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【撮影方法】クリスマス本番に向けたイルミネーション撮影の『失敗集』

油断していると全てNGカット

KS2P7614

さてさて、クリスマスイヴまで残り4日となりました。
既に有名ドコロのイルミネーションは見に行かれた方も多くいらっしゃると思う。

私もそんな一人。

しかし、イルミネーションをガッツリ撮るのは初めてだったので色々と失敗
いや、失敗しかなかったと言っても良い。今回はそんな失敗例のお話

明るいレンズがいい訳じゃない

光量が不足するかと思って『smcPENTAX DA★55mmF1.4 SDM』を『PENTAX K-S2』に、取り敢えずコレも持っていくかと『HD PENTAX DA16-85mmF3.5-5.6 ED DC WR』を『PENTAX K-3』に装着して福井県敦賀市のミライエのイルミネーションを見に行った。

KS2P7566

まずは明るいレンズの失敗例。
シャッタースピードを稼ぐために絞りを開け気味で撮影。

すると点光源にガッツリとパープルフリンジが発生した。やっちまったぜ…。

しっかり絞って撮影すれば解消出来るみたいだが、生憎と嫁さんと一緒に来たので三脚を出している余裕も無く…。
大口径レンズではよくある傾向なので、同様のレンズで出撃する方は注意。

改善方法は絞って撮影する事。
手振れへの対応は高感度を利用するか、三脚を使うかのどちらかを選ぶ必要がある。
スローシャッターになると動いている人が写り込む場合はブレてしまうので、高感度でシャッタースピードを早めるしかないだろう。こういう時に高感度番長のカメラがあると良いよね。フルサイズとかフルサイズとかフルサイズとか…。

よくあるオススメの組み合わせは『EOS 6D』+『EF50mmF1.8STM』とか『D750』+『AF-S Nikkor 50mmF1.8G』等で高感度を利用した絞り込んでの撮影が便利。手持ちで気軽に撮れるのは良いよね。

玉ボケつくりゃあ良いって訳じゃない

KS2P7603

KS2P7573

さてこの二つの画像、見てお判りになると思うが実に不快な感じの写りになった写真2枚。

上の写真は点光源が多すぎて、玉ボケが多すぎて飽和状態。下の写真は大口径レンズでよくある口径食(周辺部の玉ボケが角ばる事)でレモン型になってしまっている。

これも前述した「大口径レンズを開放、もしくは開放気味で撮影」した際に起こりやすい現象の一つ。絞り開放でピントを敢えて外すことで大きな玉ボケを演出できるけども、微妙な距離の微妙な大きさの玉ボケが無駄に主張してこうなってしまった。

点を点として写すレンズは高級レンズに多い。

サジタルコマフレアに気をつけろ!

IMGP7185

 

IMGP7186

 

お次は持て余していたK-3とDA16-85mmにて。

大口径レンズと違って点光源が主張しないので、精神的に不安定になりそうな写真は量産されなかった。特にイルミネーションのトンネルは綺麗に撮れたと「思った」。いや、背面液晶を観る限り「よし」と思ってしまったんだ。

ところがどっこい。

お家に帰ってよく見てみると、周辺部の点光源がなんとも気持ち悪い形をしているじゃあありませんか。
これがサジタルコマフレアと言うものらしく、
虹色の旋律」と言うウェブサイトで分かり易く解説されている。

こちらも絞りこむ事である程度解消される。
残念ながら、キャッキャしながら嫁さんと撮影していたら絞って撮るのを失念していた。
ということで、成功例はまた後日談。

その他注意点

バッテリーの持ちが悪い

寒いからね。バッテリーの持ち具合が体感でグッと落ちます。予備バッテリーをお探しならコチラ

人が多いので三脚は難しい

大変邪魔になるので三脚はNG。若しくは人の以内時間帯を見計らって行おう。そもそも三脚NGのところもあるので要確認。ゴリラポッドなんか便利でコンパクトで良いのじゃなかろうか?

レンズ交換時は注意

これが色々落とすんだな。レンズキャップを無くした愚か者が言うのだから間違いない。特にクロスフィルター

点光源に強いと言われるレンズ達

SIGMA 18-35mmF1.8 DC HSM

AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

言わずと知れた、伝統の58mm。ノクトニッコールの性質を踏襲するレンズ。ニコン曰くノクトを超えたレンズ。

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気が向いたら続々更新

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