DPReviewがフジフイルム製ラージフォーマットミラーレス「GFX100」をスタジオシーン画像比較ツールに追加しました。従来のベンチマークであった8000万画素中判カメラ「フェーズワン IQ 180」よりも解像しているようです。
ご覧の通り、このカメラはとてもシャープでテストシーンのほぼ全てを解像している。GFX 50Rと同じレンズを使って撮影しており、GFX 50Rで解像しきれなかったレンズの潜在性能を見事にくみ取っている。GFX 50Rと同サイズまで縮小してもより見栄えが良いはずだ。
実際、これまでベンチマークとしてきた「Phase One IQ 180」よりも解像している。現在、150MP Phase One IQ4を借りてさらなるテストを実施中だ。
注意:テストは中央領域に最適化しており、イメージ四隅は甘くなっている。
DPReview:Fujifilm GFX100 sets new benchmark in our studio scene
1億画素の解像性能は半端ないようですね。カメラの性能はさることながら、1億画素を見越したレンズ設計と言うのは伊達じゃないようです。
さらにノイズ耐性は競合カメラと同程度に抑えられているのでISO12800でも5000万画素クラスと比べて良く解像している模様。これで全域が像面位相差AFに対応しているのだから驚きですねえ。
ちなみに現在テストを進めているというPhase One 150MP IQ4はGFX100よりも大きなセンサーで1億5千万画素を備えた”フルサイズ645”カメラです。500万円を超える業務用カメラと言って差し支えないものですが、およそ1/4の値付けとなるGFX100がこのカメラにどこまで迫っているのか非常に気になるところ。
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