このページではキヤノンのフルサイズミラーレス「EOS R」のM-Fnバーに関するレビューを掲載しています。
EOS RのM-Fnバー レビュー
M-Fnバー 操作性

M-Fnバー
設定できる項目は大きく分けて「ISO」「ホワイトバランス」「ピント・情報表示」「動画撮影」「フレキシブルAE」「AF」の6種類。
この6つにカテゴライズされた中から、「スライド」「左右タップ」の3カ所に好きな機能を設置可能。(詳しくは「カスタマイズ」にて)
ボタンでは無く、タッチパネルのように指で触れるだけ。とても感度が高く、スマートフォンと同じような感覚で操作できます。操作してから実際に動作するまでコンマ秒のラグがあるものの、基本的にストレスフリーで使えます。
ただし、感度が高く少し触れただけでも動作してしまうため誤操作する頻度は高い。バーを長押しすることでロック状態にも出来ますが、ロック解除する手間を考えると悩ましいところ。現状で誤操作してもダメージが少ない、リカバリーしやすい機能を設定しておくと良い感じ。
M-Fnバーの必要性を感じなければ、そもそも論として「割当無し」と設定することも可能。
M-Fnバーカスタマイズ
- ISO
- WB
- ピント拡大
- 動画
- フレキシブル
- AF
- カスタム
- 任意選択 例
- 任意選択 例
- リセット 例
カスタマイズ一覧
マルチファンクションバーでカスタマイズできるのはざっくり書くと以下の通り。
| スライド | タップ | |
| ISO | 感度設定 | ・感度設定 ・ISO AUTO ・任意ISO |
| WB | ・WB選択 ・色温度 |
・WB選択 ・AWB切り替え ・任意WB ・WB色温度 ・WB微調整 |
| ピント・表示 | 拡大 | ・拡大 ・フォーカスガイド ・ピーキング ・水準器 ・ヒストグラム |
| 動画 | ・録音レベル ・音量 ・絞り |
・録音レベル ・ピーキング ・フォーカスガイド ・サーボ停止 ・水準器 ・ヒストグラム |
| Fv | 項目選択 | ・項目選択 ・ALL AUTO ・項目 AUTO ・指定項目を選択 |
| AF | エリア選択 | ・エリア選択 ・瞳AF ・フレームサイズ ・タッチ&ドラッグ ・フォーカスガイド |
| 再生機能 | 画像送り | ・レーティング ・プロテクト ・画像送り |
これに加えて…
- ロック機能:左端を長押しすることでロック解除(10秒間放置で再ロック)
- 設定画面呼出:バー全押し1秒間で設定画面へ移行
上記2点の機能をオンオフすることが出来る。
注意点は一発で設定値に移行する系の機能。例えば、ISO AUTO機能は一方通行で再度タップしてISO AUTOをオフにすることは出来ない。M-Fnバー以外の方法でISO AUTOを解除する必要があるのは面倒くさい。ホワイトバランスのプリセットも同様。
また、ISO AUTOへ移行が見えない壁で阻まれることがある。これは何か?と調べていると、測光タイマーが作動中はISO AUTOへのプリセット出来ない仕様となっているように感じる。
私の使い方
私は「スライド:AFフレーム選択」「左右タップ:拡大」で使用。家族写真と旅行がメインなので顔検出と1点・ワイドの使い分けがしやすくなった。拡大機能は風景や旅行先で素早くピントを確認して撮影できるようにするもの。写真を撮りたくても家族は待っちゃくれないのです。
ISO設定値にオート下限設定の変更機能があれば屋内で娘を撮影する時などに重宝したかもしれない。
M-Fnバーの感想
「マルチコントローラー潰してまで載せなくても良いよね」
というのが正直なところ。フォーカスエリアの広いEOS Rでマルコン無いのは痛いです。
その恨み節を飲み込めば、素早くAFフレームを切り替えたり、拡大縮小できて便利。
ただし…
「グローブ装着時は操作できない」
という痛い問題もあったりする。スマートフォン対応手袋を用意せねば…。
と言う訳で、撮影にクリティカルな影響を及ぼす機能を振り分けるわけには行かず「(誤操作・使用不可での)ダメージが少ないながらも重宝する機能」を選択すると良い感じ。
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