Photons to Photosが「OM SYSTEM OM-1」のダイナミックレンジの測定結果を公開。デュアルゲインISOの回路は1000で切り替わる模様。ダイナミックレンジなどに顕著な改善が見られない模様。
最大PDR 低照度ISO 低照度EV OM-1 9.54 2412 9.59 E-M1 III 9.74 2472 9.63 G9 PRO 10.30 2703 9.76 GH5 II 10.19 2798 9.81 X-T3 10.35 3258 10.03 α6600 10.97 2929 9.87
- かなり立派だが、がっかりする人もいると思う。
- デュアルゲイン回路はISO1000で切り替わる。
- 実効ISO感度では無いので断言はできないが、収穫逓減ポイントにいるようだ。
センサーサイズに関係なく、このサイズの画素では、実質的な改善を見るためにビット深度を12から14に増やす必要がある。- テストしたボディは1つだが、誤差は少ないと思われる。
- 比較的穏やかだが、ISO12800以降にノイズリダクションが適用されている兆候が見られる。
とのこと。
OM SYSTEM OM-1はマイクロフォーサーズシステムで初めて積層型CMOSセンサーを搭載したミラーレスカメラですね。クアッドピクセル方式の位相差AFシステムに対応しており、実質的に8000万画素のイメージセンサーを搭載していると言われています。裏面照射型で集光能力が向上しているとはいえ、ひとつひとうの画素は非常に小さくなっていると思われます。少なくともPhotons to Photosのテスト方式ではE-M1 Mark IIIなど、従来のマイクロフォーサーズカメラで使用している2000万画素センサーと大きな性能差は無さそうです(ダイナミックレンジ・低照度ISOにおいて)。RAWも従来通り「12bit ロスレス圧縮」となっています。
とは言え、手持ちハイレゾショットやライブND、ライブコンポジットなど、合成処理によってノイズを低減する手段がいくつか用意されているので、それらを駆使できる環境であれば、もう少し良好な結果を期待できるかもしれません(上限下限に変化は無いものの、ノイズ低減で上限いっぱい、下限いっぱいに使いやすくなる)。
また、他のウェブサイトにおける実写サンプルを見る限りでは高感度時のノイズが良く抑えられているように見えます。もう少し他のレビューサイトのサンプルや比較結果も見てみたいところ。
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