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RICOH GR IV は性能が大幅に向上している

リコーイメージング「RICOH GR IV」について、中国でのプレゼンテーションにおける実機のインプレッション記事が公開されています。SNストリート撮影モード、オートフォーカス速度が大幅に向上、新レンズによる性能向上など。(情報ありがとうございます)

CameraBeta

  • 実際に手に取ってみると、全体的な操作感はほとんど変わっていない。
  • コンパクトで、ポケットに収納しやすくなっている。
  • 新モデルの全体的なボタン配置に大幅な変更はない。
  • モードダイヤルに「SNストリート撮影モード」が追加。
  • 露出補正ボタンが元の位置に戻った。
  • 新機種は新センサーと画像処理エンジンが搭載され、0.6秒の高速起動時間を実現。GRシリーズ史上最速の機種。
  • 初回起動時には起動アニメーションが表示され、儀式感あふれる演出が施されている。リコーGRシリーズを使用したことのある方ならお分かりの通り、この儀式感のため初回起動時はやや時間がかかる。
  • 再起動時は非常に高速で、起動ボタンを押した瞬間に撮影を開始できるほど。この点は高く評価できる。
  • プログラム自動露出(Ex)機能が搭載されており、この機能により、前後のダイヤルを操作することで、絞り優先AEとシャッター優先AEの間を素早く切り替えることが可能。
  • 「スナップ撮影距離優先」機能に対応。撮影距離を設定するだけで、カメラが自動的に最適な絞り値に調整し、被写体を「被写界深度」内に収め、最高の撮影効果を実現。
  • 新センサーと画像処理チップを採用し、新たなアルゴリズムと組み合わせることで、オートフォーカス速度が大幅に向上。特に低照度環境下での性能向上は顕著。
  • 人物撮影向けにさらに精密な顔認識オートフォーカスや、継続的な追尾オートフォーカス機能なども搭載。
  • 最初の印象は、非常に操作性が良く、すぐに使いこなせて撮影が可能で、成功率も高い。オートフォーカスの精度が高く、速度も十分で、指で指した場所を正確に捉えることができる。
  • 新たな「シネマ」に加え、人気の高い粒状感調整機能もアップデートされた。
  • フルタッチスクリーンにより、操作は比較的スムーズ。
  • 手ぶれ補正性能が向上し、手持ち撮影やスローシャッター撮影において大きな助けになる。
  • 内蔵ストレージ容量は53GBで、SDカードを持ち歩かなくても1日たっぷり撮影可能。
  • UHS-I対応のMicro SDカードスロットを採用。
  • 最も注目すべき点は新レンズだ。全く新しい光学構造設計を採用しており、画質とオートフォーカス性能が向上しただけでなく、最短撮影距離も大幅に改善。

全体的に、新機種の第一印象は驚きが多い。新レンズ、新センサー、新画像処理エンジン + 新アルゴリズムの組み合わせにより性能が大幅に向上。

さらに、より優れた手ぶれ補正機能と「フィルム」のような撮影スタイルが加わり、この機種は再び「ポケットの中のストリート撮影必需品」となった。

GR IIIでユーザーが求めていた改善点を改良し、独自の遊び方をさらに進化させた。

中国SNSで様々なインフルエンサーがGR IVについて発信しているようです。中国以外は今のところ音沙汰ありませんが、近いうちに何等かの動きがあるのでしょうか。

AF性能が大幅に改善しているらしく、それはソフト・ハードの両面からアプローチしているとのこと。同時に光学性能も向上と言及しているので期待大。

追加ストレージはmicroSDとなってしまいましたが、内蔵ストレージが53GBもあれば十分と言えるかもしれませんね。あとは国内での価格設定と発売時期が気になるところですねえ。

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正式発表時の情報

ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR IV」の開発について
~最強のスナップシューターを目指した「GR」シリーズ最新モデル~

リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:森 泰智)は、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「GR」シリーズの最新モデルとなる「RICOH GR IV」の開発を進めていますのでお知らせいたします。

「GR」シリーズは、1996年に発売したフィルムカメラ「RICOH GR1」からまもなく30年、そして2005年にデジタル化した「GR DIGITAL」の発売から20年を迎えます。この長い歴史の中で、常に高画質や速写性、携帯性の追求というカメラの本質的な価値にこだわった基本コンセプトを継承しつつ、プロフェッショナルやハイアマチュアを中心とした多くの方々に支持されながら、時代に応じてさまざまな進化を遂げてきました。

現在開発中の「RICOH GR IV」は、これまでのGRの基本コンセプトを余すところなく正当進化させたモデルとして、新型のイメージセンサーや画像処理エンジン、レンズ等の主要デバイスを一新し、さらなる高画質を追求しています。通信機能の強化や、スマートデバイス用の新開発アプリにより、快適性、利便性の向上も図ってまいります。
また、「RICOH GR IV」をベースにHDF(Highlight Diffusion Filter)を搭載したモデルについても、合わせて開発を進めております。
「最強のスナップシューター」を目指して進化し続ける新しいGRの登場を、どうか楽しみにお待ちください。

なお、現行製品の「RICOH GR III」につきましては、部品調達の都合により、本年7月中の出荷分をもって製造完了となる見込みです。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。また、「RICOH GR IIIx」につきましては、当面の間、製造・販売を継続してまいります。

開発中製品の概要

製品名:RICOH GR IV

  • 発売時期:2025年秋(予定)
  • 価格:未定

※HDFモデルの発売は、2025年冬以降を予定しています。

スマートデバイス用アプリ:GR WORLD

  • リリース予定時期:近日予定
  • 対応機種:RICOH GR II以降のGRシリーズ各機種

※仕様、デザインなどは開発発表時点のものであり、予告なく変更する場合があります。

外装の主な変更点

  • 背面ホイールの廃止
  • 露出補正ボタンの追加

参考:GR IIIの画像

主な仕様

「RICOH GR IV」と「RICOH GR III」の外観やスペックの違い

GR IV GR III
レンズ 5群7枚
18.3mm F2.8-16
4群6枚
18.3mm F2.8-16
マクロ 0.06m~0.15m 0.06m~0.12m
イメージセンサー 2,574万画素 2424万画素
センサー除塵 超音波振動 DR II 超音波振動 DR II
手振れ補正 5軸 センサーシフト式 3軸 センサーシフト式
RAW RAW (DNG) 14bit RAW (DNG) 14bit
ISO 100~204800 100~102400
ストレージ 内蔵メモリ(約53GB)
microSD/microSDHC/microSDXC
内蔵メモリ(約2GB)
SD/SDHC/SDXC
AF ハイブリッドAF ハイブリッドAF
シャッター 1/4000秒~30秒 1/4000秒~30秒
モニター サイズ:3.0インチ
解像度:約103.7万ドット
サイズ:3.0インチ
解像度:約103.7万ドット
動画フレームレート フルHD(1920×1080、60p/30p/24p) フルHD(1920×1080、60p/30p/24p)
動画出力 MPEG4 AVC/H.264 (MOV) MPEG4 AVC/H.264 (MOV)
USB USB-C USB-C
Wi-Fi 2.4/5.1GHz 2.4GHz
その他ポート類 ホットシュー ホットシュー
バッテリー タイプ:
撮影可能枚数:
DB-110
撮影可能枚数:約200枚
サイズ 約109.4×61.1×32.7mm 約109.4×61.9×33.2mm
重量 本体のみ:約228g
バッテリー含:約262g
本体のみ:約227g
バッテリー含:約257g
その他機能 自動水平補正
ローパスセレクター
フルプレススナップ
フォーカスリミッター
自動水平補正
ローパスセレクター
フルプレススナップ

購入早見表

2025年秋発売予定

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参考:GR IIIシリーズ購入早見表

RICOH GR III 最新情報まとめページ

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