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キヤノン EOS R1 ベースISOが200であるかのようなダイナミックレンジの傾向

Photons to Photosがキヤノン「EOS R1」のレビューを公開。テスト結果から、EOS R1のベースISOは「100」ではなく「200」であると言及。低ISOで柔軟性のあるRAWが必要であればR5 IIやR3のほうが良好な選択肢のようです。

Photons to Photos

最大PDR 低照度ISO 低照度EV
EOS R1 10.82 5582 10.80
EOS R3 11.91 6617 11.05
α9 III 10.00 4646 10.54
α9 II 10.90 5709 10.84
α1 11.36 5215 10.70
Z 9 11.30 4144 10.37
Z6III 10.46 4709 10.56
D6 9.18 5772 10.85
  • 私のテストではベースISOが「100」ではなく「200」だった。これはおそらく物議を醸すだろう。
  • PDRパターンは古典的で、読み取りノイズはISO 100/125/160とISO 200/250/320 がほぼ一致している。
  • (キヤノン機は電子シャッター時にダイナミックレンジが低下するという指摘を受けて)
    これは前後メカニカルシャッターを使用したテストである。

新開発の2400万画素積層型CMOSセンサーとDIGIC X + アクセラレータを搭載したミラーレス初となる「1」シリーズのEOS Rカメラ。解像度は引き続き2400万画素ですが、EOS-1D X Mark IIIに引き続きGDローパスフィルタを採用。また、高速連写や高速ローリングシャッター、高度な動画機能など基本性能が高いことに加え、撮影を補助する様々な機能が追加れています。

新しいオートフォーカスシステムは像面位相差のクロスタイプAFをはじめ、アクション優先・登録人物優先モードなどの被写体検出をより使いやすくする機能を実装。基本的な精度を向上させつつ、被写体により賢く追従。

Photons to Photosのテストでは、最大PDRが同じ積層型CMOSのEOS R3よりも1EV低い結果となったようです。これはEOS R3のPDRテストの結果が特に良好という意味で、EOS R1が2400万画素 積層型として見劣りする結果を意味するわけではありません。(実際、α9 IIと同程度で、グローバルシャッターのα9 IIIよりも良好)

また、テスト結果はベースISOは100ではなく200であることを示していると言及。ISO 100と200のノイズパターンもほぼ一致しているとのこと。(高ISOを多用する)スポーツ・野生動物向けのプロ用カメラでベースISOの画質は問題にならないと思いますが、そのような結果も重視するのであればEOS R3やR5 Mark IIも要検討と言ったところでしょうか。

キヤノン EOS R1 最新情報まとめ

  • 発売日:2024年11月
  • 予約開始日:7月23日(火)10時00分
  • 希望小売価格:オープン
  • 直販価格:108万9,000円

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