Dustin Abbottがソニー「FE 100-400mm F4.5 GM OSS」のレビューを公開。AF性能、解像性能、ボケ、テレコン耐性のすべてが非常に優秀で、特に動体撮影との相性が抜群と評価。高額ながら単焦点超望遠と可変F値ズームの中間を埋める存在として極めて魅力的とのこと。
Dustin Abbott:Sony FE 100-400mm F4.5 GM OSS Review
- 外観:従来の100-400mmとは異なり、F4.5通しとインナーズーム構造を採用した大型レンズ。GMバッジや赤いリングを備え、Gレンズとの差別化が図られている。鏡筒には金属と高品質エンジニアリングプラスチックを組み合わせ、軽量化と高級感を両立。
- 構造:95mmフィルターに加え、40.5mmドロップインフィルターホルダーを搭載。マウント部にシーリングを備え、全体で21か所以上のシーリングポイントを採用した本格的な防塵防滴仕様。前玉にはフッ素コーティングも施されている。
- 三脚座:三脚座は固定式リング+着脱式三脚座構成。リングはクリック有無を切り替え可能。
- フード:大型フードが付属。ロック機構とラバー製先端を備え、先端を下にして置ける設計である。GMシリーズらしい赤リングも採用。
- 携帯性:サイズは約120×328mm、重量は約1840g。大柄ではあるが、同クラスとしては軽量で、200-600mmや400-800mmより軽い。重量バランスが良く、手持ち撮影も比較的快適。インナーズーム構造により、撮影時のバランス変化も少ない。
- 操作性:ズームリングは約85°で100-400mmを操作可能。ズームトルク切替スイッチを備え、「Smooth」では軽快、「Tight」ではズームクリープを抑制できる。4つのFnボタン、機能リング、MFリングを備え、機能リングはパワーフォーカスやAPS-C切替などに割り当て可能。AF/MF、DMF、フォーカスリミッター、OSS関連スイッチも搭載する。
- AF:4基のXDリニアモーターを採用し、非常に高速かつ高精度。初代100-400GM比でAF速度は3倍、追従性能は50%向上しているとのこと。1.4倍・2倍テレコン装着時でもAF性能低下は小さく、動体追従性能も極めて優秀。動画AFも滑らかで、フォーカスブリージングは非常に少ない。
- MF:専用MFリングを搭載。応答性は良好で、親指で素早く操作しやすい配置。ただしリングトルクはやや軽め。
- マクロ:最短撮影距離は1.5m、最大撮影倍率は0.25倍。1.4倍テレコン装着時は約0.35倍、2倍テレコン装着時は0.5倍相当まで向上する。超望遠ズームとしては高い近接性能。
- 手ぶれ補正:OSSを搭載。通常・流し撮り・ファインダー安定化重視の3モードを備える。ボディ内手ぶれ補正と協調動作し、400mmでも1/4秒付近で一定の効果が得られた。
- 解像性能:100mmから400mmまで全域で非常に高い解像性能。100mmでは開放F4.5から中央・周辺とも非常にシャープで、絞っても改善幅は小さい。200mmでは隅まで極めて優秀で、300mmでは周辺がわずかに低下する程度。400mmでも中央・周辺とも高水準を維持しており、200-600mmより隅性能で優れる。1.4倍テレコン装着時の560mm F6.3でも高画質を維持。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:可変F値ズームより優れた被写体分離が得られる。中距離でも背景は滑らかで柔らかく、層状のボケも自然。11枚羽根絞りにより円形ボケも良好に維持される。2倍テレコン装着時でもボケ品質は良好。
- 軸上色収差:非常によく補正されており、ハイライト部でもフリンジはほぼ見られない。
- 倍率色収差:実写・テストともにほぼ確認されなかった。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:100mmではほぼ皆無。400mmでは軽微な糸巻き型歪曲が発生するが補正容易。1.4倍テレコン装着時はほぼニュートラル。
- 周辺減光:全域で非常に軽微であり、実用上問題にならない。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:Nano ARコーティングにより良好である。完璧ではないが、問題は比較的少ない。
- 光条:記載なし。
- 作例集:多数掲載。
- 総評:従来の100-400mmとは一線を画す、F4.5通し・インナーズーム構造の高性能超望遠ズームである。AF性能、解像性能、ボケ、テレコン耐性のすべてが非常に優秀で、特に動体撮影との相性が抜群。サイズは大きいが重量バランスに優れ、手持ち運用もしやすい。価格は高額だが、単焦点超望遠と可変F値ズームの中間を埋める存在として極めて魅力的である。これは他のレンズをいくつか売ってでも手に入れる価値のあるレンズの一つ。
- 競合について:
- 備考:あるセグメントの常識を根底から覆すようなレンズをレビューできるのは、めったにない特権だが、ソニーの新型「100-400mm F4.5 GM OSS」レンズはまさにその類のものだ。
Dustin Abbottのレビューでは、テレコン耐性に優れる光学性能と、動体撮影で驚異的な体験が可能なAF性能を備えたレンズとのこと。「常識を覆す」「他のレンズを売ってでも手に入れるべき」とかなり強めの言葉で推奨できるくらい印象の強い製品のようですね。決して安くはないズームレンズですが、それだけの価値がある模様。
ソニー FE 100-400mm F4.5 GM OSS 最新情報まとめ
- 発売日:2026年6月5日
- 予約開始日:2026年5月19日(火)10時
- 市場推定価格:73万円前後
スポーツや野生動物、報道用途向けに設計されたG Masterブランドの望遠ズームレンズ。
ズーム全域で開放F4.5を維持する設計で、望遠端で従来の100-400mmより約2/3段明るくなっています。インナーズーム方式を採用しており、ズーム操作時に鏡筒長は一定。AFには4基のXDリニアモーターを採用し、従来比で最大3倍高速なAFと、50%向上した追従性能を実現しています。
F4.5ズーム化とインナーズーム化により、重量は約1840gへ増加しているものの、プロ向けとして高い機動性を維持。1.4倍・2倍テレコンにも対応し、最大800mm相当まで拡張可能。鏡筒には4つのフォーカスホールドボタン、回転式三脚座、機能割り当て可能なリング、ドロップインフィルターホルダーなどを備え、プロ用途を強く意識した仕様。防塵防滴構造も採用し、過酷な環境下での使用にも配慮。
| FE 100-400mm F4.5 GM OSS | |
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レンズの仕様
| レンズマウント | E |
| 対応センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 100-400 |
| レンズ構成 | 20群28枚 |
| 開放絞り | F4.5 |
| 最小絞り | F32 |
| 絞り羽根 | 11枚 |
| 最短撮影距離 | 0.64-1.5m |
| 最大撮影倍率 | 0.25倍 |
| フィルター径 | 95mm 40.5mm |
| 手振れ補正 | 搭載 |
| テレコン | 対応 |
| コーティング | Nano AR II フッ素 |
| サイズ | 119.8 x 328mm |
| 重量 | 1840g |
| 防塵防滴 | 対応 |
| AF | XDリニア×4 |
| 絞りリング | - |
| その他のコントロール | AFLボタン Fnリング ズーム操作感切替 AF/MF フルタイムDFM レンジリミッター OSS OSSモード 三脚座リングクリック切替 |
| 付属品 | レンズストラップ ケースストラップ 差し込みフィルター ソフトケース フード キャップ |
関連レンズ
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