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NIKKOR Z 40mm f/2は絞り開放が甘いものの使いやすいレンズ

Lesnumeriquesがニコン「NIKKOR Z 40mm f/2」のレビューを公開。絞り開放の解像性能低下を指摘していますが、小型軽量で使いやすいレンズに仕上がっていると評価しています。

Lesnumeriques:Test Nikon Nikkor Z 40mm F/2 : un petit objectif bon à tout faire

外観・構造:

  • 全体的にプラスチック製で、レンズマウントも同様だ。
  • 防塵防滴仕様である。

携帯性:

  • 全長4.5cm、重量170g未満と本当にコンパクトで軽量だ。
  • Z 5やZ 50など小型カメラと相性が良い。

操作性:

  • 側面にスイッチ類はない。
  • コントロールリングはカスタマイズで絞りやISO、露出補正の操作も可能である。
  • リングの回転はとても滑らかだが、フォーカス以外のパラメータを操作するのは難しい。

フォーカス:

  • 非常に高速で応答性が高い。

手ぶれ補正:

  • 光学手ぶれ補正は非搭載だ。

解像性能:

  • F2~F2.8でシャープネスがかなり低下している。
  • F4まで絞ると顕著に改善し、F5.6でさらに向上する。
  • 絞り開放付近を除けば均質性が良好だ。
  • キヤノンのRF50mm F1.8 STMと比べると絞り開放の性能が少し良好だが、絞るごとにキヤノンが良好となる。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 描写は良好だ。
  • 玉ボケは円形で、口径食の影響は小さい。

色収差:

  • 良好な補正状態だ。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 歪曲収差はほとんど無い。

周辺減光:

  • F2で特に顕著だ。
  • 絞っても解消することは無い。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 記載なし。

総評

全体的に使いやすく、F5.6まで絞れば満足のいくシャープネスを得ることができる。ただし、絞り開放付近で性能が大きく低下するのは残念だ。それでも携帯性が良く、多くの撮影に持ち歩くことができるレンズ資産となるだろう。

  • 長所
    ・F2
    ・F5.6で良好なシャープネス
    ・歪曲収差の補正
    ・コントロールリング
    ・防塵防滴
  • 短所
    ・F2のシャープネス
    ・ショートカットボタンなし
    ・周辺減光が目立つ
    ・手ぶれ補正なし

とのこと。
2022年5月現在でNIKKOR Zレンズの中では最も手ごろな価格の単焦点レンズですね。特に高価なレンズが多いZレンズの中で、3万円以下で手に入る選択肢として検討している人も多いのではないかなと思います。Lesnumeriquesのテストでは絞り開放付近の解像性能がパッとしないものの、そのほかの結果が概ね良好となっています。価格を考慮するとバランスは良さそうですね。

私もZ 7やZ fcと組み合わせて使用。Lesnumeriquesが指摘しているように周辺減光が目立つので、場合によってヴィネッティング補正や後処理が必要と感じます。解像性能は遠景だとまずまず良好ですが、近接時の収差変動が大きく、接写時は球面収差の影響がかなり強くなるように見えます。滲むような柔らかいボケを得る場合は長所となりますが、解像チャートなどとの相性は悪いと感じるはず。接写時に解像性能が必要な場合、確かにF4付近まで絞ったほうが良いでしょう。
使い勝手に少し癖があるものの、その辺を楽しむことが出来れば手ごろな価格の単焦点レンズとしてはコストパフォーマンスの高さを感じることができるはず。

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