how2fly氏が以前に噂していた「12-35mm F2.8-4 MFT」と思われる製品画像をCameraBetaが公開しています。インナーズーム構造で最短撮影距離がかなり短いみたいですね。
間もなくYONGNUOが国産初のAFズームレンズ「YN12-35mm F2.8-4」を発表する。
このレンズはインナーフォーカス・インナーズーム構造を採用している。
最短撮影距離は13mmでクローズアップの撮影が可能だ。このレンズについてYONGNUOのR&Dスタッフと話しをする機会を得た。
- ズームレンズの設計は複雑で難しい。
- ズームレンズの製造はより厳しい精度を求められ、わずかなずれが画質の劣化へつながる。特殊レンズの加工技術も必要だ。
- 焦点距離が変化するので、ズームに合わせてピント合わせの高度なトラッキングが必要となる。
- 単焦点24本分の光学データが必要で、開発やテストの負担が単焦点よりも遥かに大きい。
- 逆光耐性にも影響があるのでコーティングも重要となる。
- 12-31mmの最短撮影距離は13mm、32-35mmの最短撮影距離は50cmだ。
(訳注:レンズに「MACRO」モードなるスイッチがあるので、クローズアップモードと思われます)- ズームレンズの収差補正は難しいが、ボディ側の補正が有効でコントロールしやすかった。
とのこと。
いよいよ噂の中国初となるAFズームレンズが登場する模様。設計にはかなり苦労したみたいですが、最近のYONGNUO製レンズはクオリティが高いので期待したいところ。マイクロフォーサーズ用としては少し大きめのレンズに見えますが、インナーズーム構造ということで全長の変化がないのは嬉しいですね。YONGNUOはマイクロフォーサーズ規格の賛同企業であり、R&Dスタッフの話が本当だとすると、レンズの収差を自動補正するデータをカメラ側に伝達することができる可能性あり。気になる価格設定は今のところ不明ですが、YONGNUOらしく手ごろな値付けだと面白い選択肢となるかもしれません。今後の追加情報に期待。
ポイント
- YONGNUO・中国レンズメーカー初のAFズームレンズ
- 12-35mm F2.8-4
- マイクロフォーサーズ用
- 318g
- インナーズーム
- インナーフォーカス
- 最短撮影距離 0.25m(以前の情報)
- 12-31mmの最短撮影距離は13mm、32-35mmの最短撮影距離は50cm
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- LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH. POWER O.I.S.
参考:ミラーレス用 YNレンズ一覧
フルサイズ
APS-C
MFT
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