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VILTROX AF 25mm F1.7 レンズレビュー Vol.6 周辺減光・逆光編

「VILTROX AF 25mm F1.7」のレビュー第六弾 周辺減光・逆光編を公開。周辺減光はNIKKOR Z DX よりも良好で、逆光耐性も極端に見劣る結果とはなりませんでした。

簡易的なまとめ

「NIKKOR Z DX 24mm f/1.7」と比べると、特に遠景・無限遠での周辺減光が良く抑えられています。絞り開放でこそ目立つものの、F2.8以降で大きな影響はありません。良く抑えられています。
逆光耐性は中国レンズメーカーとしては良好で、国内レンズメーカーと見比べて遜色ない程度。絞るとゴーストが目立つ場合もありますが、多くの状況で違いが明瞭となることは少ないはず。

Compared to the NIKKOR Z DX 24mm f/1.7, vignetting is well suppressed, especially in distant scenes and at infinity. Although it is noticeable at maximum aperture, it has no significant effect at F2.8 or higher. It is well suppressed.
Backlight resistance is good for a Chinese lens manufacturer, and is comparable to domestic lens manufacturers. Ghosting may be noticeable when the aperture is stopped down, but in most situations, the difference should not be obvious.

VILTROX AF 25mm F1.7のレビュー一覧

周辺減光

周辺減光とは?

フレーム周辺部で発生する不自然な光量落ち。
中央領域と比べて光量が少なく、フレーム四隅で露出不足となります。主に大口径レンズや広角レンズで強めの減光が発生。

ソフトウェアで簡単に補正できる現象ですが、露出不足を後処理の補正(増感)でカバーするため、ノイズ発生の原因となる点には注意が必要。特に夜景や星空の撮影などで高感度を使う場合はノイズが強く現れる可能性あり。

最短撮影距離

絞り開放付近で周辺減光が目立ちますが、F2.8まで絞るとほぼ解消します。

無限遠

最短撮影距離と比べると周辺減光の影響が強い。しかし、F2.8まで絞るとほぼ解消します。

逆光耐性・光条

中央

逆光耐性は中国レンズメーカーの泣き所ですが、VILTROXは比較的フレア・ゴーストを良く抑えています。ただし、絞ると間面反射によるゴーストが増加。強い光源を正面から受けると、多数のゴーストが発生します。

光源を隅に移動した場合、フレア・ゴーストは良く抑えられています。絞りを開けても閉じても大きな問題はありません。

光条

F8付近でシャープな光条が発生し始めます。悪くない見た目ですが、明瞭な光条が得られるころには回折の影響が強くなります。解像性能とバランスを取りづらいのが悩ましいところ。

まとめ

NIKKOR Z DX 24mm f/1.7」と比べると、特に遠景・無限遠での周辺減光が良く抑えられています。絞り開放でこそ目立つものの、F2.8以降で大きな影響はありません。良く抑えられています。

逆光耐性は中国レンズメーカーとしては良好で、国内レンズメーカーと見比べて遜色ない程度。絞るとゴーストが目立つ場合もありますが、多くの状況で違いが明瞭となることは少ないはず。

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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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