Camera LabsmのGordon LaingがYouTubeでEOS R3実機の紹介動画を公開しています。スペシャルサイトでは分からなかったカメラ上部や側面を確認可能。R5と1DX3が混じり合った面白いデザインですね。
- EOS R3のプリプロダクションモデル
- EOS-1D X Mark IIIよりも小さい
- EOS-1D X Mark IIIで初導入されたスマートコントローラを搭載している
・PCのマウスを反転させたような機能だ
・AFエリアを高速かつ驚くほど正確に操作できる
・動画上で紹介しているのは1DX3での動作状況- 視線入力に対応するためかアイカップが異常に大きい
- 1DX3のようなセカンダリ ステータスLCDは無い
- ボタンが点灯するかどうかは不明だ
- カメラ上部は1DX3とR5の両方からインスピレーションを得ている
・右側はR5のようにモード切替がボタン式だ
・左側は1DX3のようにドライブ/AFボタンがある
・ステータスLCDの画面サイズはR5とほぼ同じだ- アクセサリーシューは通信と電源供給に対応する
・ソニーのMiシューと似ている
・マイク接続時にマイク用コードが必要なくなる- メモリーカードスロットはおそらくCFexpressとSDカードの同じ構成だ
- インターフェース
・マイク
・ヘッドホン
・USB
・HDMI(おそらくmicro)
・フラッシュ同調
・有線LAN
ついにEOS R3の実機を使った紹介動画が公開され始めましたね。公式チャンネル以外で実機を使った動画を公開するのはGordon Laingが初めてかもしれません。5分と短い動画の中で、EOS R3の外観やを確認することができます。動画中に登場するスマートコントローラやステータスLCDが動作しているのは他のカメラなので注意。動画内でR3が起動しているコマはありません。
カメラ側面はEOS R5と1DX3を合わせたようなデザインとなっていますね。メモリーカードスロットの中身は公開していませんが、キヤノンコリアの公式動画ではEOS R5と同じデザインであることが分かります(0:18付近)。左側面には各種通信に対応したポートを搭載しています。HDMIポートの形状がどうなるか不明ですが、EOS RはC端子を、R5はD端子を採用。
カメラ上部は右側がR5とよく似たデザインですが、ボタン配置が少し異なります。R5にあった録画ボタンはファインダー横へ移動しています。ダイヤル後ろのボタンが2つとシンプルになったことで、押しやすそうですね。上部左側は1DX3と同じドライブ/AFボタンとフラッシュ/測光ボタンを搭載しています。ソニーMiシューのように通信・電源供給に対応した新型アクセサリーシューはカバーが大きくなり、保護性を高めているように見えます。
最新情報と噂・情報のまとめ
イメージセンサー・プロセッサ
- 自社開発のフルサイズ裏面照射積層CMOSセンサー採用
- 高性能映像エンジン?DIGIC X?搭載
- レンズ内光学式手ブレ補正機構とボディ内5軸手ブレ補正機構との協調制御で?約8.0段
- 「解像度のトリック」がある?(噂)
連写性能・ドライブ
- 電子シャッター最高約30コマ/秒のAF・AE追従撮影
- RAW撮影においても最高約30コマ/秒の高速連続撮影を実現
- 電子シャッターにおける静止画の歪みを大幅低減
- 電子シャッター撮影時にもストロボ撮影が可能
AF
- AF低輝度限界 EV-7.0以上(F1.2レンズ使用時)
- ディープラーニング技術の活用により、人物の頭部・瞳の検出機能の向上
- 新たに胴体の検出を実現
- ポートレート・スポーツ撮影のAFトラッキング性能を強化
- モータースポーツ(車・バイク)も認識可能
- 視線入力対応ファインダーを新搭載
インターフェース・通信
- CFexpress・SDカード両メディアに対応
・EOS R5と同じ構成 - Mobile File Transferに対応
- 有線LAN搭載
- 5GHz無線搭載(11ac相当)
- データ通信や電源供給が可能な新アクセサリーシュー搭載
- インターフェース(プリプロダクションモデル)
・マイク/ヘッドホン
・USB
・HDMI
・フラッシュ同調
・有線LAN
・リモートレリーズ
動画
- 4K Canon Log 3に対応
- 4K オーバーサンプリングの実現
- RAW動画内部記録
- 動画撮影中に人物・動物・モータースポーツの被写体追尾が可能
ボディ
- EOS-1D系と同等の防塵・防滴性能
- 縦位置グリップ一体型
- マグネシウム合金採用
- マルチコントローラー、スマートコントローラーを採用
- メイン電子ダイヤル、サブ電子ダイヤル1・2と3つの電子ダイヤル
- バリアングルモニター搭載
- バッテリーパックLP-E19?を採用
価格など
- プロフェッショナルモデルではなく、ハイアマチュアモデル
- 6000ドル未満となる?(噂)
参考リンク
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