とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

【撮影方法】管理人がオススメするミニ三脚をより活用できる実践6テクニック

      2016/08/31

テレマクロや望遠で超便利なミニ三脚の活用法

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ペンタックスのフルサイズと大口径の広角ズームを予約したにもかかわらず、いつもの病気が発症してしまいレンズが一本増えちゃったんですよ。

それもフルサイズを持っていないキヤノンEFマウントで『APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM』というフルサイズ対応のテレマクロレンズを!

自宅に近いカメラのキタムラでなんと光学・AF・カビ・問題無しで2万円という破格の安さ(外装にスレが多かったので値下げしたらしい)。OS無しバージョンとは言えリセール前提に購入しても十分過ぎると言うことで即購入。フィルターを買いに来たはずが思わぬ伏兵が待ち構えておりました。

しかし、やはりテレマクロは手振れに弱い。それもOS(手ぶれ補正)を搭載していないので尚更だ(OS搭載バージョンもマクロ域は手振れが弱いらしいが)。マンフロットの190PRO使ってガッチリ固定したり手持ちで頑張ってみたりして、たどり着いたのが『ミニ三脚』の活用。

これは他のレンズでも活用出来そうだ!という訳でアウトプットしてみたいと思う。今回買ったレンズのレビューはまた後日じっくりと。

Velbon ポールポッド2の足の部分(ウルトラ ミニQ)

P9810173今回使用したのは一脚・自立一脚・ミニ三脚と三段活用出来る『ポールポッド2』の脚の部分。単品でも販売しており、その際は『ウルトラ ミニQ』として売られているミニ三脚だ。耐荷重1.5kgなので、重量級のフルサイズと白レンズを乗せると心許ないが軽量で本格操作性の『EOS 8000D(600g程度)』とシグマのテレマクロレンズ(900g程度)なら推奨耐荷重ギリギリでイケる。

現在は『ポールポッド3』になっているのでお探しになる際は注意。

THETA Sの自撮り棒として一脚を使い、三脚部分を今回の使い方で使っている。部屋撮りする際はスポットライトの支柱用の自立一脚にも使用している。お値段は一万円チョイで、1台3役こなせるならお買い得だと思う。

三脚座付きのレンズや可動モニタとは特に相性が良好

small-pod-3写真の様に、三脚の脚を広く展開させて自由雲台を横に寝かせると地面ギリギリまでアングルを落とすことが出来る。

カメラ底部に装着すると横向きになってしまうところだが、三脚座付ならレンズを回転させる事で通常の向きで撮影する事が可能。

荷重が重いレンズだと傾くかもしれないが実験はしていない。より重い『EF70-200mm F2.8L IS II USM』が手持ちであるので、試したら結果をコチラに追記しておこうと思う。

small-pod-4ローアングル時はファインダーを覗く事が出来無いので背面液晶で操作する必要がある。

背面液晶もローアングルでは見づらいので、可動液晶・タッチパネルがあると更に使いやすい。マニュアル操作によりピントを合わせたいのであれば、可動液晶による見やすいピント面はより必要になってくる。

small-pod-6特性を活かして仰角での撮影も出来る。

1.5kgの白レンズで試してみた

small-pod-11イケる!

但し、さすがに重心がずれると安定感が悪い。

small-pod-12その場合には脚の展開度合いに強弱をつけることで重心をずらすことが出来る。この場合も三脚座が付いていることで自由度が高い操作を得ることが出来る。

壁やテーブルがあればガッチリ固定出来る

small-pod73つの脚がそれぞれ別の角度で展開出来る、このミニ三脚だからこそ出来る芸当。

一つの脚を大きく展開してあとの2本はテーブルに寝かせることで、ハイアングル撮影時にスローシャッターでもブレない。実際にはファインダーを覗きつつ、右手でカメラグリップを持ちながら右肘で三脚の脚を抑えておく。左手はフリーに出来るのでピント調節したり、自由雲台を操作する事ができた。

small-pod-8この様にして壁に三脚を立てることも可能。自由雲台ならではの使い方。

よく体を壁や木に預けることでカメラのブレを抑えているが、その方法よりもずっとブレを抑えることが出来る。耐荷重関係無いので、白レンズなどでも実用可能。

個人的には超オススメ。構図が決まったら雲台をガッチリ固定して、自身は三脚を壁に押さえつけているだけで良いので1秒を超える超スローシャッターでもブレなく撮影出来た。この場合も三脚座付きのレンズならカメラの向きを調整出来るので相性が良い。

small-pod-9写真は今回のレンズに加えて2倍リアコンバージョンレンズを咬ませて焦点距離300mmでF8に絞り込んだ。その上で露出を維持するためにスローシャッター1/3秒で撮影したもの。EXIFで確認出来ると思う。

さすがにリアコンを咬ませているので収差は目立つが、スローシャッターによる手振れは無いと思われる。それほどの安定性。

手持ち撮影の補助としても便利

small-pod-10地面に割いている花を撮るときに片膝をついて撮影する方も多いと思う。その際に、立てている膝の上に三脚を乗せることで手持ちよりもグッとブレを抑えることが可能だ。地面に三脚を立てている時と同じくらいの固定感があるのでオススメ出来る方法。このVelbonのミニ三脚だと脚の展開幅を固定出来るので、自分の足の間に三脚の脚をかませることで固定出来る。脚が固定出来ない三脚だと、この方法が取りづらい。

立って撮影する場合にも、脚を手前に傾けて自身の腹や胸の辺りに立たせることでカメラを固定出来る。膝に立てる時ほど安定感は無いものの、手で添えている時よりはグッと安定する。

唯一、ウェストレベルでの撮影は安定させる方法が見つからなかった。三脚を全て閉じて、一脚の様にした状態で脚を腹部に当てて固定するとマシになるかな?と言ったところ。

携帯性もそこまで悪くは無い

P9810192使わない時はこんな感じ。アサルトライフルのバイポッド的な感じ。実際バイポッドのように立たせることも可能。

ミニ三脚が500g程度なので、全重量で2kgほど。シグマのテレマクロがコンパクトな事もあって、そこまで重量感を感じない。三脚片手にマクロ撮影するよりはよっぽど機動力が高いので、他の機材を持たずにこれだけで攻めるのもアリ。

まとめ

P9810172

ポイント

  • 三脚座付きのレンズで操作性・表現度アップ
  • 自由雲台(3WAYは機動性を損なって煩わしい)
  • 脚がそれぞれ独立して開閉出来るもの
  • カメラに装着したまま携行出来る重量
  • バリアングル・チルト式液晶があると便利
  • ウェストレベルでの撮影は安定感が1段落ちる

個人的にテレマクロと絶妙にマッチするスタイル。特に手振れを徹底的に抑えこむことができるので、画質に影響がある手ぶれ補正を搭載していないレンズをチョイスする事が出来る。さらに絞り込んで被写界深度を調整した上で、ISO感度を抑えて画質を維持する事も可能。

もうマクロ撮影はこのセット一つで気軽に撮りにいけてしまう。PENTAX K-1用マクロレンズを揃えたのだが、三脚座付シグマレンズの写りと使い勝手にゾッコン。Canonもフルサイズ買おうかしらと検討中。

ミニ三脚はVelbon以外にも販売しているが、オススメはやはり脚がそれぞれ独立して可動するタイプ。FOTOPROからも同様の三脚が出ている。SLIKのミニ三脚は雲台が残念なのでこの手法には向かない。今回使ったVelbonのミニ三脚はオススメできるが、他の三脚は実際に使ったことがないのでなんとも言えない。一つハッキリしているのは携行性を重視するあまり、コンパクトで軽量にし過ぎるとあまり意味が無かったりすると思う。脚がどれだけ伸ばせるかは、自由度がどれだけ利くかの目安になる。

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余談:使えそうな三脚

Velbon ミニ三脚 ウルトラロック ULTRA 353 mini 5段 小型 自由雲台付 アルミ製 412782

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これは今回使用したミニ三脚よりもグレードが高いもの。脚を5段で伸縮出来るので、携帯性がいい上に自由度が高い。但し、脚を伸ばしきってしまうと安定感は落ちる。

Fotopro 三脚 M-4 MINI 3段 小型 自由雲台 アルミ製 79538

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FOTOPROのミニ三脚。こちらも脚の自由度が高く、収納時のコンパクト性は高い。価格もちょっと高い。

SLIK 三脚 ミニプロ 7 N 2段 卓上三脚 106594

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SLIKならこのあたりか。これよりも安い『卓上三脚』系は使い難いと思う。

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