2024年10月30日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。既存のAPS-C用望遠ズームとは異なる「50-250mm F4.5-6.3」「50-250mm F4.5-5.6」を想定したような光学系の実施例を含んでいます。
概要
- 【公開番号】特開2024-154136(P2024-154136A)
- 【公開日】令和6年10月30日(2024.10.30)
- 【発明の名称】ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
- )【出願日】令和5年4月18日(2023.4.18)
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 高い光学性能を有し、高変倍比且つ小型なズームレンズを提供すること。
- 【背景技術】
【0002】
近年、撮像装置に用いる撮像光学系として、高い光学性能を有し、高変倍比且つ小型なズームレンズが求められている。実施例1
- 焦点距離:51.50-241.32
- F値:4.64-6.49
- 半画角:14.86-3.24
- 像高:13.66
- 全長:146.34-188.78
- バックフォーカス:17.00-30.58
実施例3
- 焦点距離:50.20-241.32
- F値:4.64-5.77
- 半画角:15.22-3.24
- 像高:13.66
- 全長:140.00-185.63
- バックフォーカス:22.47-31.57
APS-C用の望遠ズームレンズには「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」が存在しています。比較して今回の実施例はズームレンジがやや広く、口径がやや大きめ。ただし、区別化できるほどのスペック差にはならないと思われ、今回の実施例が商品化される可能性は低そうに見えます。沈胴構造で全長を短く収納できるのであれば面白そうですが…。
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