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ペンタックス smc PENTAX-DA 17-70mmF4AL[IF] SDM 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「smc PENTAX-DA 17-70mmF4AL[IF] SDM」の情報を収集しています。

データベース

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

レンズタイプ 標準ズーム
焦点距離(35mm判換算) 17-70mm(26-107mm)
開放絞り値 F4
最小絞り F22
画角 79°-23°
レンズ構成 12群17枚
絞り羽根枚数 7枚
最短撮影距離 0.28m
最大撮影倍率 0.31倍
フィルター径 67mm
最大径 x 長さ 75 x 93.5 mm
質量(重さ) 485g

レンズ構成図

smc PENTAX-DA 17-70mmF4AL[IF] SDM

紹介

2008年の発売当初は「全世界から予想を大幅に上回る注文」で発売がずれ込んだと言う。35mm判換算で26-107mmを開放F4でカバーする使い勝手の良い標準ズームレンズだ。

接写能力が高く、0.31倍の撮影倍率(35mm換算で0.46倍)とハーフマクロに迫る。便利な標準ズームレンズにおいて「小さい被写体に寄ることが出来る」という性能はかなり重宝するもので、旅行なのでふっと目にした小物や植物を主役として置きたい場合にその使い勝手の良さが分かる。

フォーカスリングのデザインは同時期に発売されているDA10-17mmやDA12-24mmと似通っており、クイックシフトフォーカスが可能。但し、マニュアル操作はやや軽めで、シビアなピント調整には向いていない。特に接写し易いこのレンズではMFを使う場面も多いと思うが、この点においてやや使い勝手がマイナス。

レンズ前玉にはSPコーティングを採用しているので、フィルター無しで多少ラフに扱っても問題無い印象。とは言え、防滴レンズでは無いのでハードなロケーションに持って行くにはやや不安要素が残る。

純正に拘らなければシグマの『17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM Contemporary』という選択肢がより安価で存在する。広角端における開放F値が明るく、接写性能も本レンズより高いので広角でボケを作りやすいのは一つのポイントだ。開放付近での解像力はドッコイなものの、SLDガラスを使った収差補正はシグマの方が良好。絞って風景写真であれば良い選択肢となる。但し、自重で鏡筒が伸びたりクイックシフトフォーカス非対応だったりと運用面で気になる部分がある。

海外の評価

ePHOTOzine

総合評価 3.5点(5点満点中)

Good
  • とても良好な中央解像力
  • 素晴らしい中央の色収差補正
  • 接写性能
  • クイックシフトフォーカス
  • 静音AF
  • F4通
Bad
  • 端の解像力が低い
  • 17mmにおける端の色収差が目立つ
  • AFは早くない
  • 防滴構造ではない

Lens Tips

Good
  • 標準的な焦点域をカバーする堅牢な鏡筒
  • 非常に良好な中央画質
  • 広角端から良好な四隅の画質
  • 良好な色収差補正
  • 同クラスでは良好な透過率
  • 静かで速いオートフォーカス
Bad
  • マニュアルフォーカスリングが軽すぎる
  • さらにリングが小さすぎる
  • 逆光耐性
  • 広角端の端における解像度

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