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M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 レンズレビューVol.6 周辺減光・逆光編

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」のレビュー第六弾 周辺減光・逆光・光条編を公開。光条が先細りしない以外は特に問題なく利用できました。

本日のまとめ

カメラ・現像ソフトで自動補正されるため、このレンズで周辺減光に悩まされることはありません。フラットな背景でも周辺減光が過剰に目立つことは無いでしょう。小型軽量ながら口径食や周辺減光は良好となっているようです。逆光耐性も問題無し。

This lens does not suffer from peripheral light falloff, as it is automatically corrected by camera and development software. Even with a flat background, excessive peripheral light falloff should not be noticeable. Despite its compact size and light weight, this lens appears to perform well in terms of vignetting and peripheral light falloff. It also has good backlight resistance.

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8のレビュー一覧

周辺減光

周辺減光とは?

フレーム周辺部で発生する不自然な光量落ち。
中央領域と比べて光量が少なく、フレーム四隅で露出不足となります。主に大口径レンズや広角レンズで強めの減光が発生。

ソフトウェアで簡単に補正できる現象ですが、露出不足を後処理の補正(増感)でカバーするため、ノイズ発生の原因となる点には注意が必要。特に夜景や星空の撮影などで高感度を使う場合はノイズが強く現れる可能性あり。

最短撮影距離

色収差や歪曲収差と同じく自動補正が適用されます。補正された結果を見る限り、大きな問題はありません。

無限遠

最短撮影距離よりも周辺減光が若干強くなっているものの、極端な影響はありません。

逆光耐性・光条

中央

完璧とは言えないものの、強い光源をフレームに入れても無視できる程度にフレアとゴーストを抑えています。絞るとゴーストが少し増加しますが、それでも許容範囲内。最小絞りでやたら伸びる光条が気になるくらい。17mm F1.8や12mm F2と同じ、

光源をフレーム隅に移動させると、影響はさらに小さくなります。

光条

光条は分散するタイプで、F8くらいまでは明瞭と言えない描写。F11-16で光条が徐々に収束するものの、回折の影響を考慮すると厳しい絞り値。

まとめ

カメラ・現像ソフトで自動補正されるため、このレンズで周辺減光に悩まされることはありません。フラットな背景でも周辺減光が過剰に目立つことは無いでしょう。小型軽量ながら口径食や周辺減光は良好となっているようです。

このレンズで逆光時の大きな問題には遭遇していません。45mmの狭い画角に強い光を入れなければ心配することは無いでしょう。何か問題が発生したとしたら、それは前面に装着している何らかのフィルターが問題を起こしている可能性あり。

購入早見表

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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