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DPReviewがLeica M11 Monochromeをスタジオテストシーンに追加

DPReviewがLeica M11 Monochromeをスタジオテストシーンに追加。カラーセンサーと比べるとディテールがとても良好で、高ISO感度のノイズ耐性も目に見える向上がある模様。

DPReview:Leica M11 Monochrom studio images excel, M11 images removed

ライカM11モノクロームの画像をスタジオシーン比較ツールに追加。この結果は、画像をデモザイクする必要がない場合に達成できるディテールレベルの向上、カラーフィルター配列を削除した場合に得られるノイズ性能の改善を示している。センサーシリコンに到達する光量がおよそ1段増加することは、各ISOでノイズがおよそ1段改善することを意味する(結果的にカメラのベースISOが1段増加するため、ベースISOを使用するのに十分な光量がある場合、利点の一部が相殺されるが)。興味深いことに、より高い設定では、ノイズの単色レンダリングがフィルムの「粒状性」に似ているため、1段以上の改善と結論づけられるかもしれない。

M11のサンプル撤回

M11 Monochromの画像を処理するうちに、通常のM11で撮影したサンプルがいかに最適な状態からかけ離れているかが明らかになった。撮影時の画像は同様にシャープに見え、このレンズの基準点がないため、単体で評価すると許容範囲内のピントであるように見えた。M11 Monochromの画像を見ると、このレンズはカラーカメラで達成したよりもはるかにシャープな描写が可能であることがわかる。

このような誤解を招きかねない画像を掲載したことをお詫びするとともに、ライカと協力してカメラを再度借用し、テスト画像がこのカメラを最も正確に表現できるようにする。新しいスタジオでスタジオシーンのセットアップと検証が終わり次第、これらの画像を撮影する予定だ。

従来のモノクロセンサーよりも高解像で、トリミングやクロップの柔軟性が向上しているMonochromeシリーズの最新モデル。高画素化による画質への影響が気になるものの、公式では「過去最高のダイナミックレンジ」と強調しています。

実際の写真を確認してみると、補間処理のないモノクロセンサーだけに細部までシャープな描写を実現している模様。6000万画素の高解像を大いに活かすことができるセンサーに違いなく、大幅なクロップにも十分耐えられそうですね。高ISOを使用した写真を確認してみると、カラーセンサーの高解像モデルと比べて良好な結果が得られています。ISO 50000くらいまでは普通に使えてしまいそう。ISO 100000以降はカラーセンサーモデルの画質が破綻する中、M11 Monochromeはまだ実用的な画質を維持しています。

ライカ M11 Monochrome 最新情報まとめ

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