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- 2018.2.7:KenkoTokinaがニコンFマウント用の発売をアナウンスしました。
- 2017.9.27:Lenstipを参考サイトに追加しました。
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レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 14mm |
---|---|
明るさ | F2.4 - F22 |
フォーマットサイズ | 35mmフルサイズ |
画角 | フルサイズ : 114.12°(対角) APS-C : 89.2°(対角) |
最短撮影距離 | 0.28m |
最大撮影倍率 | 0.08倍 |
レンズ構成 | 14群18枚 |
フィルターサイズ | 取付不可 |
大きさ | 109.4×Φ95mm |
重量 | 791g |
絞り羽根枚数 | 9枚 |
レンズフード | 固定 |
JANコード | キヤノンEF : 8809298880743 |
海外の評価
The Phoblographer:素晴らしい画質だが深度指標が無い
好き | 嫌い |
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正直に言ってこのレンズの画質は本当に素晴らしい。
レンズはシャープで素敵なボケを持っている。しかし、とても残念なことに被写界深度指標が無い。これは私にとって致命的だ。
サムヤンはオートフォーカスを採用するか、過焦点距離の表示だけでも実装すべきだろう。そうすればほぼ完ぺきだ。
Lenstip:周辺まで安定した解像性能
- 製造国は韓国だ。
- このレンズには被写界深度の指標が無い。単焦点のマニュアルフォーカスレンズとしてはいささか奇妙である。
- 幅38mmのフォーカスリングはツアイスのOtusやMilvusと似たデザインだ。塵や埃が付きやすいという欠点も同じである。しかし、リングの動作はとても滑らかで効果的だ。回転角は250°と大きく、正確なピント合わせが可能である。
- プラスチックのフードは固定式で脱着は出来ない。前玉は出目金なので円形フィルターの装着は不可能だ。
- フレーム中央の解像力は非常に良好だ。絞り開放からすでに40lpmmに達し、さらにF4.0まで絞ると45lpmmとなる。絞り開放付近では「Irix 15mm F2.4」よりも明らかに良好である。しかし、絞った時の解像力は「14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical」が僅かに良好だ。
- APS-Cフレームにおける解像力も良好である。絞り開放でさえ基準値を超える数値で、さらに絞ると36-38lpmmとなる。しかし、この数値は「14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical」の40lpmmや「Irix 15mm F2.4」の41lpmm、そして「14mm F1.8 DG HSM」の39lpmmよりも悪い。
- 一方でフルフレームの隅における画質は逆転し、このカテゴリではトップクラスだ。絞り開放からすでに基準値を超えている。さらに絞った時の35lpmという数値はライバルでは実現できない解像力である。このカテゴリのレンズとしてはフレーム全域で最も均質なパフォーマンスを発揮するレンズだ。
- 軸上色収差は僅かに発生するが、実写では特に目立たないだろう。1段絞ると大きく減少する。
- 倍率色収差は0.02%-0.05%であり、取るに足らない発生量だ。「14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical」の0.13%と比べて顕著に低く抑えられている。
- 球面収差により若干だがフォーカスシフトの影響を受けている。
- 歪曲収差の量は平均的だ。フルフレームでー4.74%、APS-Cで-2.26%となる。ベストはIrix 15mmであり、ワーストはサムヤン 14mm F2.8である。
- コマ収差の補正はIrixと同等でサムヤン14mm F2.8ほどでは無い。
- 非点収差は6.9%と中程度だ。これは14mm F2.8やIrixの方が少し良好である。
- 周辺減光はフルフレームで-1.84EVだ。これはライバルと互角か有利な結果となる。
- 逆光耐性は完璧では無いが、これはライバルも同様だ。
- フォーカシングは250°の回転角を使ったマニュアル操作で非常に快適だ。しかし、被写界深度指標が存在しない点はやはり腑に落ちない。
長所 | 短所 |
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このレンズは兄弟レンズである「14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical」と比較されることになるだろう。比較して3倍も高価だが、ニコン純正と比べると賞賛すべき価格設定だ。ニコンが同クラスのレンズを登場させるとしたら2?3倍の価格設定となるだろう。
節約するなら「14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical」をチョイス、より優れた鏡筒の造りと歪曲収差補正を求めるのであれば本レンズを選択しよう。
The Digital Picture:倍率色収差の補正が優れている
- サムヤンは長年14mmのレンズを製造しており、「14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical」は高画質・低価格でとても人気があるモデルだ。この新しいプレミアムなレンズはもちろん私の関心を引いている。
- 絞り開放F2.4では少しソフトだが、四隅まで画質低下の無い描写だ。F4まで絞ると安定し、フレーム中央はとてもシャープとなる。F5.6まで絞れば四隅のシャープネスが素晴らしいものとなり、F8でさらに良好だ。これは極端に高解像の一眼レフカメラを使用した場合においても同様だ。
- 周辺減光は絞り開放で4EVとかなりの量を示し、F4まで絞ると2EV程度となる。周辺減光を後処理する場合、該当部分はノイズ量が増加するペナルティが発生する。
- このようなレンズを高画素の5Ds Rで使う場合、一般的には倍率色収差は目立つものだ。しかし、このレンズの色収差はとても少ない。
- 天体撮影では「14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical」の四隅と比べて目立った改善がみられる。
- 強い樽型歪曲があるため、フレーム隅の直線は目立つ歪みを示すだろう。後処理で修正することは可能だが、解像度に影響を及ぼすはずだ。
- ボケは滑らかでは無いが、それほど大きな問題では無い。
- 特筆すべきは従来の実絞りでは無く、電子制御式の絞りとなっていることだ。適切な露出を決定する上ではるかに優れている。電磁絞りなので絞りリングは存在しない。
- マニュアルフォーカスリングは回転角が232°と非常に大きい。これは近接・無限遠の両方で正確な操作が可能であることを意味している。膨らんだフォーカスリングは個性的で素晴らしいものだ。適切なサイズ、滑らか、素晴らしい減衰で遊びはない。
- レンズ鏡筒はアルミ合金と言われているが、フードは厚く硬質なプラスチック製だ。レンズ全長はフォーカシングで変化しない。
- 防塵防滴仕様ではないので注意は必要だ。
- プラスチック製のレンズキャップはかぶせ式だ。フードと干渉する部分にこすれた跡は付くだろう。
- 付属するレンズポーチは保護性が高く、類似するレンズポーチよりも有用である。
- このレンズの価格は「14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical」のおよそ3倍だ。価格は適正で優れたレンズだが、この価格設定を受け入れにくい人もいるだろう。しかし、カールツアイスの15mm F2.8はこのレンズより3倍高価で、品質を考慮すると価格差は大きい。
- 注意点は電子制御にリバースエンジニアリングを利用しているため、キヤノン製の一部カメラとは互換性が無いかもしれないことだ。
このレンズは比較的小さなサイズで、特に絞った時の優れたシャープさを持っている。逆光・歪曲・周辺減光は特別素晴らしいものでは無いが、倍率色収差の補正は優れている。
幸いにも価格は恐ろしい額では無いため、検討してみる価値はあるだろう。
PhotographyBlog:間違いなく魅力的なレンズ
このレンズは絞り開放からすでにシャープでF4.0まで絞るとさらに良好となる。四隅は中央と同程度にシャープだ。色収差はほとんど確認できないが、周辺減光はハッキリとしている(他のレンズと同様に)。金属マウントと鏡筒は高品位な質感であり造りは上出来だ。
ゴム製のフォーカスリングは汚れや埃が付きやすいが、幅が広く、135°の大きな回転角は正確で完璧なフォーカスを行うことができる。
明るいF2.4のレンズ口径、完璧な画質、優れた造りを備えていることから、このレンズは間違いなくとても魅力的だ。唯一の欠点は防塵防滴仕様ではないことで、この点について対策を講じる必要があるかもしれない。それ以外について我々は強くおススメできるレンズだ。
ePHOTOzine:ハイレベルで刺激的なレンズ
- 外観…レンズフードは固定式で取り外すことは出来ない。
- 外装は滑らかで魅力的なデザインだ。
- マニュアルフォーカスのみだが、電子接点を備えているのでカメラ側の制御で絞りをコントロールすることが可能だ。絞り羽根は9枚の円形絞りを採用している。
- EOS 5D Mark IVで使う場合、EXIF情報における絞り値がF2.5となってしまうが大きな問題ではないだろう。
- ゴム製のフォーカスリングは広く快適だ。ゴム製リングはグリップ性が高い反面、埃やゴミが付着しやすいことを意味している。これを簡単に除去することはできない。
- ピント距離指標が印字されているが、被写界深度指標はない。特に超広角レンズでは被写界深度の有用性が高いため残念だ。
- 画質…中央のシャープネスはかなり印象的なもので、F2.4?F11まで優れている(excellent)F16~F22でも依然として非常に良好(Very good)。四隅はF2.4?F11まで優れており(excellent)、F16で非常に良好(Very good)、F22でも良好だ。
- 色収差は美しく補正されており、中央ではほぼゼロであり四隅でもほぼ同様に補正されている。ソフトウェアで補正する必要性はほとんどないだろう。
- 極端な環境でもフレア耐性は優れている。コントラストを失う傾向はなく、”フレアフリー”と述べる事ができるものだ。
- 歪曲は-3.77%であり、直線的なものが写りこむとハッキリ確認できるだろう。これは必要に応じて補正可能だが、場合によって許容範囲となる。
- ボケは滑らかで心地よい。
このレンズはハイレベルな性能のとても刺激的なレンズだ。マニュアルフォーカスであるため三脚での使用に適している。この場合、シャープさはとても素晴らしいものとなる。多目的に使うことができるプレミアムなレンズだ。
長所:素晴らしいシャープネス、とても低い色収差、フレアフリー、良好な操作性、良好な造り、滑らかなボケ
短所:マニュアルフォーカス限定、防塵防滴仕様ではない
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