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OM SYSTEM × ミレー ウェアラブルポケットII レビュー

OM SYSTEM と ミレー のコラボレーション商品「OM SYSTEM × MILLET オリジナルウェアラブルショルダーフォトポケットII」のレビューを公開しました。

製品提供

本レビューに使用している製品は無償貸与されたものを使用しています。
ただし、メーカーからの金銭授受や内容調整は行われていません。

簡易的なまとめ

やや高めですが、バックパックに5つのポケットを追加できる便利なアイテム。フックとストラップで固定でき、脱落する可能性を低く抑えています。

初期型と比べてポケットが大きくなり、フード付きのレンズやスマートフォンを入れやすくなっています。

製品のおさらい

  • OM SYSTEM 商品ページ
  • OM SYSTEM ストア
  • 販売価格:¥9,800
  • フランスを代表するアルパインブランド 「ミレー」との共同開発
  • アウトドア撮影向けのアイテム
  • バックパックのショルダーハーネスに簡単に取り付けることができ、交換レンズやアクセサリーを素早く取り出せる着脱式フォトポケット
  • 交換レンズやバッテリーなどの撮影アイテムの収納が可能
  • 初代モデルのコンセプトを継承しつつ、上下ポケットの容量を約10%拡大
  • 上部ポケットには二重メッシュ構造を採用し耐久性を向上
  • 固定用テープの追加により装着時の安定性向上

所有しているバックパックのショルダーハーネスに追加のポケットを取り付けることができるアイテムの改良版。

前モデルより10%拡張した大きめのポケットが2か所あり、バックパックを地面に下ろすことなく機材の出し入れが可能です。特に素早い出し入れが必要となるシーン、出し入れする頻度が多いシーンで重宝します。

販売価格はやや高めですが、バックパック交換の際に付け替えて利用可能。長期間使うことが出来る便利なアイテムと考えることもできます。

実際に使ってみる

外観・素材

冒頭で明記したように、提供のあった製品が手元にあります。主な素材はポリエステルで、通気性の良いメッシュ生地。縁取りが厚めの生地で覆われているため、ラフに扱っても破れたり破損する可能性は低い。右用にはミレーのロゴと、上部にOM SYSTEMのロゴがプリントされています。

背面にはハーネスに巻き付けるためのストラップが3か所にあります。固定方法は留め具にゴム紐をひっかけるだけ。形状から外れにくくなっており、使用中に脱落する可能性は低い。ハーネスのサイズに合わせてストラップを絞ることも可能。

(バックパックのスタビライザーストラップに引っ掛ける)上下のフックはプラスチック製。経年劣化で破損するとしたら、このフックの部分。とはいえ、バックパックに取り付けてしまえば触れることのない部品なので、過度に心配する必要はありません。破損したとしても、前述した3か所のストラップをバックパック側のハーネスに巻き付けているので、直ちに脱落することはありません。

ポケット

上部ポケットは2重メッシュ構造になっており、初期と比べて耐久性が向上。アクセスしやすく、使用頻度の高いポケットなので、「破れて貫通しにくくなった」のは重要。

上部ポケットは500mlのペットボトルに対応。「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」だとポケットが深すぎるくらいで、フード装着のまま収納可能。「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」の長さでちょうど良いくらい。

初期型上部ポケットはレンズフードを装着しているとポケットの直径が足りません(上部画像・取り出しが難しくなる)。フードが収まるくらいの直径になっているとよかった。

改良されたII型では間口が広がっているため、フードを装着したままでも収納可能となりました。25mm F1.2 PROのフード(直径約80mm)くらいならば入れることが出来ます。ただし、40-150mm F2.8の大きなフードは入りません。

(上部画像:左が初期型・右がII型)

間口が広がったことで、スマートフォンも収納できます。素早く出し入れしたい場合に便利。ちなみに、カメラ用のシューティンググリップなども収納可能。外付けフラッシュは小さなモデルであれば収納できるかもしれません。

(上部画像:左が初期型・右がII型)

よく見てみると、上部ポケットの取り付け位置が少し低くなっています。公式サイトで言及していませんが、さりげなく改善している可能性あり。初期型はポケットの位置が少し高すぎると感じていたので、歓迎したいポイント。

下部のポケットは浅底ながら、「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」が程よく収まる程度の大きさ。ただし、レンズフードは入りません。下部ポケットの間口サイズは従来通りのはず。

マイクロフォーサーズ用の単焦点レンズであれば、望遠レンズでもない限り問題なく収納できると思います。フルサイズ用の35mm F1.8や50mm F1.8も問題無し。25mm F1.8や60mm F2.8 Macroなど、マイクロフォーサーズマウントの外形とあまり変わらないサイズであればフードごと収納可能。

左側用の裏側にはジッパー付きのポケットがあります。出し入れの頻度が少ない鍵やカメラ用工具などを入れておくのが良さそうです。

バックパックに取り付ける

上下二か所のフックをバックパックの細いストラップ部分に取り付けます。取り付ける部分が無い場合、バックパック上部の手持ちフックに引っ掛けるという方法あり。

今回取り付けたのはLoweproのプロタクティック 450AW。スタビライザーストラップ部分にフックを引っかけて固定しています。

上部フックには固定用テープが追加されているので、装着時の安定性が向上しています。余分なストラップをテープで固定することも可能。

ポケットは上下のフックと3か所のストラップでハーネスに固定しているため、重いレンズをポケットに収納してもずれる心配はありません。

チェストハーネス

バックパック本体にチェストハーネスが無い場合、ウェアラブルポケットに備わっているチェストハーネスを利用することができます。これで両ハーネスを固定することで、ポケットからの出し入れが安定します。

体験談

Loweproのプロタクティック BP 450AWに装着。ストラップ類がごちゃっとするものの、問題なく背負うことが可能。

ポケットが圧迫されることなく、物を出し入れすることができます。上部ポケットは大口径・超望遠ズームレンズ以外はフードごと収納可能となりました。望遠レンズもフードを外せば入る可能性が高い。

レンズ以外にも、スマートフォンやレンズメンテナンス用のブロアやペンを入れておくことも可能。個人的にはレンズ入れるよりもスマホやブロアの収納頻度が高め。有線で音楽プレーヤーを使うこともできそうですが、周辺環境には気を付けたいところ。

暑い季節には飲料や氷嚢、扇風機を出し入れできる点で重宝しそうです。重い物を入れても揺れることがないので、撮影時にバランスを崩すことがありません。(カラビナタイプのペットボトルホルダーで経験あり)

ちなみに、バックパックを地面に下ろす際、ショルダーハーネスが地面と(それなりの速度で)接触します。ウェアラブルポケットにクッションなどの保護機能はなく、収納しているレンズへのダメージが気になりました。レンズをポケットに収納したままバックパックを地面へ下す際は注意が必要。このあたりは初期型のままです。(↑の画像は初期型)

まとめ

ポイント

  • 2点セットでやや高価な拡張アイテム
  • 計5つのポケットをバックパックに追加
  • 上部ポケットに入る物が増えた
  • 2か所のフック、3か所のストラップでハーネスにしっかり固定
  • メッシュ生地で蒸れにくい
  • レンズ収納時は破損を防ぐため、ハーネスを雑に扱いにくい

やや高めですが、バックパックに5つのポケットを追加できる便利なアイテム。フックとストラップで固定でき、脱落する可能性を低く抑えています。ポケットが大きくなり、スマートフォンを入れやすくなったのが個人的に大きなポイント。

初期型から引き続き、酷暑が続く夏の季節に飲料を複数携帯できる追加ポケットはありがたい。ハーネスに固定するのでペットボトルが不安定とならず、必要な時にさっと水を飲むことが出来ます。長時間の撮影を継続するうえで特に重要だと感じました。

レンズ収納としてはどうか?
便利と感じる人もいると思いますが、バックパックの脱着が多い人には向いていません。前述したようにレンズの破損を防ぐためストラップを雑に扱うことができなくなります。その都度、慎重に地面へ降ろさなければならず、手間と感じてしまいます。多少ラフに扱っても気にならないものを収納するのに適しているのかなと。

単にバックパック用のペットボトルホルダーが欲しいだけであれば、ミレー「ボトルホルダー ライト」が2200円で売っています。とはいえ、追加ポケットが複数必要な場合はOM版が効果的かつ経済的。

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