Canon Rumorsがキヤノン関連の噂情報について発信。ここ最近は供給や発売時期が不安定なキヤノンのスピードライトについて言及し、「2024年に全ラインアップが刷新される」と教えてもらった模様。
Canon Rumors:What’s going on with Canon Speedlites?
- EOS Rシステムの発売以来、同システムのスピードライト事情は少々混乱している。
- 現在、フラッグシップである「EL-1」は、すべてのEOS Rのラインナップと互換性があるものの、多くの人にとってあまりにも高価である。
- また、EL-1は2024年の5月まで再出荷する予定はない。
(訳注:国内でもEL-1の納期について告知されています)- 「EL-5」はEOS R5と互換性がないものの、EOS R3、EOS R6 Mark II、EOS R7とEOS R10で動作する。
- EL-100は全ての撮影シーンに適している訳ではないが、互換性は問題ない。
- キヤノンのスピードライトに関して、進行形の問題が何なのかは不明。EL-5は発売が6ヶ月以上遅れ、EL-1の在庫は不足が続いている。
- EL-5は手に入りやすいが、EOS R5と互換性があれば、もっと人気が出ただろう。
- 我々はEL-1が「二度と手に入らないかもしれない」こと、そしてキヤノンが「来年、スピードライトの全ラインナップを刷新する」ことを教えてもらった。
- それが何を意味するのか、我々は100%確信していないが、来るEOS R1とEOS R5 Mark IIに対応する製品が登場すると考えるのが理にかなっている。
- 以前、「スピードライトEL-10」が登場するとお伝えしたが、どうやらそれはまだ進行中のようだ。今年後半に登場すると噂されていたが、それは実現しなかった。
- EOS R用のスピードライトをめぐる問題で、物事が再び悪化したとしても驚かない。
参考:国内納期(カメラのキタムラ)
- EL-1 スピードライト:納期未定(公式 2024年春以降)
- EL-5 スピードライト:納期約2週間
- EL-100 スピードライト:約1.5ヶ月
- マクロリングライトMR-14EX II:納期約2.5ヶ月
- スピードライト 430EX III-RT:約2ヶ月
- スピードライトトランスミッター ST-E10:約1ヶ月
- SP470EX-AI スピードライト:完了商品
とのこと。
国内外でキヤノンのスピードライトが手に入りにくい状況が続いています。即納できる在庫がある店舗もありますが、在庫が無くなったら次回の入荷まで時間がかかるかもしれません。Canon Rumorsによると、来年に全ラインアップが刷新される可能性があるとのこと。これが何を意味しているのか不明ですが、EOS R1やEOS R5 Mark IIに対応する新機能や性能が追加されるのでしょうか?同時にサプライチェーン問題の解消を期待したいところ。
EL-1 スピードライト | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
EL-5 スピードライト | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
EL-100 スピードライト | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
マクロリングライトMR-14EX II | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
噂のまとめ
カメラ
*新旧の情報が入り乱れています。
EOS R1
時期・価格・特徴
2023年春にティーザーが見れるかもしれない2023年後半まで期待できない- 2024年となる可能性あり
- 2024年2月の発表に向けて説明会が始まっている
- 他社の競合モデルを置き去りにするカメラ
- EOS R3よりも高くなる
センサー・AF
- EOS R3比で2倍の解像度
- 改良された視線入力AF
- グローバルシャッターの可能性は低い
- EOS R5よりも高解像
- 5400万画素となる?(未知ソース)
- DO超望遠レンズと共に開発発表される可能性あり
ファインダー・モニター
- EVF 720万ドット 0.7型 OLED 60~240hzのリフレッシュレート
- 可変リフレッシュレート
- 4000nitの明るさのEVF
- ブラックアウトフリー
EOS R5 Mark II
時期・価格・特徴
- 2024年前半
- 2024年2月の発表に向けて説明会が始まっている
センサー・AF
- 新型6100万画素 裏面照射型CMOSセンサー
- 62MP / 31MP / 15.5MP 可変解像度
- グローバルシャッターの可能性は低い
- 8段分のボディ内手ぶれ補正
- ソニーや富士フイルムに近いピクセルシフトマルチショット
- 2/4/8倍のデジタルテレコン
- R3やR6 IIと同じデュアルピクセルCMOS AF II
プロセッサ・ストレージ
- デュアルDIGIC Xプロセッサ
- DIGIC X2s Processor
- デュアルCFexpress Type B
連写
- 30fps 電子シャッター連写
- 12fps メカニカルシャッター連写
動画
- 8K 60pの内部収録(RAWは確認中)
- 4K ~120pの内部収録(オーバーサンプリング)
- 4K 120pよりもフレームレートが大幅に向上する
- FullHD 240p
- フォーカスブリージング補正
- R6 Mark IIと同じ新しい熱対策(8Kで40分以上)
ファインダー・モニター
- 944万ドット EVF
- 576万ドット 120fps EVF
- 動画撮影に最適な新デザインのバリアングルモニタ
- 視線入力AF
- 改良型バリアングルモニタ
インターフェース・バッテリー
- HDMI Aポート
- デュアルUSB-Cポート
- 画像サイズを抑えたRAW形式
- 新型バッテリーだがLP-E6と同じ形状
- 新カメラアプリが同時にリリース
RFマウントのシネマEOS?
・EOS C50
・EOS C90
EOS R5 C Mark II
- 2025年
レンズ
その他
- スピードライトのラインアップを刷新 2024(CR)
- EOSR3 Mark II:2025年(CR)
- RF-S 大口径単焦点
・EF-M32mm F1.4の移行なら大喜び - TS-R 14mm F4L /TS-R 24mm F3.5L
・EOS R5 Mark IIと同じタイミングになると予想
・50mmが登場しても驚かない - RF24mm F1.4L USM
・ノーコメント - RF35mm F1.2 L USM
・2024年前半(CR3) - RF200-500mm f/4L IS USM
・RF100-300mm F2.8の供給が安定したら登場すると予想 - RF70-200mm F2.8L IS USM インナーズーム
・何度が言及されているレンズ
・EOS R1の登場と同時期は理にかなっている
・現行モデルと併売される
The Camera Insider
- EOS R5 Mark II2024年2月
- RF35mm F1.2 L 2本:2023年末
- RF14mm F4 L USM:2024年前半
- RF24mm F1.4 L IS USM:2024年前半
- RF28mm F1.4 IS USM:2024年前半
- RF35mm F1.4 L IS USM:2024年前半
過去の情報は「2023年 カメラ・レンズの新製品情報 速報・早見表」を参照してください。
キヤノン関連記事
- シグマがキヤノンRF用ズームレンズのAF動作改善ファームウェアを配信開始
- キヤノン EF35mm F1.4L II USM 生産完了
- シグマ 50mm F1.4 DG HSM 生産完了【更新】
- キヤノンがAPS-C EOS R向け クロッピングガイド機能を追加する有償サービスを提供開始
- EOS R6 Mark IIIはチルト+バリアングルのOLED背面モニタを採用する?
- キヤノン EOS R1・R5 Mark IIが供給不足リストから外れる
- Adobe Camera RAWがα1 IIやZ50II、RF F1.4 L VCMなどに対応
- キヤノン「RF65mm F2 IS」「RF-S50mm F2 IS」「RF-S85mm F2 IS」を想定したような特許出願
- キヤノン「15-50mm F4-6.3」「17-60mm F2.8-5.6」など光学系の特許出願
- キヤノン 薄型広角レンズ「21mm F5.6」「24mm F8」「26mm F3.5」光学系の特許出願