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ソニー α7 III ILCE-7M3 レビュー 外観・メニュー編

ソニーの新しいミラーレス一眼カメラ「α7 III ILCE-7M3」が手元に届いたのでさっそく外観とメニューを確認してみましょう。

目次

  1. 外観・操作
  2. 画質
  3. オートフォーカス
  4. 実写体験
  5. 結論(編集中)
  6. 番外:カスタマイズ解説・レビュー
  7. 番外:D850とシャドー持ち上げ耐性を比較
  8. 番外:α7 III用アクセサリー一覧表

外観・操作レビュー

全体

α7 IIと似た外観ではあるものの、全体的に肉厚となった印象。

背面のデザインが洗練され、グリップ周りのデザインが変わったためか背面のプラ素材が軋まなくなっている。α7 IIの場合、強く握るとやや軋んだのでこれは良い。

グリップ

α7 IIと比べて少し握りやすくなった。

と言ってもグリップのサイズが劇的に変化しているわけでは無いので小指は余り気味だったり。大型レンズを装着する場合は追加グリップやグリップエクステンションを使いたくなるかもしれない。

ちなみにα7 II用のJJCアイカップはα7 IIIにも装着可能。やはりアイポイントがギリギリで人によってファインダーの四隅がケラレてしまうかも。

ファインダー

0.78倍のファインダー倍率を持つ、α7R IIと同レベルのOLEDファインダー。

素直に見やすいと感じる出来栄え。リフレッシュレートは変更する設定項目が見当たらないので恐らく60fps固定か?

モニター

α7 IIから唯一グレードダウンしているポイント。

RGBWからRGBと白画素が無くなり、123万ドットから92万ドットへ減っている。

と言っても特に見づらくなった印象は無い。

操作性

トッププレート

α7 IIから大きな変更点は無し。

個人的にメニュー操作時に「戻る」機能がカメラ左肩のmenuに配置されているのが不思議でならない。なぜ右手で操作できる位置に配置しないのか?タッチパネル液晶を搭載したにも関わらず、戻るボタンをタッチ操作出来ないことも痛い。

また、C1・C2はグリップを握った状態で僅かに配置が後ろすぎて微妙に押しづらい。

カメラ背面

新しくAFジョイスティックが実装され、従来のAF操作がとても楽になった。

ジョイスティックの操作感は他社と比べて感触やや異なる。ニコン・富士フイルム・パナソニックに搭載されている「スティック」と比べてレバーが低く幅広い。他社が「レバーを倒す」感覚だとすれば、ソニーのジョイスティックは「レバーを押し込む」感覚。これは慣れるのに時間かかりそうだ。

それぞれのジョイスティック操作感を並べると…

  • ソニー:八方向に動くし便利なのだけど、グニャグニャしてて使い辛い。
  • ニコン:八方向に動くしレバーも使いやすいのだけど、ヘッドが小さすぎ。
  • 富士フイルム:八方向に動くのだけどレバー小さすぎて誤操作しやすい。
  • パナソニック:四方向が論外なのだけど、レバーの感触はバッチリ。

となる。

カメラプレート

α7 III用のカメラプレートが見当たらなかったので、同じボディデザインのα9用カメラプレートを購入。

α7 IIIにも問題無く装着出来ました。余り気味だった小指を置く場所ができたのでグリップが向上。

USB充電がメインとなるカメラなのでサイドプレートの形状に注意。

メニュー

一覧

メニューシステムに多少の改善はあるものの、やはり階層化されていない撮影メニューが煩雑に感じるポイント。

気になるポイントをまとめると…

  • 撮影メニュー1が14項+撮影メニュー2が9項=計23項
  • 撮影メニュー1の9項から撮影メニュー2へ移動して、撮影メニュー1に戻ると1項に戻されている
  • 撮影メニュー下の階層が無いので、いちいち1項から移動する必要がある

カスタムボタン機能一覧

いいな!と思った機能…

  • ISO auto低速限界:オートを2段階で早くしたり遅くしたり出来る点がgood!これは他社も見習うべき。
  • 瞳AF:押している間だけ発動する

コントロールホイール カスタム一覧

コントロールホイールがカスタムできるのは有難いものの、割り当てたい機能が無かったり。

フレキシブルスポットのサイズ変更などに使えると良いのですけども。

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