアルUSB-Cポート
- 944万ドット EVF
- 動画撮影に最適な新デザインのバリアングルモニタ
2023年Q2・Canon Rumors自身がこれを否定
- 2024年前半
RFマウントのシネマEOS?
・EOS C50
・EOS C90
・EOS R7 C:2023年後半
レンズ
- TS-R 14mm F4L
・高画素モデルと共に登場 - TS-R 24mm F3.5L
・高画素モデルと共に登場 - RF-S 広角レンズ
・次の新レンズ
・EF-M11-22mmがベースとなる - RF28mm F2.8 STM
・299ドル - RF200-500mm F4 L IS USM 1.4×
・2023年後半 - 可変エクステンダー
・2023Q4-2024Q1
過去の情報は「2023年 カメラ・レンズの新製品情報 速報・早見表」を参照してください。
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- キヤノン「RF65mm F2 IS」「RF-S50mm F2 IS」「RF-S85mm F2 IS」を想定したような特許出願
- キヤノン「15-50mm F4-6.3」「17-60mm F2.8-5.6」など光学系の特許出願
- キヤノン 薄型広角レンズ「21mm F5.6」「24mm F8」「26mm F3.5」光学系の特許出願