「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.」のレビュー第二回 解像チャート編を公開。
簡易的なまとめ
絞り開放から全体的に良好な結果が得られ、F2.8くらいまで絞ると残存収差が抑えられ、さらに良好な結果を期待できます。開放からピークの性能ではないものの「中望遠の大口径レンズ」という性質を考えると、少しくらい柔らかいくらいがちょうどいい。
そして、少し絞れば非常にシャープな結果が得られる、絞りによる調整が簡単なレンズ。
Good results are obtained across the board from wide open, and stopping down to around F2.8 suppresses residual aberrations, promising even better results. While peak performance isn't achieved from wide open, considering its nature as a ‘large-aperture medium telephoto lens’, a slightly softer rendering seems likely to yield preferable results. Stopping down a little then yields very sharp results.
*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。
LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.のレビュー一覧
Index
解像力チャート
撮影環境

テスト環境
- カメラボディ:LUMIX DC-G9M2
- 交換レンズ:LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH./POWER O.I.S.
- パール光学工業株式会社
「【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)」
- オリンパス HYRes 3.1 解析ソフト
- 屋内で照明環境が一定
- 三脚・セルフタイマー10秒・電子シャッター
- RAW出力
- ISO 100 固定
- Adobe Lightroom Classic CCでRAW現像
・シャープネス オフ
・ノイズリダクション オフ
・色収差補正オフ
・格納されたレンズプロファイル(外せない) - 解析するポイントごとにピントを合わせて撮影
(像面湾曲は近接で測定が難しいので無限遠時にチェック) - 近接でのテストであることに注意(無限遠側はさらに良好となる可能性あり)
補足
今回はRAW出力を元にしてシャープネスをオフの状態で検証。ボディ出力のJPEGやRAW現像でシャープネスを整えるとより数値が向上する可能性あり。今回の数値はあくまでも「最低値」とお考え下さい。
テスト結果

「絞り開放からピークの性能」と言うわけにはいかないものの、中央から隅まで全体的に良好な結果が得られています。絞ると残存する収差が収束し、F4付近のピークに向けて徐々に改善します。数値で見ると絞りによる改善効果は僅かですが、実際の作例ではコントラストが高まっていることが分かります。

9600万画素相当のハイレゾモードでは、中央から周辺まで非常に優れた結果が得られました。隅の結果は少し低下するものの、F4まで絞ると中央や周辺に近い結果となります。
中央

細部や縁が少しぼやけて見えるのは軸上色収差か球面収差の影響。F2.0-F2.8まで絞るとほぼ解消します。
周辺

倍率色収差の影響が僅かにあるものの、中央とほぼ同じ結果が得られています。9600万画素のハイレゾモードを活かしきるとは言えないかもしれませんが、非常に優れた結果に違いありません。
四隅

中央や周辺と比べると、細部の描写がごく僅かに甘い。倍率色収差の影響も僅かに残っています。近距離における結果としては十分良好ですが、ベストを尽くす場合はF4まで絞ると良いでしょう。
数値確認
2400万画素
| Center | Mid | Corner | |
| F1.2 | 3260 | 3058 | 2921 |
| F1.4 | 3260 | 3042 | 3115 |
| F2.0 | 3502 | 3201 | 2819 |
| F2.8 | 3564 | 3295 | 2994 |
| F4.0 | 3792 | 3785 | 3284 |
| F5.6 | 3536 | 3768 | 3286 |
| F8.0 | 3319 | 3187 | 3153 |
| F11 | 2776 | 2776 | 2771 |
| F16 | 2126 | 2026 | 2082 |
9600万画素
| Center | Mid | Corner | |
| F1.2 | 4678 | 4002 | 3813 |
| F1.4 | 4611 | 4384 | 3837 |
| F2.0 | 4676 | 4519 | 3810 |
| F2.8 | 4735 | 4706 | 3795 |
| F4.0 | 4623 | 4729 | 4287 |
| F5.6 | 4781 | 4676 | 4275 |
| F8.0 | 4664 | 4602 | 4112 |
比較
テスト機が異なるので参考までに。
同社の42.5mm F1.7と比べると、絞り開放から高解像のレンズであることが分かります。特に接近時でもパフォーマンスの低下が目立たない模様。OM 75mm F1.8も絞り開放である程度のパフォーマンス低下が見られます。
45mm F1.8は価格に対して驚く程の性能を発揮しますが、遠景では隅に向かって低下が発生します。42.5mm F1.2は撮影距離に関係なく、バランス良く優れた性能を発揮するレンズ。
まとめ

絞り開放から全体的に良好な結果が得られ、F2.8くらいまで絞ると残存収差が抑えられ、さらに良好な結果を期待できます。開放からピークの性能というわけではないものの、「中望遠の大口径レンズ」という性質を考えると、少しくらい柔らかいほうが好ましい結果となりそう。そして、少し絞れば非常にシャープな結果が得られます。
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作例
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