DPReviewがSummilux-M 50mm F1.4 ASPHのサンプルギャラリーを公開

DPReviewがライカ「Leica Summilux-M 50mm F1.4 ASPH（11728/11729）」のサンプルギャラリーを公開。Leica M11と組み合わせた55枚の写真を掲載しています。

DPReview：Leica Summilux-M 50mm F1.4 ASPH sample gallery

ライカは2023年4月にMマウント用の大口径レンズSummilux-M 50mm F1.4 ASPHのアップデート版を発表した。リニューアルされたレンズは、最短撮影距離が70cmから45cmとなり、絞り羽根が9枚から11枚に増え、旧レンズのプッシュ/プル式から外側にねじ込む金属製フードになった。（訳注：内蔵式で、回転することで固定や展開するタイプだったような？）

MF限定であり、F1.4は魅力的だが開放でのピント合わせは視力と操作する手の両方が試される。レンジファインダーレンズで100％完璧なピント合わせをするのは現実的ではないだろう。

メタデータのF値に関する注意：レンズとライカボディの間には通信がないため、EXIFファイル内の情報は常に画像に使用された正確なF値ではない。M11のセンサー読み取り値に基づくカメラの最良の推測値である。

M11と組み合わせて、この新しいレンズがどのような性能を発揮するか数週間試してみた。

レンズ構成は先代からそのままに、最短撮影距離や絞り羽根を改良したSummiluxですね。近距離での「50mm F1.4」は被写界深度が浅くなるものの、最近のボディであれば背面液晶や外付け電子ファインダーでピント面を確認しながら撮影することが出来ます。現代的なSummiluxと言えるかもしれませんね。

DPReviewは6000万画素のM11との組み合わせで55枚の写真を掲載。50mm F1.4のMF操作は非常にシビアだとは思いますが、ピント面は絞り開放付近でも、まずまず安定した結果が得られているように見えます。絞ればフレーム隅までシャープ。絞り値は不明ながら、開放付近のボケは綺麗で滑らか。最短撮影距離を活かした近距離の作例もいくつか掲載しています。

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参考

商品ページ
ブラック / シルバー
DPReview 速報
Reddot Forum
2023年4月22日発売
B&H：4,795.00ドル
カメラのキタムラ：658,350円

特徴

2022年 M 35mm F1.4のサイズに合わせた設計
最短撮影距離が70cmから40cmまで短縮
内蔵レンズフード
絞り羽根が9枚から11枚まで増加

仕様（I型の仕様を併記）

最短撮影距離：45cm（70cm）
絞り羽根：11枚（9枚）
重量：337g（335g）
フード：スイベルアウト（伸縮）
全長：59.3mm（52.5mm）
直径：58.6mm（53.5mm）
撮影倍率：1:6.4（1:11.3）
絞り：F1.4-F16
フィルター：46mm

参考 Leica M11

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