「NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1」のレビュー第三回 遠景解像編を公開。近距離のテストと異なり、全体的に良好な結果が得られました。
簡易的なまとめ
近距離のテストではレンズの解像性能に不安を覚えたものの、近距離で大きな問題はありません。むしろ、高倍率ズームレンズとしては全体的に安定しており、これといった欠点もなく、バランスの良い性能。
開放F値が大きいので、暗い環境や大きなボケを作るのには不向きですが、旅行などで観光スポットを全体的に良好な画質でおさめたい場合には有用な選択肢。
注意点があるとすれば、広角端と望遠端で若干目に付く倍率色収差、強制的に補正される歪曲収差。自動的に修正される現像方法では問題ありませんが、レンズプロファイル非対応の一部の現像ソフトを使う場合は残存収差の手動補正が必要となるでしょう。
While I had some concerns about the lens's resolution performance in close-up tests, there are no major issues at close distances. In fact, for a high-power zoom lens, it offers overall stable performance with no significant flaws, delivering well-balanced capabilities.
Its large maximum aperture makes it unsuitable for low-light conditions or creating significant bokeh, but it's a useful option for capturing tourist spots with generally good image quality during travel.
Points to note include slightly noticeable chromatic aberration at both the wide-angle and telephoto ends, and distortion that is forcibly corrected. While automatic correction in processing methods poses no issue, manual correction of residual aberrations may be necessary when using certain processing software that lacks lens profile support.
*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。
NIKKOR Z 24-105mm f/4-7.1のレビュー一覧
Index
遠景解像力
テスト環境

- 撮影日:2026.1.30 雪 微風
- カメラ:Z8
- 三脚:SIRUI AM324
- 雲台:アルカスイスZ1+
- 露出:絞り優先AE ISO100
- RAW:Adobe Camera RAW
- シャープネスオフ
- ノイズリダクションオフ
- レンズ補正 外せない
24mm
中央
F4の絞り開放から非常にシャープ。被写界深度の拡張以外で絞りによる改善効果はありません。

周辺
至近距離のテストでは画質が低下するポイントでしたが遠景では特に問題ありません。絞り開放からシャープで、絞る事で僅かに改善します。

四隅
倍率色収差の影響があるものの、近距離のテスト比べるとはるかにシャープでディテールが豊富。細部大きく拡大しなければ全く問題ありません。

35mm
中央
24mmと同じく、絞り開放から非常にシャープです。絞りによる改善の余地はありません。

周辺
中央と同じぐらい非常にシャープです。

四隅
24mmと同じく色収差の影響はありますが、細部までディテールが豊富。コントラストの極端な低下や像の流れはありません。

50mm
中央
絞り開放でごくわずかにコントラスト低下。しかし無視できる程度で実用的な画質に違いありません。少し絞るとコントラストが改善します。

周辺
中央と比べると細部が少しソフト。ただしF8まで絞ると改善します。

四隅
絞り開放から良好です。

70mm
中央
広角や標準と比べると細部のコントラストが少し低め。開放F値が高く、絞りによる改善はごく僅か。

周辺
コントラストに力強さはありませんが、細部までシャープでおーきな問題はありません。

四隅
周辺と同程度で画質に大きな低下はありません。とても良好です。

85mm
中央
70mmと同じ傾向です。

周辺
コントラストが少し低めにも見えますが、細部はシャープで解像性能に問題ありません。

四隅
中央や周辺と比べると若干ソフトにも見えますが、大きなな画質の乱れはありません。良好な結果を維持しています。

105mm
中央
望遠端においても画質の低下は目立ちません。絞りによる改善効果はほとんどなし。

周辺
少しソフトな画質ですが中央から大きな低下はありません。

四隅
コントラストが最も低くなるポイント。絞っても大きく改善することはありません。しかし極端な画質の低下はなく、問題なく使うことができます。

像面湾曲
像面湾曲とは?

ピント面が分かりやすいように加工しています。
中央から四隅かけて、ピントが合う撮影距離が異なることを指しています。例えば、1mの撮影距離において、中央にピントが合っていたとしてもフレームの端では1mの前後に移動している場合に像面湾曲の可能性あり。
最近のレンズで目立つ像面湾曲を残したレンズは少ないものの、近距離では収差が増大して目立つ場合があります。と言っても、近距離でフラット平面の被写体を撮影する機会は少ないと思われ、像面湾曲が残っていたとしても心配する必要はありません。
ただし、無限遠でも影響がある場合は注意が必要。風景など、パンフォーカスを狙いたい場合に、意図せずピンボケが発生してしまう可能性あり。この収差は改善する方法が無いため、F値を大きくして被写界深度を広げるしか問題の回避手段がありません。
テスト結果
近距離では全体的に目立ちますが、遠距離では問題ありません。
まとめ

近距離のテストではレンズの解像性能に不安を覚えたものの、近距離で大きな問題はありません。むしろ、高倍率ズームレンズとしては全体的に安定しており、これといった欠点もなく、バランスの良い性能。
開放F値が大きいので、暗い環境や大きなボケを作るのには不向きですが、旅行などで観光スポットを全体的に良好な画質でおさめたい場合には有用な選択肢。
注意点があるとすれば、広角端と望遠端で若干目に付く倍率色収差、強制的に補正される歪曲収差。自動的に修正される現像方法では問題ありませんが、レンズプロファイル非対応の一部の現像ソフトを使う場合は残存収差の手動補正が必要となるでしょう。
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