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シグマ 35mm F1.2 DG DN | Art 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「35mm F1.2 DG DN | Art」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2019-08-06:Lenstipがサンプルイメージを公開しました。
  • 2019-07-11:正式発表されました。
  • 2019-07-11:間もなく「35mm F1.2 DG DN | Art」が発表されると言う噂を元に専用ページを作成しました。

レンズデータ

購入早見表

35mm F1.2 DG DN Leica L
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35mm F1.2 DG DN Sony E
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レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成枚数 12群17枚
画角(35mm判) 63.4°
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 30cm
最大撮影倍率 1:5.1
フィルターサイズ φ82mm
最大径 × 長さ φ87.8mm×136.2mm
質量 1,090g

MTFチャート

レンズ構成図

 

関連レンズ

海外の評価

Lenstip

F1.2ながら優れた光学性能

  • 直径30mmの後玉は金属製レンズマウントから1cmほど奥へ埋まっている。周囲は黒く塗りつぶされた綺麗な仕上がりだ。
  • 製造国は日本だ。
  • 19mmの絞りリングはF1.2~F16とAポジションが印字されている。1/3段ごとに動作し、デクリック機構も備えている。とても快適でひなの余地はない操作性だ。
  • 55mm幅のフォーカスリングはとても滑らかで適切な抵抗量で動作する。ピント距離全域の回転量は580度と非常に大きい。正確な微調整に適しているが、素早い操作には向いていない。
  • 解像度:
    ・α7R IIのRAWから計測している。
    ・良像の基準値は39~41lpmmだ。
    ・最良の単焦点レンズで70lpmmを超える数値である。
    ・今のところFiRiN 20mm F2 MFが72.6lpmm、コシナ 65mm F2が78.5lpmmがレコードホルダーだ。
    ・中央解像はセンセーショナルな結果となった。絞り開放から既に50lpmmを超え、絞ると急速に改善し、F2.8でピークの72.9lpmmに達する。サムヤン35mm F1.4のパフォーマンスより顕著に良好な結果だ。
    ・F1.2の中央解像はF16よりも優れている、恐るべきレンズだ。
    ・APS-C領域でも絞り開放から実用的な画質であり、絞ると65lpmm近くとなる。フルサイズ四隅でも60lpmmに近い。この結果は中央解像のレコードホルダーであるAPO65mm F2やAF85mm F1.4 FE以上である。
  • 軸上色収差の補正は完璧では無く、絞っても色ずれは目に付くが大きな問題ではない。
  • 倍率色収差はフルサイズ隅で0.03%と非難の余地がない。低収差だがAPS-Cの端付近の絞り開放で最も目に付く。
  • 球面収差の補正は完璧では無く、前後の玉ボケ描写に違いが見られる。
  • 歪曲収差はこのレンズにおける欠点だ。APS-C領域で-1.11%となり、フルサイズでは-2.53%の樽型歪曲が見られる。最近の競合他社と見比べると、シグマの収差は本当に大きい。APS-C領域の歪曲がシグマ35mm F1.4 DG HSM Artのフルサイズ領域の歪曲収差よりも大きいと言えば分かりやすいだろうか。物理的に大きなレンズだが、歪曲収差の光学補正は諦めているようだ。
  • コマ収差の補正は完璧とはいかないものの、影響は僅かである。F1.2の大口径レンズでこのような補正は難しかったことだろう。文句を言うべき筋合いはない。
  • 非点収差の平均値は7.5%だ。主にF1.2~F1.4で目に付き、F2まで絞ると解消する。
  • ボケは僅かな玉ねぎボケと目立つ口径食の影響が見られる。
  • 周辺減光はフルサイズ領域でとても目立ち、F1.2で-3.76EV、F1.4で-3.15EVと非常に目立つ。
  • 逆光耐性は歪曲・周辺減光に次ぐ弱点だ。太陽がフレーム内にあり、絞り開放付近では問題無い。しかし、フレーム外に光源があるとレンズフレアが発生する。
  • オートフォーカスはノイズレスだが特に高速と言う訳では無い。ピント距離全域を移動するのにおよそ1秒ほどかかる。精度の問題は無く、明らかなミスショットは極僅かだ。

長所:センセーショナルな中央画質・非常に良好なAPS-C領域の画質・良好なフルサイズ四隅の画質・僅かな軸上色収差・無視できる倍率色収差・きちんとしたコマ収差補正・非点収差が小さい・穏やかなAPS-C領域の周辺減光・静かで正確なAF

短所:競合レンズより大きな樽型歪曲・逆光耐性が少し弱すぎる・巨大な周辺減光

シグマは非常に競争力のある方法でフルサイズミラーレスのレンズ市場に参入した。個性的なスペックのみならず、フレーム全域の画質も考慮したレンズ設計だ。ミラーレスでもフレーム端の画質を向上させるのは難しかったが、シグマはこれをやってのけた。

しかし、レンズサイズと重量にも関わらず、大きな歪曲収差と周辺減光は光学性能とトレードオフになっているようだ。フレーム全体で高い解像度を実現するには避けて通れなかったのだろう。ただ個人的な見解としては、逆光耐性はもう少し改善が出来たのではないだろうか?

ここ最近の完全無欠なシグマレンズと比べると、いくらか目に付くポイントはある。しかし、少なくとも35mm F1.2 DG DNに競合するレンズが登場するまでは批判することは出来ない。

Lenstip:Sigma A 35 mm f/1.2 DG DN

Lensrentals

F1.2のレンズとしては抜群の光学性能

  • このレンズのMTFチャートは非常に優れている。中央から離れるといくらか非点収差や倍率色収差が見られるものの、これは大口径レンズでは予想できる程度でそれほど酷いものでは無い。
  • 他の35mm F1.2でテストしているのは「Voigtländer NOKTON 35mm F1.2 Aspherical II」だけだ。このレンズは古く小さく、安価なMFレンズなので比較にならない。
  • 焦点距離は異なるがキヤノン50mm F1.2Lと比較する価値はある。しかし、古いレンズ「EF50mm F1.2L USM」では比較するに値せず、まだ「RF50mm F1.2L USM」はテストしていない。
  • これまでテストした超大口径レンズで最もシャープなレンズは「Noctilux-M 75mm f1.25 ASPH」だ。このレンズは12,000ドルだが、シグマのほうが明らかにシャープだ。これには少々驚いた。
  • F1.4まで絞ると中央は大きく向上するが、外側半分はあまり変化しない。F1.4の段階で「35mm F1.4 DG HSM」よりも少し良好だ。確かにより大きく高価なレンズだが、それでもF1.2のレンズだがF1.4よりもシャープだとは思ってもいなかった。
  • つい最近テストした「SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)」は過去最高の35mmと評価したレンズだ。このレンズと比較すると中央解像は互角、中央から離れるとタムロンは少しシャープとなり非点収差が少ない。とは言え、実写で2本の描写に違いがあるとすれば僅かに異なる色被りくらいだろう。拡大してもハッキリ区別は出来ない。

ソニー製カメラで35mm F1.2を使いたい場合、このレンズはとび切り上等な選択肢だ。多くの超大口径レンズのようなペナルティを持たず、F1.4のレンズに見劣りしないシャープさを発揮する貴重なレンズだ。

F1.2が必要でない場合、タムロンSP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)」は素晴らしい光学性能で小さく安価だ。ソニー「FE 35mm F1.8」は小型で適切な価格設定のレンズで、ここ最近テストしな中では最も人気の出るだろう。ソニー「Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA」も選択肢として存在するが、誰も購入を検討していない。

Sony Alpha Blog

過去最高の35mm

  • レンズサイズは135mm F1.8 GMにとても近い。35mmとしては非常に巨大なだが、135GMのように扱いやすいレンズだ。
  • ビルドクオリティとエルゴノミクスはソニーGMと非常に似ている。
  • フォーカスリングは大きなグリップで適度な抵抗量を持つ。
  • レンズフードのゴム部分はゴミが付着しやすい。
  • AFは静止画・動画どちらも非常に高速で正確だ。低照度でも非常に良好だが、FE35mm F1.8と比べると少し遅い。瞳AFは完璧に動作する。
  • AFの駆動音が僅かに聞こえるものの、動画撮影時に音は拾わない。
  • シャープネス:α7R III
    中央:F1.2~F8でexcellent、F11でoutstanding、F16で回折の影響がある
    四隅:F1.2でvery good、F1.4でexcellent、F2~F8までoutstanding、F11でexcellent、F16で回折の影響がある。
    ・抜群のパフォーマンスでFE35mm F1.8よりさらに優れている。広角レンズでこのようなシャープネスを得られることは滅多にない。
  • ボケはとても滑らかだ。シャープネスとこのようなボケ描写を併せ持つレンズはとても珍しい。
  • F1.2では周辺減光が目に付くものの、F2まで絞ると急速に改善する。
  • 歪曲はとても強いがプロファイルによって完全に補正できる。
  • 色収差はとても小さい。
  • 逆光耐性はとても良好だが、完璧では無く、状況によってはいくらか発生する。絞ると素敵な光条だ。
  • 玉ボケは柔らかく、非球面レンズの影響は見られない。
  • 発色やコントラストはとても良好だ。色は自然でFE35mm F1.8のように過飽和とはならない。
  • 動画撮影でも良好なAFと絞りリングによる操作が可能だ。ジンバルで使う際はサイズや重量が問題となるだろう。
  • 他の35mmと比較
    ・サイズはFE35mm F1.8が最もコンパクトだ。
    ・シグマは戦車のように頑丈な外装である。
    ・35mm F1.2・FE35mm F1.8はどちらも際立ったシャープネスだが、ソニーは少しコントラストが高すぎる。
    ・FE35mm F1.4 ZAは2400~4200万画素が限度で、6100万画素のα7R IVだと苦しい。
    ・玉ボケはシグマが非常に優れている。FE35mm F1.4は玉ねぎボケがいくらか目に付く。
    ・後ボケはシグマとFE35mm F1.4 ZAが良好だ。F1.8には無いボケ量で柔らかい描写である。比較してFE35mm F1.8はたまに後ボケが騒がしくなることがあり、柔らかさと情緒に欠けている。
    ・FE35mm F1.8はかなり寄れるレンズだ。

光学性能・美的描写・価格・サイズ…あらゆるジャンルで最高のレンズだ。6100万画素のα7R IVと組み合わせる究極のウェディング・ポートレートレンズである。最高の35mmだが、サイズと重量がハンディキャップとなるかもしれない。

長所:全体的に卓越したシャープネス・F1.2からとてもシャープ・優れたAF・滑らかな後ボケ・良好な玉ボケ・とても良好な色とコントラスト・優れた肌のトーン・操作性・ビルドクオリティ・色収差補正・周辺減光補正

:価格・逆光耐性・追従AF・歪曲

短所:サイズ・重量

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