FUJIFILMレンズ カメラ レンズ 機材レビュー 管理人レビュー

XC35mmF2 レンズレビューVol.3 遠景解像編

富士フイルム「XC35mmF2」のレビュー第三回 遠景解像編を公開。

簡易的なまとめ

F8までしっかり絞ることで風景撮影でも隅までシャープな結果が得られます。ただし、絞り開放付近の結果は細部のコントラストが低く、フレーム隅に向かってソフトな描写。中程度まで絞っても画質の向上は限定的。

遠景撮影に使えないこともないですが、敢えて使う必要はありません。もしも大口径を活かした(絞り開放での)遠景撮影をしたいのであれば、VILTROX AF 35mm F1.7がより適した選択肢と言えるでしょう。

By stopping down to F8, you can achieve sharp results right to the edges even in landscape photography. However, results near wide open show low contrast in fine details, with a soft rendering towards the frame edges. Stopping down to a moderate aperture yields only limited improvement in image quality.

While it is not entirely unsuitable for distant subjects, there is little reason to deliberately choose it for this purpose. Should you wish to utilise the large aperture for distant subjects (at maximum aperture), the VILTROX AF 35mm F1.7 would be a more suitable option.

*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。

XC35mmF2のレビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

  • 撮影日:2025.9.22 くもり 微風
  • カメラ:FUJIFILM X-E5
  • 三脚:SIRUI AM324
  • 雲台:アルカスイスZ1+
  • 露出:ISO 125 絞り優先AE
  • RAW:Adobe Camera RAW 現像
    ・シャープネスオフ
    ・ノイズリダクションオフ
    ・レンズ補正オフ

中央

絞り開放付近はやや緩め。F2.8まで絞るとコントラストが改善し、F4-5.6でピークの性能に到達。F8以降は回折の影響が強くなり、F11でソフトな画質。大口径を活かした遠景撮影に適しているとは言えず、ズームレンズとの差は僅か。

周辺

絞り開放付近は細部の描写が甘め。F4まで絞るとだいぶ改善し、F5.6でピークの性能。

四隅

F2の絞り開放はコマ収差の影響が強く、特にフレーム隅の端で影響が強い。歪曲収差の補正で切り取られる部分もありますが、それでもベストな結果を得るにはF8まで絞りたいところ。

まとめ

F8までしっかり絞ることで風景撮影でも隅までシャープな結果が得られます。ただし、絞り開放付近の結果は細部のコントラストが低く、フレーム隅に向かってソフトな描写。中程度まで絞っても画質の向上は限定的。

遠景撮影に使えないこともないですが、敢えて使う必要はありません。もしも大口径を活かした(絞り開放での)遠景撮影をしたいのであれば、VILTROX AF 35mm F1.7がより適した選択肢と言えるでしょう。

購入早見表

このような記事を書くのは時間がかかるし、お金もかかります。もしこの記事が役に立ち、レンズの購入を決めたのであれば、アフィリエイトリンクの使用をご検討ください。これは今後のコンテンツ制作の助けになります。

XC35mmF2
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo
ビックカメラ マップカメラ ECカレント eBEST
メルカリ キタムラで中古在庫を探す

作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

関連レンズ

関連記事

-FUJIFILMレンズ, カメラ, レンズ, 機材レビュー, 管理人レビュー
-,