更新履歴
- 2016.10.5:Camera Labs・価格コムレビューを追加
- 2016.9.23:レビューを数点追加
- 2016.9.17:楽天市場、Amazonのユーザーレビューも始まっているので、そちらも収集し始めました
- 2016.9.12:全体的に追加
- 2016.9.11:部分的に追加。「不具合」で検索すると現状で「これおかしいかな?」と思われる項目をHIT出来るようにしてあります。多くなってきた項目を細分化しました。
- 2016.9.9:とりあえず作成。迷える子羊の為のページにしていきたいと思います。発売2日目とあってバッテリー系のレビューはまだまだないっぽい。
まえがき
基本的には諸サイトでEOS 5D Mark IVを使って参考になるコメントを集めています。比較モデルがある場合には追記し、レビューサイトによるコメントはコメント末尾に()で参照元を記載しています。
各々が主観的なレビューとなってるので、あくまでも参考程度に受け止めてください。実機を家電量販店などにお触りに行く際のチェックポイント的な使い方をしていただければと思っています。
レビューはどんどん追記していく予定ですが、ある程度できった段階で終了する予定です。
レビュー:描写性能
解像力
- 高画素化されてトリミングに余裕がある(EF100-400 IS II+エクステンダーIIIユーザー)
- しっかりと解像するが、その高画素からレンズ性能を要求される感じがある
- 高画素機のため、新型レンズの性能を引き出しやすく楽しみが増える
- 弱めのローパスフィルターなので、解像力とモアレ対策のバランスが良好(KASYAPA)
- 最低感度の画質は明らかにEOS 5D Mark IIIよりも良好で、細部のディテールが増している。JPEG比較(IMAGING RESOURCE)
- D810やK-1の高画素機と比べると最低感度でのディテール表現は劣る。JPEG比較(IMAGING RESOURCE)
- 高画素・高解像を活かしたクロップ機能を使えない(EF-Sレンズが物理的に装着できない)のが口惜しい
色再現・評価測光
色再現
- 旧モデル(EOS 5D Mark III)や競合機種(D810、K-1、α7RII)と比べて再現は上手(IMAGING RESOURCE)
- 従来モデルと比べてコントラストが強めかもしれない(基本設定において)
- 人肌のトーンが変わっており、赤みが抑えられている。
測光
- 測距連動のスポット測光が欲しかった
- 評価測光はとても正確で露出補正で調整する機会は非常に稀だった(Camera Labs)
- トリッキーな背景に悩まされていた野生動物やスポーツの分野でもEOS 5D Mark IVの評価測光は頼ることができるものとなっている(Camera Labs)
高感度ノイズ
- 1/3段程度しか改善されていないようで、実際に見比べるとそれ以上と感じる。ISO32000でも安心して撮影できる。
- ローライトな環境での画質の進歩には目を見張るものがある(EOS 5D Mark IIとの比較)
- EOS 5D Mark IIIと比べて1.5?2段分の高感度画質が向上している。差が出るのはISO3200以上のJPEGにて。
- スポーツ撮影ならISO25600まで使えそう
- ノイズはEOS 6Dとドッコイ
- ノイズはEOS 6Dと比べてもわずかに良くなっているが、RAW形式メインの場合には恩恵をあまり大きく受けない
- ノイズはEOS-1D Xと比べて互角かそれ以上である。ISO25600以上では特に差が明確となる
- 夜間に手持ちで撮影できる感度とシャタースピードのバランスが良好
- ISO32000の画質に感動した(2件)
- フラッシュが使えないシーンで、この高感度性能は助かった
- 先行する他社機に追いついた。ISO 6400-12800程度までは普通に使用できる。(EOS 5D Mark III比較)
- ISO12800は十分実用範囲内(KASYAPA)(一般レビュー:2件)
- ISO32000は暗部にざらつきを感じるが、カラーノイズは全く感じない綺麗な印象で輪郭線も滲んでいない(KASYAPA)
- ISO6400ではD810やK-1と比べてディテールの表現は劣るものの、輝度ノイズはとても優れている。JPEG比較(IMAGING RESOURCE)
ダイナミックレンジ
- 低感度の、特にシャドウのダイナミックレンジが改善されている。高画素との相乗効果で風景を撮りやすくなった(RAW撮影メインの方)
- EOS-1D Xと比べて、僅かに向上しているかな?という程度。ISO1600ではEOS-1D Xの方がシャドウの復元力が高かった
- キツイ夏の日差しの中でハイライトとシャドウが両立している(KASYAPA)
- EOS 5Ds シリーズはダイナミックレンジにピーキーな部分があったが、EOS 5D Mark IVはそれを感じさせない安定感がある(KASYAPA)
画像処理・DLO・DPRAW
画像処理
- 従来モデル同様、サードパーティ製レンズでデジタル補正情報の誤認識あり。このため、補正オンだと周辺光量補正時に妙な映り込みが発生する場合がある(補足:シグマ35mmArtで症状が出ている方がいる模様です。個体によって発現するかまちまちみたいですが…。レンズのファームウェアアップデートで対応できるかもしれません)
- シグマが5D4との相性問題を公式発表(不具合)
DPRAW
- DPRAWは必要な時と必要で無い時があるので、MY MENUに登録して入り切りを楽にしている
- DLOでは連写が不可となるが、DPRAWは遅くなるが連写可能
- エクステンダーを使った際に目立つ2線ボケを解消する可能性を秘めている
- DPPで編集する気にならないので、Lightroomの対応が望まれる。しかし、DIGIC6+がとても良好な性能なので撮って出しJPEGメインでもいい気がする(EOS 6Dとの比較)
- EF50mmF1.2のネックだったフォーカスシフトが改善される(かも今後検証)
- DPRAWが将来的に動画で使えるようになると素晴らしい(NEWS SHOOTER)
DLO
- DLO(デジタルレンズオプティマイザ)がボディで使えることは喜ばしいが、撮影時に反映すると2秒ほど待たされる
- 撮影後に処理が発生するので連写ができない
動画
- 4K動画に256GBのSDXCで問題無く運用可能
- 動画メインで購入するとα6300やGH4に見劣りしてしまう
- コーデックが古く、ファイルサイズが大きすぎる、C-Logが使えないなど詰めが甘い部分が多い
- 4K動画時にドットバイドットで1.74倍にクロップされるため、広角レンズが使いにくい(NEWS SHOOTER)
- 1080p 4:2:2までの外部出力制限がかかる・C-Logがない・Motion JPEGな点が残念(NEWS SHOOTER)(Camera Labs)
- 動画撮影でデュアルピクセル CMOS AF+タッチパネルが利用可能な点はこれまで使ってきた機材の中で最も使いやすい(NEWS SHOOTER)
- 4K動画時にクロップされる割合からAPS-Cレンズが最適なのだが、EF-Sレンズは物理的に装着不可となっているのが残念だ(Camera Labs)
- MotionJPEGを採用したことに対して懐疑的にならざるを得ない。メモリーカード(もしくはCF)に要求される高速性が非常に重要となってしまっている(Camera Labs)
- C4Kのため、静止画として切り出す際はアスペクト比が通常の撮影と大きく異なる(Camera Labs)
- デュアルピクセル CMOS AFとタッチパネルが相まって動画撮影に集中できるのは良いポイント(Camera Labs)
- 動画撮影における発熱問題はミラーレス一眼と比べて優位性が高い(Camera Labs)
レビュー:機能・操作
オートフォーカス・ドライブ
ファインダーAF
- AF範囲の拡大がありがたい
- EOS 5D Mark IIで撮れなかったローライトなシーンでオートフォーカスが利くようになっている。
- EOS 5D Mark IIIと比べて食いつきがよくなった
- EOS-1D XよりもAF性能が上な点がうれしい
- EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II + Extender EF1.4x IIIでも全点F8対応のストレスフリーで軽快なAFが可能。EOS-1D Xの中央1点比較にも遜色ない結果なので、その性能は本物だ。安価に超望遠の世界を気軽に楽しめるのは素晴らしい
ライブビュー
- ライブビューのAF速度が非常に速く、他社のミラーレス一眼に引けを取らない速度感
- 三脚使用時にデュアルピクセルCMOS AFが光っている(KASYAPA)
- ファインダーAFでは認識しないような暗所においても、顔認識を使ったオートフォーカスは非常にうまくいきました(Camera Labs)
- ライブビューのサーボAFにはあまり期待していなかったが、結果はとても良好だった(Camera Labs)
ドライブ・連写
- EOS 5D Mark IIIから連写速度は大きく変わっていないが、小気味よい連写感がある
- バルブタイマーは歓迎すべき機能で、レリーズケーブルやリモコンの必要性を排除してくれる(Camera Labs)
操作性
操作ボタン
- 右親指で確認・拡大・削除が完結する6Dと比べるとやや慣れが必要
- AF選択ボタンが使いやすい(新設されたボタン)
- ほぼ完成されていた操作系に測距選択ボタンとタッチパネルが加わってブラッシュアップされている(KASYAPA)
- EOS 7D Mark IIに採用された静電式タッチパッドを搭載する電子ダイヤルがなぜか搭載されていない(Camera Labs)
- AFレバーの近くに配置されたAFエリア選択ボタンはとても押しやすく、M-Fnボタンのデフォルト設定を移動するに値する使いやすさだ(Camera Labs)
タッチパネル
- タッチパネルでの操作が軽快で快適(2件)
- とても便利だが、バリアングル液晶とセットで使いたかった
- EOS 5D MarkIIから乗り換えるとボタン配置が変更されているが、特に問題なかった。タッチパネルもあるので操作が容易。
- メニュー画面もタッチ操作可能なのでダイヤルで操作しなくて済むのは良い
- EOS 7D Mark IIやEOS 5D Mark IIIと比較してタッチパネルの存在は非常に大きいものだ。デュアルピクセル CMOS AFとの組み合わせは素晴らしい(Camera Labs)
処理速度
- 動作が軽快で快適な撮影ライフ
- EOS 5D Mark IIIとほぼ同じなので安心して使える
水準器
- カメラ右(グリップ側)を下にした場合にファインダー水準器が水平を示さなくなる(補足:不具合もしくは仕様。5Dsなどでも報告事例あり。ライブビューでは問題なく水平が表示される)
ケーブル類
- レリーズケーブルが独立したので暗い場所でも迷わず装着できる
シャッター
シャッター音
- EOS 5Ds Rよりも静かで驚いた
- やや期待外れ(5D2、5D3、6Dユーザー)
- シャッターフィールがニコンぽい、ファインダー像の消失時間が短縮されているので使っていて気持ちが良い
- シャッター音はEOS 5D Mark IIIと似ているので期待外れ。6Dと比べると煩い
- EOS 5D Mark IIIと比べるとシャッター音は下がっているが、6Dよりは音が大きい
- ワンショットの場合は鋭くキレのあるシャッター音ですが、連写時はやや音が大きくなる(Camera Labs)
- ライブビューにおける静音シャッターはとても静か(Camera Labs)
フリッカー
- EOS 5D Mark IIIで悩まされていたフリッカーは5D Mark IVの低減機能でとても安定し、露出精度も良好。(2件)
バッテリー
- EOS 6Dと比べて持ちが悪い(設定を試行錯誤中)
- EOS 5D Mark IIIと比べて減りが早い
- GPSとWiFiが電気を食っている印象
- GPS・WiFiをオフにしてもバッテリーを食っている印象
- テレコンだけを装着した状態で電源をオフにしておくとバッテリーを消耗する?(補足:価格コムのスレッドで話題になっています。不具合かどうかは現在不明です)
- イベントに参加して一日使えるくらいの持続力はある
- バッテリーの損耗は早いが、ミラーレス一眼と比べるとまだまだ優位性は高い。とはいえ、ミラーレス一眼はUSB充電に対応し始めている点は考慮すべきものだ(Camera Labs)
- シネマ4K動画を8分の間隔で12カットの撮影でバッテリーが底をついた。バッテリーはほんの少し暖かい状態だ。動画撮影における発熱問題はミラーレス一眼よりも優位性は高い(Camera Labs)
WiFi
- EOS 5D Mark IIでは出来なかったスマホとの連携が最高
- 4K動画やタイムラプス、ハイフレームレートの動画をコピーすること(そしてSNSにすぐアップすること)が出来ない点は残念だ(Camera Labs)
- FTPアクセスに失敗することがあり、ちょっとイライラした(Camera Labs)
- 無線LANによるパソコンのEOS Utilityから操作可能だが、快適な操作を実現するいはUSB接続が必要だ(Camera Labs)
GPS
- モード1はカメラの電源をオフにしてもGPSが動作するのでバッテリーの損耗が激しい。モード2は電源オフでGPSも停止する(Camera Labs)
レビュー:外装・サイズ
堅牢性・防塵防滴
- EOS 5D Mark IIIやほかの5Dシリーズと比べて、最も堅牢で防塵防滴性に優れている。(Lens rentals)
- 多機能で内部の構造が複雑になっている。多くの作業に影響するものではないが、修理が少し困難になるかもしれない(Lens rentals)
- メインの基盤にHDMIとUSBポートがはんだ付けされているのは残念だ。(スロットのみの交換が難しいという意味でしょうか?)(Lens rentals)
デザイン
- Mark IIIと比べてほぼ変わらない(2件)
- 良くも悪くもキヤノンらしいデザイン
- ちょんまげデザイン(1DX2)じゃなくて安心した
- アクセサリドアは程よい抵抗感で操作できる
- 外装の塗装がEOS-1D X Mark II同様のざらっとした物に切り替わっている(表面をウエスなどで拭きにくくなった)
ハンドリング・携帯性
重量・サイズ
- EOS 5D Mark IIIよりも明らかに軽く感じる
- 多機能化された割にコンパクト
- 3000万画素・GPS・WiFi搭載でこのサイズなら携帯性は十分
- EOS 7D Mark IIと比べてもそう大きな感じを受けない
- EOS 6Dと比べてもそう重さを感じない
- おお!軽い!(KASYAPA)
- 多機能化しているものの、内部空間には余裕がある。もう少し小さく作ることが出来る可能性を残しているが、操作性を落とさないようにこのサイズを維持したかったのではないか?(Lens rentals)
ハンドリング
- ハンドリングはEOS 5D Mark IIIと変わらない
- グリップを握る際にアクセサリードアがぐらつく、EOS 7D Mark IIと比べてドアに隙間がある
発熱
- メニューをいじっているとボディがやや発熱している
- ライブビューをしているとボディが暖かくなる
ファインダー
- EOS 5D Mark IIIよりも見やすなった
- EOS 5D Mark IIIと比べてクリアになった(気がする)
- ファインダー内の情報が暗所だと見づらい(赤く点灯するのは測距移動時・選択時のみ)
- ミラーレス一眼のトップクラス(X-T2やα7RII)と比べるとファインダー倍率は小さいが、バッテリーの損耗具合やファインダー像のフィードバックを考慮すると光学ファインダーとしては良好な造りだ(Camera Labs)
モニター
- ドット数が増加しているのでとても見やすい(EOS 5D Mark III比較)
- 色調整も出来、ドットも増えているので良い(EOS 5D Mark II比較)
- EOS 5D Mark II・IIIときてIVに乗り換えで、液晶がとても綺麗で歴然としている。文字がしっかりと見える。
- 5Ds用の保護フィルムでも問題無く貼れた
- EOS-1D X Mark IIと同程度の明るくて鮮明な液晶モニターだ(Camera Labs)
- 固定式の液晶モニタは可動式が一般的なミラーレス一眼と比べてマイナスポイント(Camera Labs)
- センサーサイズとアスペクト比が同じなので、モニタ一杯にライブビューを表示することが出来る。反面、ヒストグラムを表示する時にライブビューが見えづらくなる(Camera Labs)
バッテリーグリップなどアクセサリ
バッテリーグリップ
- バッテリーグリップは細身になってグリップしやすくなっている。剛性も十分
- 5D Mark III用のRRS製L型プレートは装着可能だが、バッテリー交換が出来なくなる
メディアスロット
- 1D Xの1800万画素と比べると情報量が多くなっているので、CFカードやパソコンスペックを上げたくなる。特にDPRAWで撮影すると1枚70MBを超えてくるので尚更だ
- カードスロットがCF/UHS-Iな点は残念(Cfast、UHS-IIが良かった)
- 4K動画を搭載しているにも関わらず、UHS-Iは残念(Camera Labs)
価格について
- 高い!(D810やK-1と比べて)
- 高い!(EOS 5Dシリーズと比べて)
- 価格以外はおススメできるモデルなのだが…
- キャッシュバックキャンペーンのアルミトランクはない、せめてバッテリーグリップにならなかったものか…
- 高いが清水の舞台から飛び降りただけの事はあった(満足している)
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