DPReviewがNIKKOR Z 600mm f/6.3 VR Sのサンプルギャラリーを公開

2023年10月18日

DPReviewがニコン「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」のサンプルギャラリーを公開。4500万画素積層型CMOSを搭載したZ 8と組み合わせて25枚の写真（JPEG）を公開しています。

DPReview：Nikon Nikkor Z 600mm F6.3 VR S pre-production sample gallery

NIKKOR Z 600mm F6.3 VR Sは、野生動物やスポーツフォトグラファーにとって興味深い提案だ。背中や腕を痛めることなく、何時間でも手持ちで撮影できるほど軽く、三脚や一脚を荷物にしたくない旅行で長焦点レンズを探している人には十分なサイズである。
我々はシアトルの雨の日に数時間、ニコンから手に入れたプリプロダクション版を使って撮影した。ニコンはカメラ外JPEG画像のみに限定しているため、製品版を入手次第、RAWサンプルを撮影する予定だ。

従来の「NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S」と比べると非常にコンパクトで軽量な600mm単焦点レンズですね。開放F値が「6.3」と大きいので、薄曇りや屋内でISO感度が上がりやすいものの、収納性や携帯性が良く、気軽に持ち出せるレンズに仕上がっているようです。
DPReviewのサンプルでは日中でもISO 1250などを使用するカットも多いものの、F6.3から隅までシャープな結果が得られているように見えます（近距離のサンプルは被写体ブレやピンボケの可能性があるので注意）。ボケは滑らかで悪目立ちせず、「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」よりも心地よい描写で自然に被写体を分離していますね。F6.3とは言え、さすがの単焦点レンズ。回折レンズによる逆光耐性の低下が気になるところですが、今回は曇天下でのサンプル写真が多いので確認できません。

ニコン NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S 最新情報まとめ

発売予定日：2023年10月27日
希望小売価格：オープン
初値：712,800円

NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日	2023年10月27日	初値	712,800円
マウント	Z	最短撮影距離	4m
フォーマット	フルサイズ	最大撮影倍率	0.15倍
焦点距離	600mm	フィルター径	95mm
レンズ構成	14群21枚	手ぶれ補正	5.5段
開放絞り	F6.3	テレコン	対応
最小絞り	F32	コーティング	F/SIC
絞り羽根	9枚
サイズ・重量など
サイズ	φ106.5×278mm	防塵防滴	対応
重量	1470g	AF	STM
その他	コントロールリング
付属品
キャップ・フード・ケース