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SIGMA 30mm F1.4 DC HSM Art 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「30mm F1.4 DC HSM Art」の情報を収集しています。

更新情報

  • 2017.5.28:ページを大規模更新
  • 2015.11.27:ページを公開

データベース

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30mm F1.4 DC HSM キヤノン
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30mm F1.4 DC HSM ニコン
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30mm F1.4 DC HSM ペンタックス
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30mm F1.4 DC HSM ソニー
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30mm F1.4 DC HSM シグマ
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レンズフード LH686-01
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FRONT CAP LCF III 62mm
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レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成 8群9枚
画角(SD1) 50.7°
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最小絞り F16
最短撮影距離 30cm
最大倍率 1:6.8
フィルターサイズ Ø62mm
最大径 × 全長 Ø74.2mm x 63.3mm
質量 435g

MTFチャート

mtf

レンズ構成図

lens_structure

紹介:この値段でこの描写

画質に拘ったAPS-C専用のシグマArtラインシリーズだ。各純正メーカーの撒き餌レンズである標準単焦点からのステップアップとしては程よい価格とF値の明るさとなっている。純正レンズの標準単焦点F1.4と比べるとかなりの金額差があるので、そういった場合にも選択肢として検討できる。

旧レンズ同様、開放では柔らかい描写をする。と言っても旧レンズの柔らかさを残しつつシャープさが向上しており、全体的にクリア・ヌケの良い描写傾向。絞ることによってさらにカリカリシャープな描写をする様になる。周辺描写も同様に絞れば目立つ部分は解消する。Sigmaレンズでよくある2線ボケやグリーンのフリンジが条件によっては発生する場合もある。

フルサイズで使用しているレビューもあったりして、ケラれないが使えるらしい。周辺減光は多少あるみたいだが、それも絞ればある程度解消するとのこと。

関連レンズ

海外の評価

Radojuva

  • APS-C一眼レフ用の大口径標準レンズだ。人気のあった「30mm F1.4 EX DC HSM」をアップグレードしている。
  • シグマ 30mm F1.4の系譜は以下の通りだ
    ・30mm F1.4 EX DC HSM:2005/2/14:一眼レフ APS-C
    ・30mm F1.4 DC HSM Art:2013/1/29:一眼レフ APS-C
    ・30mm F1.4 DC DN Contemporary:2016/2/23:ミラーレス APS-C
    ・さらに「30mm F2.8 DN」と言ったミラーレス用レンズも存在する。
  • ジッパー・ストラップ付のレンズケースが付属する。
  • 製造国は日本だ。
  • レンズの触感は心地よく、約430gと適度な重さである。それほど大きなレンズでは無く、「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」と同程度だ。小さなDXカメラと組み合わせてもバランス良好だ。
  • シリアルナンバーはピント距離表示の右側に印字されている。長期間の使用で摩耗してしまうかもしれない。
  • フォーカスリングはゴム製で十分な幅がある。
  • 外装はArtレンズらしい仕上がりだ。ビルドクオリティは高水準である。ただし防塵防滴・フッ素コーティングのような耐候性は備えていない。
  • フードは十分大きく、レンズにしっかりと固定できる。収納時は逆さ付けも可能だが、フォーカスリングの操作が難しくなる。
  • オートフォーカスはリングタイプのHSM駆動を採用している。AFは静かに動作し、速度は平均的だが高速寄りだ。大部分の状況で十分なAF速度である。個人的にはもう少し速いフォーカス速度を期待していた。
  • テストした個体は明らかな前ピンだった。
  • フォーカスリングのストロークは約90度だ。動作はとても硬く、快適とは言えない。回転方向はニコンと逆である。
  • リアフォーカスのため、オートフォーカスで前玉が前後に動くことは無い。
  • 「AF/MF」スイッチの「AF」はニコンで言うところの「A/M」モードだ。「M/A」モードのようには動作しない。
  • フォーカスブリージングは穏やかだ。
  • シャープネス
    ・F1.4から良好な中央画質だが、絞ると大きく向上する
    ・F1.4だと周辺や四隅が僅かに甘くなるが、許容範囲内である
    ・F2まで絞ると中央は優れた画質となる
    ・F4まで絞ると四隅も優れた画質となる
  • 歪曲収差
    ・わずかに発生するが、このクラスでは一般的な収差量だ
    ・後処理で簡単に補正できる
  • 周辺減光
    ・このクラスでは一般的な減光量だ
    ・F1.4でのみ目立ち、無限遠で強くなる
    ・F2まで絞るとほぼ解消する
  • 収差など
    ・軸上色収差が強く、このレンズの大きな弱点だ
    ・倍率色収差は絞り開放の四隅で顕著となる
    ・中程度まで絞ると軸上色収差は大きく改善する
  • 逆光耐性は許容範囲内だ。
  • 大部分の状況で素敵なボケとなる。
  • キヤノンAPS-HやシグマAPS-Hセンサーにおけるケラレは最小限だ。フルサイズでは無限遠でケラレが強くなる。
  • APS-C一眼レフ用としては貴重な大口径単焦点レンズだ。一般的な35mmより画角が広くなっているが、SIGMA SD15などに装着するとおよそフルサイズで50mmの画角となる。
  • 多くの人がこのレンズの光学性能を賞賛しているが、個人的には「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」がよりバランスの取れた選択肢だと考えている。
  • 30mm F1.4 EX DC HSMと比べて
    ・最新のレンズ設計
    ・鏡筒の素材改善
    ・絞り羽根の数
    ・最短撮影距離が改善
    ・最大撮影倍率が向上
    ・AF/MFスイッチ
    ・レンズ前玉の直径
    ・USB Dockに対応
    ・マウント交換さービルに対応
    ・レンズサイズが大きくなった
    ・レンズに使う特殊硝材が減った
    ・焦点距離表示がある
    ・高価になった
  • AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gと比べて
    ・画角が広い
    ・F1.4と明るい
    ・ピント距離表示あり
    ・絞り羽根の数が多い
    ・USB Dock対応
    ・レンズサイズが大きく重い
    ・フィルター径が大きい
    ・高価
    ・M/Aモードが無い
    ・F22の小絞り非対応
    ・防塵防滴非対応
    ・撮影倍率が少し小さい

APS-C一眼レフユーザーにとって非常に機能的で便利なレンズだ。

長所:便利な焦点距離・非球面レンズ・USB Dock・HSM駆動・インナーフォーカス・優れたビルドクオリティ・9枚絞り・F1.4から優れたシャープネス・Artシリーズらしい画質とビルドクオリティ

短所:テストした個体が前ピン・フォーカス速度が速くない・使い辛いフォーカスリング・C-AF時はM/Aほど簡単な操作では無い・重い・EX版と比べて高価・軸上色収差が強い

Radojuva:Обзор Sigma 30mm 1:1.4 DC A (Art)

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