このページでは一眼カメラ用交換レンズ「10mm F2.8 ED AS NCS CS」の情報を収集しています。
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レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 10mm |
---|---|
明るさ | F2.8 - F22 |
フォーマットサイズ | APS-C |
画角 | APS-C(約1.5x) 109.5° (対角) APS-C(約1.6x) 105.9° (対角) 4/3 93.4° (対角) |
最短撮影距離 | 0.24 m |
レンズ構成 | 9群 - 14 枚 |
フィルターサイズ | 装着できません |
大きさ | Nikon F(AE) : 103.6×Φ87 mm Canon EF:106.1×Φ87mm Pentax K : 104.6×Φ87 mm Sony A : 105.6×Φ87 mm Canon M : 132.0×Φ87 mm Fuji X : 132.4×Φ87 mm Sony E : 132.1×Φ87 mm Micro 4/3 : 130.9×Φ87 mm |
質量 | Nikon F(AE) : 580g Canon EF : 590g Pentax K : 580g Sony A : 585g Canon M : 620g Fuji X : 625g Sony E : 620g Micro 4/3 : 620g |
レンズフード | 固定花形レンズフード |
紹介:高解像で明るい広角レンズ
35mm判換算で15mm程度の画角を有する超広角レンズであり、F2.8の明るさを持つ単焦点レンズ。
そのユニークな性能から、競合するレンズが存在しないレンズだったりする。
解像力
ユニークなだけでなく光学性能もしっかりとしたものを持っている。中央は絞り開放からシャープで解像方向に性能を振っていると感じさせてくれる切れ味で、周辺部も中央ほど良好ではないが十分良像と言えるレベル。四隅は及第点で、この点は絞っても改善しない。
概ね、このレンズのピークは絞り開放付近にあると言っても過言ではなく絞り過ぎると徐々に中央の解像力が落ちていく印象。
注意点は像面湾曲でピント面に入れたつもりが、ピンボケなんてことも。解像力は絞り込んでも僅かに落ちる程度なので、被写界深度をしっかり深めておきたいところ。
色収差
中央は皆無に等しく、周辺部も「若干あるかな?」と感じる程度。
周辺減光・歪曲
電子接点を持たないので、レンズ情報を記録できず目立つ歪曲と減光を処理しづらい点がネック。特に歪曲は樽型というか陣笠状で人工物を被写体にすると違和感がある。
解像力は絞り開放からピークだが、減光はシーンによってF4程度まで絞り込む必要があるだろう。
逆光耐性・点光源
フレアは目立たないが、ゴーストは結構頻繁に発生するシーンがある。
コマ収差は控えめで星景写真にはありだが、強い点光源に対してはややハロっぽくなる。
無限遠の問題
サムヤンのレンズによくある問題で、距離指標がアテにならない個体がそこそこ存在する。特に星景写真で無限遠に合わせようとすると、無限遠が出ないなんてことも…。
購入したら、返却・交換が有効な間にまずピントのチェックは綿密に実施しておきたい。
総評
解像力を考えると優秀な超広角単焦点レンズで、品質や歪曲と向き合う必要はあるものの替えの無い超広角の明るいレンズ。特に新興のミラーレス一眼カメラでは貴重な存在。
とは言え、その品質や歪曲で苦労する事を考えると少しF値が暗くても純正の広角レンズを購入するという手段もアリ。
F2.8の明るい広角レンズがどうしても欲しいなら、高価値は十分にある。
競合レンズ
そもそも、この画角でF2.8の単焦点レンズが存在しない。画角とF値が最も近いのでシグマの「10-20mm F3.5 EX DC HSM」というズームレンズが存在するくらいか。あとは魚眼レンズで「10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM」「AF DX Fisheye-Nikkor 10.5mm f/2.8G ED」といったレンズくらい。
12mm F2.0 NCS CS
同じくサムヤン製の超広角レンズ。こちらはやや画角が狭くなっている反面、さらに明るいF2.0だったり。
ミラーレス仕様の光学設計のためか、明るいレンズの割に小ぶりで携帯性が良い。
さらに本レンズよりも安価なので、10mmの超広角が必要なければコチラがおススメ。
E16mm F2.8 SEL16F28(SONY E)
一見するとただの広角レンズだが、専用の魚眼(15mm)・超広角(12mm)コンバージョンレンズを別売りしている1本3役の素敵なレンズ。
専用設計なので光学的に無理がないため、画質の劣化がない。それどころか良好という声すらある。
前玉に装着するのでレンズの明るさはそのまま維持しつつ、ワイドな画角を手に入れる事が出来るのでおススメだ。価格もコンバージョンレンズ込で4万円をちょっと超える程度。魚眼も入れると6万円。レンズ3つ買ったと思えばかなり安い。
「E 10-18mm F4 OSS」というこれまたナイスな性能のズームレンズも存在する。F2.8の明るさが必要なければこちらの方が使い勝手は良好。ただし、周辺解像度がやや気になるという声もあるので作例を要確認。
フォクトレンダー NOKTON 10.5mm F0.95(MFT)
そもそも本レンズがAPS-C用のレンズであるため、マイクロフォーサーズでは画角の恩恵を最大限うける事ができない。
それであればマイクロフォーサーズ専用レンズを選択する方が賢明。その際に最も明るさを追求するとこのレンズにたどり着く。
NOKTONの名を関するだけあって、他の追随を許さない超明るいレンズ。
マイクロフォーサーズとは思えない表現力に、10万の対価を支払うことができるのであれば他にない選択肢。
海外の評価
Sony Alpha Blog
- プラスチック製にラバーのマニュアルフォーカスリングが備わっている。ビルドクオリティはとても良好だ。
- 非常に便利な過焦点距離表示がある。
- フォーカスリングは程よい抵抗感を持っているためマニュアルフォーカスは簡単だ。
- シャープネス:α6000
・中央:F2.8~F8までexcellent、F11でvery good、F16で回折の影響がある。
・端:F2.8~F4でvery good、F5.6?F8でexcellent、F11でvery good、F16で回折の影響を受けている。
・優れたシャープネスのパフォーマンスだ! - 周辺減光がF2.8でやや発生するがF4まで絞ると非常に小さい。
- 色収差はとても少ない。
- 歪曲は建築物で目に見える量が発生する。
- 太陽に向けてもフレアは発生せずコントラストの損失は無い。
- F11付近まで絞ると素敵な光芒が発生する。
- 最短撮影距離+F2.8で素敵で柔らかいボケを得ることが出来る。
- 発色はとても良好だ。
- 動画撮影においてこのレンズのフォーカスリングは操作しやすい。残念ながら絞りリングはクリックレスではない。
このレンズはAPS-Cに最適な広角レンズだ。α6000でこのレンズのサイズと重量を許容できるのであれば強くおススメできるレンズである。
長所:優れたシャープネス・とても良好な後ボケと発色・歪曲はLightroomで完璧に補正できる・フォーカスリングの操作が簡単・色収差やフレアが無い・リーズナブルな価格設定
短所:重くて大きい・デクリック機構の無い絞りリング
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