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キヤノン EOS Kiss X10 最新情報まとめページ

このページではキヤノン製一眼レフカメラ「EOS Kiss X10」に関する最新情報を収集しているページです。

最新情報・速報

  • 2019-06-12:DPReviewがレビューを掲載しています。
  • 2019-05-18:DPReviewがサンプルギャラリーとスタジオシーンテストを公開しました。
  • 2019-04-30:PhotographyBlogがサンプルギャラリーを掲載しています。
  • 2019-04-26:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。
  • 2019-04-18:ePHOTOzineがISO感度別作例を掲載しています。
  • 2019-04-10:キヤノンがEOS Kiss X10を正式発表しました。

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購入早見表

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バッテリーパックLP-E17
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海外の評価

DPReview

初心者フレンドリーな一台

好き
  • 良好なJPEG画質
  • 一眼レフとしては小型軽量
  • ガイドモード
  • 優れたクオリティ
  • 快適なグリップと操作性
  • デュアルピクセルAF
  • 十分な性能のファインダーAF
  • 優れたバッテリーライフ
  • 強力な通信機能
嫌い
  • ファインダーが小さいかも
  • ライブビュー時のバッテリーライフ
  • USB充電非対応
  • 動画画質
  • ボディ内RAW現像無し
  • APS-Cキットズームのボケ量

全体的にとても楽しめる要素が盛り込まれたコンパクトな一眼レフカメラ。優れた画質に光学ファインダーやライブビュー撮影体験など多様性に富んでいる。光学ファインダーやバッテリーライフが気にならないのであればEOS Kiss Mと言った選択肢でも良いだろう。

動画に関して言えばあまりおススメできない。他のカメラやスマートフォンのほうがおススメだ。

操作性を重視したり、アクションスポーツ向けのカメラでは無いが、初心者のための優れたガイドモードが搭載されている。面倒な操作抜きに良好な画質の写真を確実に撮影することが可能だ。

キットレンズではスマートフォンと差別化するのは難しいかもしれない。しかし、コンパクトで素敵な撮影体験ができるこのカメラは価値のある一台だ。

  • PEN E-PL9と比べて
    1600万画素のマイクロフォーサーズだ。より小型でより高画質な動画撮影が可能である。とは言ったものの、Kiss X10はより良好な静止画画質を持ち、光学ファインダーを備えている。
  • EOS Kiss Mと比べて
    X10と同様、使いやすいカメラだ。光学ファインダーの代わりに電子ビューファインダーを装備している。残念ながらX10と同等のガイドモードでは無く、操作は複雑だ。そして対応するレンズは少ない。
  • α6000と比べて
    スペックシート上では強力なライバルのように見える。しかし、JPEGの発色はあまり好みでは無く、RAW現像の際に多くの手間が掛かるはずだ。そしてキットレンズの画質はX10より悪い。さらに複雑なメニューシステムや操作性、カスタマイズは初心者向けと言うよりも熟練ユーザー向けである。素晴らしいカメラだが、Kiss X10ほど初心者フレンドリーなカメラでは無い。

EOS Kiss X10はじっくり写真撮影を取り組もうとしている初心者に最適な選択肢だ。携帯性が良好で写真撮影をリアルタイムで学ぶのに役立つ機能が揃っている。Kiss X10がターゲットとしているユーザー層にとってはコストパフォーマンスの高いカメラとなり、素晴らしい写真を撮ることが出来るはずだ。

ePHOTOzine

  • アルミとグラスファインダー製のシャーシに外装はポリカーボネートを使用しているようだ。一般的なプラスチックよりも頑丈である。
  • 外観は従来通りで、金属製・金属ライクなデザインのミラーレスと比べて価格なりとなっている。
  • ボディサイズは少し小さすぎると感じるかもしれないが、旅行用のコンパクトな一眼レフカメラが欲しい人にとって最適だ。小さいボディだが他の一眼レフと同様の操作性を備えている。
  • 方向ボタンをショートカットボタンとして利用することは出来ない。
  • 3インチのタッチパネルモニタは素晴らしい視野角を備えている。明るくシャープで色再現性は良好だ。
  • カメラの色再現性・彩度は良好で肌色は心地よい。
  • 露出は信頼でき、露出補正が必要な場合はめったにない。
  • 高感度ノイズはISO1600まで十分良好だ。ディテールは低下し始めるものの、依然として良好な画質だ。ISO3200でもノイズは増えるが見栄えは良い。ISO6400でよりノイズは目立つが、まだ実用的な画質だ。ISO12800はさらにノイズが強まるので避けたいと感じることだろう。ISO25600や51200は明らかに避けるべきだ。
  • 競合カメラと比べて同程度の画質だが、(D3500との比較では)ISO6400~25600で僅かに良好だ。しかしα6400やX-T30などと比べるとやや悪い。
  • AWBは蛍光灯下でも良好に動作するが、混合光の場合は少し暖色傾向を示す。
  • 動画撮影はFHDの電子手ぶれ補正無しでフル画角となるが、4K動画では強いクロップ倍率となる。

小型軽量で優れた色再現性と操作性、向上したノイズ耐性と光学ファインダーを備えたカメラだ。そして見事なバッテリー寿命である。

ただし、ミラーレスと比べて劣っている部分がある。それはサイレント撮影機能が無かったり、連写速度が遅かったり、視野率100%ではないファインダーだったり、USB充電非対応などが挙げられる。そして4K動画を重視する人にとって大きなクロップ倍率はがっかりするだろう。(一方でFHDでは効果的な電子手ぶれ補正とマイク端子を備えている)

小型軽量ボディで使いやすいボディデザインは初心者に対して訴求力がある。しかし、より高度な操作性や撮影機能を備えていればより魅力的なカメラとなっていただろう。従来のEOSシリーズとレンズを所有しているのであれば魅力的な選択肢となるはずだ。

長所:バリアングルモニタ・優れたノイズ耐性の2400万画素センサー・4K・優れた色再現性・使いやすいメニューと操作性

短所:ファインダー使用時は9点AF・ミラーレスと比べて連写速度が遅い・パノラマモード非対応・カメラ設定に素早くアクセスできない

DPReview 知っておくべきポイント

  • Kiss X9と同じサイズ、ほぼ同じ重量だ。新しカメラバッグに切り替える必要は無い。デザインの変更は軽微で赤目軽減ランプが無くなった。
  • 従来通りかなり古い9点AFシステムを使用しているが、ライブビューではデュアルピクセルCMOS AFで水平88%、垂直100%をカバーするAFシステムだ。キヤノン製一眼レフとしては初となる瞳AFを実装している。
  • トッププレートからWiFiボタンが無くなり、モードダイヤルの項目数が減っている。
  • 背面レイアウトはX9との違いが無い。全く同じに見える。
  • 光学ファインダーは従来通り、35mm判換算で0.54倍と小さな倍率だ。視野率は95%である。
  • バリアングルモニタはセルフィーやウェストレベルやカメラを掲げての撮影に最適だ。
  • キットレンズは従来のF4.5-5.6では無く、F4-F5.6となっている。
  • USB2.0端子でバッテリーを充電することは出来ない。
  • バッテリーライフはX9の650枚から1070枚と魔法を使ったかのように増えている。
  • 4K動画は最大120Bbpsで23.98p(25p)だ。残念ながら2.64倍のクロップでコントラストAF限定である。

過去履歴

2019-04-10:EOS Kiss X10とKiss X9のサイズ比較

リークされている画像を元にX9と見比べてみました。

全体的にEOS Kiss X9と同じデザインを採用していますが、モードダイヤルが簡略化され通信機能ボタンが無くなっています。

2019-04-09:EOS Kiss X10のスペックと発売予定日がリークされる

ネット上でEOS Kiss X9の後継モデルと思われる「EOS Kiss X10」の情報がリークされ始めました。主だった情報は上記まとめに追加。

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