Nikon Rumorsがニコン関連の情報を発信。2017年に発売した一眼レフカメラ「D850」が海外の店頭から姿を消しつつあると言及しています。
史上最高のデジタル一眼レフカメラ ニコンD850が徐々に店頭から姿を消しつつある。
- Adorama:バックオーダー
- Amazon:掲載終了
- B&H Photo:在庫あり
- Foto Erhardt:掲載終了
- Park Camera:在庫切れ
D850は2017年に発表された。
2年前にはすでに、ニコンがデジタル一眼レフカメラの製造を中止したという報道があった。
(訳注:ソースは日経新聞)
とのこと。
海外の小売店ではD850の販売を終了する動きがあるみたいですね。これが地域限定の話なのか、全体的な話なのか今のところ不明。参考までに国内小売店の状況は以下の通り。
- カメラのキタムラ:納期約1-2週間
- ビックカメラ:在庫あり
- ヨドバシカメラ:在庫僅少
- マップカメラ:在庫あり
- ニコンダイレクト:販売中
特に生産完了・販売終了の動きはありません。スペック的には十分な一眼レフカメラであり、ライブビューを多用しなければ今でも現役。一眼レフカメラの選択肢が徐々に少なる中で、高解像モデルとしては最良の選択肢。(ミラーレスの実質的な後継モデルとなる「Z 8」が昨年登場していますが)
とはいえ、(Zカメラ・レンズの拡充と裏腹に)FマウントのNIKKORレンズは徐々にラインアップが減少。ニコンがFマウントを終了するのは時間の問題のように見えます。一眼レフカメラはすでに生産を終了しており、人気のD850から在庫がなくなり始めていたとしても驚くことはありません。今のところ、適正価格のD850在庫は残っていますが、これから徐々に減ってくるかもしれませんね。
短い間でしたが、私もD850ユーザーでした(翌年に「Z 7」へ乗り換え)。
一眼レフカメラとしては確かに完成度の高いカメラで、時に大きな不満はなかったと記憶しています。搭載している4500万画素センサーの画質は今でも第一線と言って良いものであり、一眼レフとしてのAF性能も非常に良好。ライブビューのコントラストAF以外は長く使える性能に仕上がっていると感じました。
今からD850の購入をすすめるか?というと、光学ファインダーの利便性や情熱以外では「Z 8」をお勧めします。比較して高価ですが、被写体検出を活かすAFや背面モニターを使ったAFが重要であれば乗り換える価値はあるのかなと。他にも手振れ補正とか、プリキャプチャとか、etc...
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