とるなら~写真道楽道中記~

「撮るなら…ここだ!こうだ!これだ!」を探し求めてカメラ片手に写真・機材道楽の備忘録

【評価・作例】画角の広く使いやすい大口径単焦点『XF23mmF1.4 R』

      2015/12/16

風景もスナップもこれ一本で

フジノンレンズで大口径単焦点と言えば「16mmF1.4」「23mmF1.4」「35mmF1.4」「56mmF1.2」の4種類。どれも描写性能は高評価なレンズが多く、特徴的な写りをする。

その中でも「XF23mm F1.4 R」はフルサイズ換算で35mmと広角寄りの標準レンズな画角。引いて絞って風景を撮るにも良し、ちょっと寄ってスナップ撮影にも良しと何かと使い易く便利な画角だ。その分、足を使って構図を調整しないとフレーム内の情報の整理が出来ない事も少なくない。このレンズはマクロモードで28cmまで寄ることが出来、開放F値が1.4なので十分にフレーム内の情報を整理出来る能力を持ち合わせている。使いこなせばコレ一本で良質な写真を量産出来るだろう。

解像度は絞り開放から十分良好な性能で、F5.6でピークを迎える。広角寄りのレンズとしては歪曲収差が少なく、RAW現像で補正無しでも目立たないのは良い点。フジノンレンズでは歪曲収差が目立ち補正ありきのレンズも多い中ではずいぶんと優秀。但し、周辺の光量不足は否めないのでその点は要補正。

注意点は、絞り開放で使う場合に光量が過多になる場面が多い。特に広角よりの画角が広いレンズなので、光源がフレーム内に入り込む可能性は少なくない。フジXボディマウントのカメラボディは電子シャッターを搭載していないカメラの場合シャッタースピードが1/4000秒までしか稼ぐことが出来ない。これは晴天下で絞り開放F1.4を使用するには心もとない。NDフィルターを持参した方が良いだろう。若しくは電子シャッターが使用出来るX-T10やX-T1をファームアップデートして使いたい所だ。

レンズの重量は35mmF1.4に比べると重く意識させられる重量。手ぶれ補正を搭載していないタイプのレンズなので、この重量感を活かしてしっかりとカメラをホールドさせて撮影するようにしよう。

購入早見表

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レンズ仕様

型番 XF23mmF1.4 R
レンズ構成 8群11枚
(非球面レンズ1枚)
焦点距離 f=23mm
(35mm判換算:35mm相当)
画角 63.4°
最大口径比(開放絞り) F1.4
最小絞り F16
絞り形式
羽根枚数
7枚(円形絞り)
ステップ段差
1/3ステップ(全22段)
撮影距離範囲
標準
0.6m~∞
マクロ
28cm~∞
最大撮影倍率 0.1倍
外形寸法:最大径×長さ(約)
※先端よりマウント基準面まで
ø72mm×63mm
質量(約)
※レンズキャップ・フード含まず
300g
フィルターサイズ ø62mm
略称 F XF23mmF1.4 R

MTFチャート

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レンズ構成図

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