タムロンのフルサイズミラーレス用交換レンズ「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 Model F051 」レビューページにマクロテストの結果を追加しました。
今回は前置き無しでちゃちゃっと実写を確認してみましょう。
マクロ
撮影距離はMFにて最短撮影距離で設定。クロップ拡大率は遠景解像テストと同じ。
中央領域は絞り開放のF2.8から良好。2段ほど絞ることでピークに達し、F11までパフォーマンスを維持。2400万画素のα7 IIIならばF16も良好な解像性能を維持しています。
像高5割付近は中央と比べてやや甘いものの、等倍確認さえしなければ良好な見映え。絞るごとにパフォーマンスが向上し、F11付近でピークを迎える。
フレーム端は絞り開放だと甘い。この辺りは望遠マクロレンズと比べて不利と感じるかも。ガッツリ絞ってもあまり改善しませんが、敢えて言えばF11がベスト。
広角マクロと言うことで四隅に被写体を配置した撮影もありかと思いますが、像の甘さには要注意。四隅に配置するならF11まで絞る、開放付近を使うのであれば中央~像高5割に抑えておくと良いでしょう。
正直に言うと、「1:2」の接写性能はおまけと考え(被写体を中央配置なら問題無し)、競合レンズと同じ最短撮影距離でよりハイパフォーマンスな光学性能を発揮すると考えたほうが良さそう。
軸上色収差
色収差補正は完璧では無く、F2.8で僅かに色ずれが発生しています。画質を大きく損なうものではありませんが、極端なコントラスト差のある領域で稀に目立つ可能性あり。
前後のボケ質を見比べると、前ボケのほうがやや硬く、後ボケは比較的柔らかい。明らかに後ボケよりの調整が施されており、前ボケにおける色づきが目立つ。後ボケは輪郭が少し滲んでいるので収差が目立ちません。
1段絞ると緩和し、2段絞るとほぼ解消します。
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