ePHOTOzineが正式発表されたばかりのキヤノン「PowerShot G5 X Mark II」のISO感度別サンプルイメージとハンズオンを公開しています。
- G5 Xから大きな変化があり、内蔵EVFがポップアップ式となり、バリアングルモニタの代わりにセルフィー対応チルトモニタを導入した。
- ソニーRXシリーズのように積層型センサーを使用しており、2000万画素のフル解像で最大30fpsのRAW連写が可能だ。
- レンズはG5 Xと同等の光学4.2倍では無く、光学5倍のズームレンズに更新されている。広角端でF1.8と明るく、望遠端でもF2.8を維持している。マクロは最短で5cm、測距点は31点だ。
- カメラは持ちやすく使いやすい。ボディは金属・プラスチックパーツで構成され、前後のラバーグリップを備えた良好な作りだ。
- 操作レイアウトは明瞭で見やすく、タッチ操作による操作も可能だ。
- メニューシステムは一眼カメラEOSシリーズと同じものとなっているので、既存EOSユーザーならば慣れ親しんだ操作性のはずだ。
- ファインダーは明るくハッキリとした見え具合で、236万ドットと適度な解像性能を備えている。ユニット下部には視度調整ダイヤルもある。
センサーと処理エンジンはG7 X Mark IIIも同じとなっているので、今回のISO感度別作例はそのままG7 X Mark IIIにも当てはめることができそう。
従来の裏面照射型CMOSから積層型CMOSへと切り替わっていますが、高感度ノイズ耐性はなかなか良好なようですね。ISO1600?3200でもノイズがそこまで目立たず、ノイズリダクションとディテール保持が適度なバランスで維持しているように見えます。
ISO6400?12800はディテールの低下が見られるものの、低感度と同じような色再現を維持しており画質が破綻していません。レンズの明るさもあって使いやすそうなカメラに仕上がっている模様。これがRAW出力でどれほど画質を維持しているのか気になるところですが、少なくともJPEGメインの人にとっては面白い1台となりそうです。
(Camera Jabberでもハンズオンを公開しており、やはりISO3200が最大値と評価しています。)
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