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シグマ100-400mm F5-6.3 DG DNは爆速AFでは無いが小型軽量で野鳥撮影に最適

Mobile01がシグマのミラーレス用交換レンズ「100-400mm F5-6.3 DG DN OS」のレビューを掲載。α7R IIIとの組み合わせで良好な解像性能となるようですね。ただし色収差の補正は完璧ではない模様。

小型軽量な望遠ズーム

Mobile01:Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS 評測報告| FE-Mount 也有平價超望遠變焦鏡!

  • FEマウント、Lマウントユーザーにはお手頃価格の超望遠ズームレンズだ。MTFの性能や絞り開放の描写GMレンズほど美しくは無いかもしれないが、重量はわずか1,140gで、4段分の光学手ブレ補正を搭載している。非常にお買い得な超望遠レンズとなっている。
  • シグマ恒例のマット仕上げだ。付属品としてフロント・リアキャップ、そしてLH770-05フードが付属しているが、最も重要な三脚リング(TRIPOD SOCKET TS-111)は別売りだ。
  • 三脚座の必要性があれば追加投資が必要だ。カメラ底面ネジ穴も利用可能だが、フロントヘビーとなり、保持できる雲台も限られてくる。
  • 一眼レフ用レンズと混同しがちだが、これは新規設計のミラーレス用レンズだ。
  • 防塵防滴仕様なので、砂浜でも使用でも問題は無かった。
  • 一眼レフ版と同じく直進ズームの操作に対応している。個人的に直進ズームの操作性が肌に合っている。
  • 3種類のフォーカスリミッターやフォーカスホールドボタンなど、多機能なレンズだ。特にフォーカスホールドボタンの存在はありがたい。
  • AF駆動にはステッピングモーターを使用している。α7R IIIと組み合わせた際のAF速度は爆速とはいあかないまでも十分良好だ。滑らかな動作で動画にも適している。
  • 4段分の光学手ぶれ補正は理論上400mmで1/25秒のシャッタースピードで撮影できることとなる。接写時の成功率は70%以上、手ぶれ補正をオフにすると1~2%程度だ。遠景では80%、オフにすると20%程度だ。
  • 100mmの絞り開放は隅から隅までシャープ、ディテールも豊かな描写だ。小絞り時は回折が目立つのでF22はおススメ出来ない。
  • 400mmは陽炎の影響を受けて判断しかねる。
  • FLD・SLDレンズを贅沢に使っているが、色収差補正はイマイチだ。2400万画素のカメラなら4200万画素センサーほど目立たないかもしれない。
  • F8以降の絞り値で逆光時の問題が発生する。

このレンズを手に入れた翌日、慌ててビーチに持って行き、ビキニポートレートを撮影した。 ピント合わせのスピードは速くないが、ソニーのAF-C+リアルタイム瞳AFの利点を活かして、理想的な写真を簡単に撮影することができた。

価格に見合うだけの価値はあるが、全身ポートレートの撮影では少なくとも15mほど距離を開ける必要がある。するとこちらの指示がモデルまで届かないので難しかった。

風景・野鳥・野生動物との相性は抜群で、特に野鳥撮影では、軽量で短時間の手持ち撮影も楽にできる。三脚座は、特に長時間の撮影があるカメラマンや、定点動画や撮影をしたい人にとって必要だ、この点で三脚座が同梱していないのは残念である。

参考:AF速度

とのこと。
一眼レフ用と比べて少し高価となってしまいましたが、機能性を考慮すると差額分の価値はありそうですね。4200万画素のα7R IIIと組み合わせても良好なパフォーマンスを発揮しているように見えます。色収差は特殊レンズの割に完璧な補正状態とは言えない模様。とは言え、等倍で確認しない限りは特に大きな問題でも無さそうに見えます。

オートフォーカスは最近流行りのデュアルフォーカス・フローティング方式では無く、レンズの小型化による高速・高レスポンスを実現しているようです。フローティングタイプと比べると見劣りしますが、多くの撮影で必要十分な速度を確保しているようにも見えます。

100-400mm F5-6.3 DG DN OS交換レンズデータベース

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