SIGMAレンズ カメラ レンズ

シグマ 100-400mm F5-6.3 DG DN OS 交換レンズデータベース

最新情報

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「100-400mm F5-6.3 DG DN OS」の情報を収集しています。

  • 2020-06-19:正式発表されました。2020年7月10日発売予定とのこと。
  • 2020-06-14:一部仕様が判明、DG HSMとの比較表を追加しました。
  • 2020-06-12:近日中に「100-400mm F5-6.3 DG DN OS」の登場が濃厚となってきたので専用ページを作成しました。やはり三脚座が付きそうな形状ですねえ。

レンズデータ

管理人のレビュー

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成枚数 16群22枚
画角 (35mm) 24.4° - 6.2°
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最小絞り F22 - 29
最短撮影距離 112(W) - 160(T)cm
最大撮影倍率 1:4.1(400mm時)
フィルターサイズ φ67mm
最大径 × 長さ Lマウント φ86.0mm × 197.2mm
ソニー Eマウント φ86.0mm × 199.2mm
質量 Lマウント 1,135g
(PROTECTIVE COVER PT-31を含む)
ソニー Eマウント 1,140g
(PROTECTIVE COVER PT-31を含む)
エディションナンバー C020
希望小売価格 120,000円
付属品 フード(LH770-05)、PROTECTIVE COVER PT-31

MTFチャート

レンズ構成図

サイズ比較

100-400mm F5-6.3 DG HSM

DG DN DG HSM
レンズ構成 16群22枚
FLD1/SLD4
15群21枚
SLD4
最小絞り(W端) F22 - 29 F22
フィルターサイズ φ67㎜ φ67㎜
画角(35mm判) 24.4° - 6.2° 24.4°­ - 6.2°
最短撮影距離 112(W) - 160(T)cm 160cm
最大径 × 全長 φ86x197.2mm φ86.4㎜ × 182.3㎜
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り) 9枚 (円形絞り)
最大倍率 1:4.1(400mm時) 1:3.8
重さ 1,135g 1,160g
三脚座別売り
テレコン対応
電磁絞り
テレコン対応
簡易防滴
MC-11対応

FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

DG DN FE GM
レンズ構成 16群22枚
FLD1/SLD4
16群22枚
SED1/ED2
最小絞り F22 - 29 32-40
フィルターサイズ φ67㎜ φ77㎜
最短撮影距離 1.12-1.6m 0.98
最大径 × 全長 φ86x197.2mm φ93.9x205mm
絞り羽根枚数 9 9
最大倍率 1:4.1(400mm時) ×0.12-0.35
重さ 1,135g 1,395g
防塵防滴
フッ素コーティング
AF STM DDSSM
リニアモーター
リミッター ∞-6m
6m-min
∞ー3m
その他 トルク調節

関連レンズ

関連記事

海外の評価

Digital Camera World

Digital Camera World:Sigma 100-400mm f/5-6.3 DG DN OS | C review

  • 80-400mmや100-400mmの望遠ズームは以前から存在するレンズであり、特に目新しいものでは無い。大きなレンズとなる傾向があり、キヤノンやニコンの一眼レフ用レンズはそれぞれ1,640g、1,570gと重く、そして非常に高価である。
  • 2017年にシグマは「ライトバズーカ」と呼ばれる100-400mmを発表した。望遠端の開放F値はF6.3と暗いが、重量は2/3で価格は半分以下だ。
  • そしてシグマは同様のミラーレス用レンズを発表した。ソニーEマウント・ライカLマウントで利用可能となり、新設計の光学系と新しいAFシステムを備えている。
  • ソニー「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」の半分以下となる価格設定だが、いくつか高水準な機能を備えている。実質的に無音で高速なステッピングモーター駆動を採用し、優れた精度で動作するフォーカスリング、AF/MFスイッチのほか、フォーカスリミッターやカスタマイズ可能なAFLボタンを搭載している。
  • 一眼レフ用と同じく、パンニングに対応したOSモードスイッチを搭載しているが、カスタムモードは存在しない。
  • ソニーEマウント用にはUSB Dockやテレコンバージョンレンズが存在しない。どちらもライカLマウント版でのみ利用可能だ。
  • 比較的軽量なレンズだが、ビルドクオリティはとても良好だ。真鍮製のレンズマウントには防滴用のシーリングが施されている。鏡筒の一部パーツは金属製で、三脚座を取り付けることも可能だ。一眼レフ用では三脚座を取り付けることが出来なかったので、ミラーレス用で改善され嬉しく思う。この三脚座はアルカスイス互換のプレートを兼ねており、そのままクランプに装着可能だ。
  • このレンズは直進ズーム・リング操作のズームどちらも対応している。
  • オートフォーカスは高速で、動きの速い被写体もうまく追従できる。
  • 手ぶれ補正は4段分の価値があり、機能的だ。
  • 小型軽量だが、画質はズーム全域で一眼レフ用よりも一貫した画質である。糸巻き型歪曲が望遠側で目立つものの、色収差は良好に補正されている。価格と重量を考慮すると期待以上の画質と性能だ。
  • ラボテスト
    ・中央シャープネスは200~300mmでベストとなるが、全体的に見事な画質だ。このような暗いレンズで絞り開放のパフォーマンスが良好なのは重要だ。
    ・色収差は無視できるほど良好に補正されている。ズームレンジ全域・絞り値全域で良好だ。
    ・歪曲収差は望遠側で僅かに目立つが、後処理での補正がとても簡単だ。

2017年にシグマはキヤノン・ニコン一眼レフ用の比較的コンパクトで軽量な100-400mmを市場に食い込ませた。そして、次世代のミラーレス用100-400mmは全ての性能と画質、操作性が刷新・洗練されている。
唯一の欠点は一眼レフ用と比べて売り出し価格が150ドルほど高くなっている事だ。

Contemporaryシリーズのレンズとして、競争力のあるリーズナブルな価格設定で、小型軽量で優れた性能がパッケージされている。色収差や歪曲、フレアを最小限に抑えつつ、優れたシャープネスとコントラストを実現している。一眼レフ用よりも高価だが、その価値はあるはずだ。

長所:パワフルなズームレンジ・比較的コンパクトで軽量・良好な操作性とパフォーマンス

短所:望遠側の開放絞りが暗い・ソニーEマウント版はUSB Dockやテレコンバージョンレンズが存在しない・一眼レフ用よりも高価

Mobile01

Mobile01:Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS 評測報告| FE-Mount 也有平價超望遠變焦鏡!

  • FEマウント、Lマウントユーザーにはお手頃価格の超望遠ズームレンズだ。MTFの性能や絞り開放の描写GMレンズほど美しくは無いかもしれないが、重量はわずか1,140gで、4段分の光学手ブレ補正を搭載している。非常にお買い得な超望遠レンズとなっている。
  • シグマ恒例のマット仕上げだ。付属品としてフロント・リアキャップ、そしてLH770-05フードが付属しているが、最も重要な三脚リング(TRIPOD SOCKET TS-111)は別売りだ。
  • 三脚座の必要性があれば追加投資が必要だ。カメラ底面ネジ穴も利用可能だが、フロントヘビーとなり、保持できる雲台も限られてくる。
  • 一眼レフ用レンズと混同しがちだが、これは新規設計のミラーレス用レンズだ。
  • 防塵防滴仕様なので、砂浜でも使用でも問題は無かった。
  • 一眼レフ版と同じく直進ズームの操作に対応している。個人的に直進ズームの操作性が肌に合っている。
  • 3種類のフォーカスリミッターやフォーカスホールドボタンなど、多機能なレンズだ。特にフォーカスホールドボタンの存在はありがたい。
  • AF駆動にはステッピングモーターを使用している。α7R IIIと組み合わせた際のAF速度は爆速とはいあかないまでも十分良好だ。滑らかな動作で動画にも適している。
  • 4段分の光学手ぶれ補正は理論上400mmで1/25秒のシャッタースピードで撮影できることとなる。接写時の成功率は70%以上、手ぶれ補正をオフにすると1~2%程度だ。遠景では80%、オフにすると20%程度だ。
  • 100mmの絞り開放は隅から隅までシャープ、ディテールも豊かな描写だ。小絞り時は回折が目立つのでF22はおススメ出来ない。
  • 400mmは陽炎の影響を受けて判断しかねる。
  • FLD・SLDレンズを贅沢に使っているが、色収差補正はイマイチだ。2400万画素のカメラなら4200万画素センサーほど目立たないかもしれない。
  • F8以降の絞り値で逆光時の問題が発生する。

このレンズを手に入れた翌日、慌ててビーチに持って行き、ビキニポートレートを撮影した。 ピント合わせのスピードは速くないが、ソニーのAF-C+リアルタイム瞳AFの利点を活かして、理想的な写真を簡単に撮影することができた。

価格に見合うだけの価値はあるが、全身ポートレートの撮影では少なくとも15mほど距離を開ける必要がある。するとこちらの指示がモデルまで届かないので難しかった。

風景・野鳥・野生動物との相性は抜群で、特に野鳥撮影では、軽量で短時間の手持ち撮影も楽にできる。三脚座は、特に長時間の撮影があるカメラマンや、定点動画や撮影をしたい人にとって必要だ、この点で三脚座が同梱していないのは残念である。

参考:AF速度

Xitek

Xitek:无反超长焦利器 适马100-400mm F5-6.3 DG DN OS |Contemporary测评

シグマはプロ用レンズメーカーとして、近年は研究開発をミラーレス市場へシフトし、市場での普及が進んでいる。この「100-400mm F5-6.3 DG DN OS|Contemporary」は、今年発売された初のフルフレームミラーレスレンズで、ソニーのEマウントとマラソフトのLマウントの両方に対応している。 ソニーやマレゾンのフルフレームユーザーにとっては、最もコストパフォーマンスの高い望遠ズームの選択肢となるだろう。

  • レンズは白黒の長い箱に入っており、レンズ、表裏カバー、フード、保険証、説明書が付属している。
  • 全長197.2mm、重量1140gのソニーEマウント版を手に入れた。全体的なレンズの質感は許容範囲内だ。
  • 前方にズームリングがあり、レンズを保持しながら操作するのに適している。フォーカスリングは後方に配置されている。
  • 鏡筒にはAF/MFスイッチの他、AFリミッター、フォーカスホールドボタン、手ぶれ補正スイッチなどが存在する。
  • 400mmまでズームすると内筒が繰り出され、レンズが伸びる。100mmでズームリングをロックすることが可能だ。
  • フィルター径は67mmを使用している。
  • レンズマウントや三脚リングを取り付ける部位は金属パーツを採用、強度を確保している。
  • MC-11経由で動作する一眼レフ用モデルと比べて、ミラーレス専用設計は携帯性で有利となる。
  • ミラーレス専用設計で16群22枚のレンズ構成だ。1枚のFLDレンズ・4枚のSLDレンズを採用して効果的に収差を補正している。
  • 100mmシャープネス
    中央が優れており、端の画質も悪く無い。私の予想を超えている性能だ。絞り開放から自信を持って撮影でき、F8~F11まで絞っても画質に大きな変化は見られない。F16以降で画質は僅かに低下し始め、F22で最も画質低下が顕著となる。
  • 400mmシャープネス
    絞り開放も十分使える画質だが、F8~F11まで絞るとシャープネスが向上する。F16まで絞ると低下し始め、最小絞り値はあまり適していない。
  • 広角・望遠端に関わらず、一貫したシャープネスが維持されている。一眼レフ版と比べると遥かに改善しており、特に絞り開放の画質がとても良好だ。
  • 100mmの絞り開放でとても僅かな色収差が発生する。F8まで絞ると解消できる。400mmのほうがパフォーマンスは良好で、絞り開放から色収差の兆候は見られない。
  • 周辺減光は100mm F5で目立つが、F8まで絞ると改善する。F16以降は目に付かない。
    400mmの減光は100mmよりも目立ち、F16まで絞っても僅かに減光が発生している。ボディ内補正をオンにすると良いだろう。
  • 歪曲収差補正をオフにしても影響が僅かだ。100mmで糸巻き型歪曲、400mmで目に付く歪曲収差はみられない。
  • 最短撮影距離は100mmで110cm、400mmで160cmだ。最短撮影距離を活かして大きなボケを得ることが出来る。
  • 手ぶれ補正オフの場合、400mm 1/5秒の撮影はほぼ不可能だが、オンにすると許容範囲のシャープネスを得られるようになる。優れた手ぶれ補正ユニットだ。
  • オートフォーカスは最新アルゴリズムを備えたステッピングモーター駆動を採用している。野生動物や航空機の撮影で重宝する。

一眼レフ版のように小型軽量を維持しつつ、光学性能を向上させている。比較してミラーレス版は優れた性能だ。シャープネスや色収差補正は特に望遠端で予想を上回っている。さらに高速AFに対応し、動物や航空機の撮影で大変便利だ。Sportsラインのレンズでは無いが、手ごろな価格と汎用性は多くのミラーレスユーザーを満足させることだろう。

PhotographyBlog

PhotographyBlog:Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Review

  • シグマ100-400mm F5-6.3 DG DN OSは、ソニーαEマウンフルサイズおよびAPS-Cカメラ用の小型軽量4倍望遠ズームレンズだ。APS-C装着時は画角が35mm判換算で焦点距離150-600mmとなる。
  • 重さ1140g、長さ19.92cmのシグマ100-400mm F5-6.3 DG DN OSは、カバーしているズームレンジを考慮すると、とても軽量でコンパクトだ。
  • ソニーα7 IIIのように小さなフルサイズカメラでも、少なくとも400mmにズームするまではバランスが取れている。長時間の手持ち撮影が可能となるレンズだ。
  • 100mmから400mmにズームすると、かなり伸びるので注意が必要だ。
  • ビルドクオリティはとても良好だ。シグマ100-400mm F5-6.3 DG DN OSは、内部構造は金属パーツとプラスチックパーツを組み合わせている
  • シグマ100-400mm F5-6.3 DG DN OSは、望遠ズームレンズに必要な機能をすべて備えている。
  • インナーフォーカスタイプで、鏡筒側面のフォーカススイッチでマニュアルフォーカスへの移行が可能だ。さらにフルタイムのマニュアルフォーカスオーバーライドも可能である。
  • フォーカスリミッタースイッチには、FULL、・6m-∞・1.6-6mの設定があり、被写体とレンズの距離が分かっていれば、オートフォーカスのスピードを上げるのに役立つ。
    さらにUSB Dockを使用して、これらの範囲を自分のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能だ。
  • このレンズには距離目盛が無い。
  • 専用のフォーカスホールドボタンがあり、これをカスタマイズして各種機能を割り当てることもできる。
  • 手ブレ補正機能は、レンズ鏡筒上のOSスイッチで作動し、約4段分の補正が可能だ。OSシステムには2つのモードがあり、モード1は一般的な撮影に適しており、モード2は水平方向(垂直方向ではなく)に動く被写体のパンニング撮影に最適だ。必要に応じてオフにすることもできる。
  • 焦点距離100mmでロックできるズームロックスイッチが搭載されており、レンズを保管する際に便利だ。
  • 大きなフォーカスリングを備えており、グリップしやすいように加工されている。無限遠でのフォーカス設定が容易になるように、範囲の両端にハードストップがありる。(訳注:誤記です。このレンズのフォーカスリングにハードストップはありません)
  • オートフォーカスは、ソニーα7 IIIに装着した状態では、約0.25秒で被写体にロックオンしてしまうという、かなりの遅さだ。
  • 良い光の下でも悪い光の下でも、レンズは最終的に被写体にロックオンしたが、いくらかの "ハンチング "を経験した。
  • 大型の円形プラスチック製レンズフード(LH770-05)が付属している。
  • この価格帯で取り外し可能な三脚座・リングが付属していないこと、そしてケースやソフトバッグが付属していないことが気になるところだ。両方とも購入することをお勧めするが、明らかに価格を押し上げることになる。
  • 色収差は、通常、コントラストの強いエッジに沿った紫や青のフリンジとして見られるものだ。テストショットではほとんど見られなかった。
  • 絞り開放では、ズームレンジ両端で光量落ちが激しい。F/11まで絞れば、ほとんど気にならない。
  • 歪曲収差もほとんど気にならない
  • 9枚の円形絞りを採用しており、その結果、非常に良いボケ味が得られているように見える。しかし、ボケの評価は主観的なものであることを認識しているので、いくつか作例を用意した。
  • シャープネス100mm
    中心部シャープネスと周辺部シャープネスは、開放でF5から良好でF5.6まで良好だ。F5.6からF11までは非常に良好となる、F16とF22は回折の影響を受けている。
  • シャープネス200mm
    中心部のシャープネスは開放F5.6から良好で、F8からF11までは中央部も周辺部も高水準となる。F16からF25までは回折の影響を受けている。
  • シャープネス300mm
    中心部シャープネスはF6.3でややソフトだ。F8からF16までは中心部、周辺部ともに高水準を維持しており、F22からF29では回折の影響を受けている。
  • シャープネス400mm
    中央部のシャープネスはF6.3-F8からがややソフトだ。F11からF16までは中心部、周辺部ともに高水準を維持しており、F/22からF/29までは回折の影響を受けている。

ソニーα用の望遠ズームレンズはあまり多くないので、シグマが100-400mm F5-6.3 DG DN OSを発表したのは嬉しいことだ。一眼レフ用と比べて、フォーカスホールドボタンの追加、最短撮影距離の改善、そして三脚座対応など優れた機能を備えている。

マイナス面として、デジタル一眼レフ版よりもピント合わせの際にハンチングしやすく、そしてピント距離目盛がなく、三脚座に追加料金を払わなければならないことなどが挙げられる。

幸いにも、焦点範囲全体で非常に良好な画質を備え、十分な明るさとコンパクトさを実現しているので、手持ち撮影に適している。

光学的に見ると、高価で重いソニーFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSに匹敵するものでは無い。とは言え、400mmを除いて、すべての焦点距離で1段絞れば、中央からフレーム端までとてもシャープだ。

ケースやソフトバッグがないこと、さらに三脚座が付属しないものの、レンズの価格設定を考慮すると妥協すべき点となる。

全体的に見て、歓迎すべき望遠ズームレンズだ。低価格で汎用性の高い望遠ズームを探しているのであれば、検討すべき価値のあるレンズである。

Sony Alpha Blog

Sony Alpha Blog:Sigma 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary

  • ビルドクオリティはとても良好だが、「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」よりは劣る。
  • サイズと重量は適切でソニーよりも小さい。
  • ソニーEマウント用のシグマレンズとしては初めて光学手ぶれ補正を搭載している。効果的だが、三脚使用時は無効にする必要がある。
  • 三脚座は付属していないが、別売り「TS-111」を購入可能だ。
  • 最短撮影距離は100mmで110cm、400mmで160cmだ。ソニーは全ての焦点距離で98cmと遥かに優れている。
  • ソニー製テレコンバージョンレンズと互換性は無い。装着は可能だが、AFと絞りは動作しない。
  • オートフォーカスは非常に優れているが、動体撮影ではソニーほど良好ではない。α7R IVとの組み合わせで約30%ほどピントを外していた。
  • シャープネス:α7R IV
    ・中央はとても良好な結果だが、α7R IVと組み合わせた場合は「Excellent」に達することがほとんど無い。α7 III・α7R IIIでは優れた結果となるだろう。
    ・四隅は全体的に1グレード低い結果だ。
  • 周辺減光は100mmから400mmへズームすると増加する。
  • 全体的に糸巻き型歪曲となり、100mmから400mmへズームすると徐々に増加する。
  • 色収差はとても小さい。
  • 逆光耐性は太陽をフレームに入れることが少ないので問題とならない。フレームに太陽が入るとフレアは発生しやすい。
  • 発色やコントラストはとても良好だ。
  • 後ボケはとても柔らかく心地よい。
  • 玉ボケは玉ねぎボケや色付きが無く、とても柔らかい。
  • FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSとの比較
    ・より重く太いレンズだが、ビルドクオリティはより優れている
    ・三脚座同梱
    ・フォーカスホールドボタンが3カ所配置されている
    ・レンズフードにフィルター操作窓がある
    ・最短撮影距離が全体的に短い
    ・オートフォーカスはシグマより優れている
    ・価格はシグマのほぼ3倍だ
    ・シャープネスはα7R IVでより良好な結果となる
    ・色収差はともに目立たない
    ・逆光耐性はソニーが優れている
  • 実写でもソニーほどシャープでは無いことが分かる。最良の結果を得るには1段絞る必要がある。

コストパフォーマンスが非常に優れている。2400~4200万画素のα7シリーズにおいて理想的なレンズだ。スポーツ・ポートレート・風景・野生動物などに適した焦点距離だが、動物や野鳥を撮影する場合はソニー「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」がより適した選択肢となる。

α7R IVと組み合わせた場合、シャープネスとAFの点でソニー純正より見劣りする。しかし、α7 IIIやα7R IIIと組み合わせる場合はシャープネスで目立った違いは見当たらない。

オートフォーカスは静止体相手にはとても優れているが、動きのある被写体ではソニー純正より失敗率が高い。ベストな選択肢はソニー純正だが、予算に限りがある場合は優れた代替モデルとなるだろう。

長所:良好な価格・重量・低画素で優れたシャープネス・とても良好な発色・とても良好なボケ・低色収差・とても良好なAF・効果的な手ぶれ補正・とても良好なビルドクオリティ・とても優れたエルゴノミクス

平凡:テレコンバージョンレンズの互換性なし・α7R IVでとても良好なシャープネス・400mmで中程度の周辺減光と歪曲収差・AF-Cの信頼性がソニー純正ほどではない・三脚座別売り・四隅のシャープネス

短所:動画撮影時にAFが時々動作不良となる

CAMERA LABS

  • ソニーE・ライカLマウント用の比較的手ごろな価格の望遠ズームレンズだ。キヤノンRF・ニコンZマウント用は何も告知されていない。
  • 約900ポンドであり、フルサイズミラーレスで最も安価に400mmを利用できる選択肢の一つとなる。
  • 一眼レフ用「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」とよく似ているが、ミラーレス用は約100ドル高価だ。また、いくつか大きな違いが素内する。
  • FE 70-200mm F2.8 GM OSS」はこのレンズの2.5倍高価なハイエンドレンズだ。直径が少し大きいが、並べてみるとサイズはほぼ同じだ。フィルター径はシグマのほうが小さく、重量も260gほど軽い。手に取った際に小さな違いを感じるものの、絞り開放F値が1/3ほどソニーのほうが明るい。どちらも防塵防滴仕様だ。
  • フォーカスリングはソニーほどでは無いが滑らかに動作する。
  • 100mm時に最短となり、望遠端で76mmほど伸びる。
  • ズーム操作はリングを回転させる他、内筒を引き延ばす動作に対応している。シグマはこれを強調しているが、いくつか他のレンズもこのような動作に対応している。
  • シグマの絞り開放F値
    F5:100~113mm
    F5.6:113~235mm
    F6.3:235~400mm
  • ソニーGMの絞り開放F値
    F4.5:100~116mm
    F5:116~164mm
    F5.6:164~400mm
    シグマと比べて全体的に1/3段明るいアドバンテージを持つ
  • ソニーGMのフォーカスリングは遥かに滑らかに動作する。ズームリングにロック機構は無いが、トルクの調節が可能だ。
  • カスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンを備えている。さらに一眼レフ用には無かった別売り三脚座に対応している。
  • ソニーの三脚座はリングを残してレンズから外すことが可能だ。
  • 撮影倍率はソニーのほうが良好だ。
  • シグマはテレコンバージョンレンズで撮影倍率を拡張できるが、今のところソニーEマウント用のテレコンバージョンレンズは存在しない。
  • ボケは柔らかく魅力的だ。絞っても玉ねぎボケの兆候は全くない。ソニーのほうがF値が小さいものの、四隅のボケが小さくなっている。
  • オートフォーカスは瞳検出・顔検出に対応している。シグマはコントラスト検出時のハンチングが目立ち、比較してソニーは少し速く正確に見える。
  • 100mm時の画質は隅から隅までくっきり写る。絞るとシャープさが増し、F8~F11でピークを迎える。絞り開放でも非常に良好だ。
  • 100mmの絞り開放をソニーと比べても遜色の無いパフォーマンスだ。
  • 400mmでも隅までディテール豊富だ。絞りを閉じるとコントラストとディテールは良くなるが、絞り開放でもやはり非常に良好だ。
  • 400mmをソニーと比較しても非常に似通った画質である。価格差を考慮すると解像性能でソニーに見劣りしないのは見事だ。

フルサイズミラーレスで400mmを楽しむ最も安価な方法の一つとなる。コストを抑えたい野生動物やスポーツの撮影に最適だ。防塵防滴仕様でオートフォーカスは高速かつ静か。光学手ぶれ補正を備え、一眼レフ用では利用できなかった三脚座も装着できる。

4200万画素のα7R IIIでテストしたところ、解像性能はソニーGMと一致するものであると判明した。オートフォーカスは野鳥の撮影できちんと撮影できることを確認している。ただし、ソニーGMほど滑らかで信頼性の高いAFではない。シグマレンズはプリプロダクションモデルなので、製品版で改善する可能性はある。

より多くの予算を使うことが出来る本格的なフォトグラファーは依然としてGMを熱望するだろう。このシグマレンズは同じズームレンジとディテールをより手頃な価格で、より多くの人が利用できる望遠ズームレンズだ。他のDG DNシリーズと同じく魅力的な選択肢であり、おススメできる一本だ。キヤノンRF・ニコンZ用モデルの投入も期待したい。

CAMERA LABS:Sigma 100-400mm f5-6.3 DG DN review

Dustin Abbott

外観・操作性

  • 一眼レフ用100-400mmの強みを継承しつつ、弱点を大幅に改善している。飛翔中の野鳥を追従するようなシーンでも十分なフォーカス速度となる非常に競争力のあるレンズだ。
  • 150-600mmや200-600mmクラスと比較してコンパクトなレンズだ。150-600mmクラスは2Kgに近い重量だが、このレンズはその半分に近い1135gである。この重量には三脚座が含まれていないので、利用する場合には123gの追加が必要だ。
  • 直接競合する「FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS」の重量は約1400gだ。ソニーと異なりシグマは三脚リングも取り外すことが出来るので軽量化しやすい仕組みである。
  • ソニーと比べて僅かに短く、直径が小さいレンズだ。そして何より外装は目立たない黒色の塗装が施されている。
  • レンズマウントは真ちゅう製、マウント付近の鏡筒は金属製、以降の鏡筒はエンジニアリングプラスチックなどの複合素材を利用している。個人的な印象としてはGMほど良好なビルドクオリティでは無いが、一眼レフ用のシグマやタムロンの100-400mmよりは確実に上回っている。非常に頑丈でカッコいいレンズだ。
  • 三脚座は付属しておらず、取り付け位置にはゴム製スリーブを装着している。別売り三脚座「TS-11」は「105mm F1.4 DG HSM」と共用だ。105mmも所有している場合は使いまわることが出来る。ソニーと異なりアルカスイス互換のクランプに対応している。
  • 三脚座を利用することでより簡単にバランスを取ることが出来る。
  • このレンズの機能性は完璧であり、側面には4つのスイッチとボタンが備わっている。
    ・AF/MF
    ・3ポジションのAFリミッター
    ・フォーカスホールドボタン
    ・3ポジションのOSモード
  • ソニーのように複数のフォーカスホールドボタンは備えていない。
  • ソニーのようにズームリングのトルクを調節できる機能は備えていない。
  • レンズフードにソニーのようなフィルター操作窓は存在しない。フードは直進ズームのように操作するため掴みやすい形状となっている。
  • レンズマウントには驚くほど厚いゴムガスケットが備わっている。ソニー製レンズのガスケットよりしっかりとしている。ただし、他の部位に防塵防滴処理が施されているとは明記されていない。
  • テレコンバージョンレンズに対応できるスペースがあるものの、現状でソニーEマウント用アクセサリーは存在しない。(ライカLマウントのみ)
  • シグマの撮影倍率はソニーの0.35倍には及ばない。GMほどクローズアップは出来ないが、400mmでの良好な画質を得ることが出来る。本当に良好であり、テレコンバージョンレンズを装着することでさらに拡張できる。
  • 焦点距離による開放F値の変動はソニーよりも悪い。100mmでF5となり、113mmでF5.6に達する。幸いにもF5.6の領域は長く、235mmでF6.3に到達する。この傾向は一眼レフ用100-400mmと同じだ。
  • ズームすることで内筒が大きく伸びる。
  • 4段分の補正効果がある光学手ぶれ補正を搭載している。100mm 1/10秒での撮影が可能だった。
  • 手ぶれ補正には流し撮り用「モード2」がある。
  • Contemporaryシリーズに属するレンズだが、これまで使って来た中で最も優れた「C」レンズだ。

AF

  • 一眼レフ用100-400mmのAF性能は野生動物や野鳥の撮影では制限を感じる。
  • 一方、このレンズはアクチュエーターにステッピングモーターを採用し、駆動音はとても静かで滑らかに動作する。
  • AF-Cでのフォーカス速度は素晴らしく高速で、典型的なフォーカス移動はほぼ一瞬で完了する。必要に応じてフォーカスリミッターで底上げが可能だ。
  • α9と組み合わせることで一眼レフ用より遥かに優れた結果を得ることが出来る。
  • α9と組み合わせることで15fpsの連写速度を実現している。理論上は20fpsだが、ソニー製レンズでも17fps程度だ。
  • テスト環境はソニー製レンズをチェックした時より厳しいものだったが、追従性能には満足している。約40コマの撮影で完璧なショットが28-30枚、許容できるショットが5~7枚存在した。
  • テスト環境に関わらず、ソニーのほうが成功率が数枚高いのでは無いかと思う。しかし、このレンズに競争力があるのは間違いない。
  • プロフェッショナルな仕事ならGMレンズを買い求めるかもしれないが、大部分のフォトグラファーはこのレンズのフォーカス速度と精度で大いに満足できるだろう。
  • オートフォーカスの性能はカメラに依存している。ソニーGMとの価格差分をカメラに充てるのも一つの方法だ。
  • 人・動物の瞳AFに対応している。

画質

  • 16群22枚の複雑な光学設計だ。1枚のFLDレンズと4枚のSLDレンズを使用している。実写テストはとても良好な結果だ。
  • 望遠ズームらしく全域で糸巻き型の歪曲収差だ。周辺減光と併せて適度な影響量が見られる。どちらも400mmで最も目立つ。
  • 歪曲収差と周辺減光はリニアな影響となっているので修正は難しくない。レンズプロファイルにも対応している。悪く無い結果だが、ソニーGMがより良好である。
  • 色収差は良好に補正されている。色付きはほとんど無く、コントラストが良好だ。
  • 100mmにおけるシャープネスはキヤノン「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」とほぼ同じだ。中央と周辺はキヤノンが有利、四隅は僅かに有利だ。GMも見比べると全体的に少し優れている。特に四隅は最も優れている。
  • シグマの100mmは3本中で最もシャープでは無く、絞ってもあまり改善しない。しかし、違いは僅かであり競争力のある画質だ。
  • 200mmはシグマが周辺でキヤノンに追いつくが、その他は全体的にキヤノンが僅かに有利だ。ソニーと比べると違いを見分けるのが難しい。F6.3~F8まで絞るとコントラストと解像度が少し改善される。
  • 300mmは面白い傾向となる。キヤノンは最も一貫したレンズだが、シグマとソニーが逆転し始める。シグマは望遠側でより強力なパフォーマンスを発揮するようだ。キヤノンに匹敵するパフォーマンスであり、ソニーと比べて周辺や四隅が少し良好だ。
  • 400mmでは驚くべき結果となる。シグマは非常に強力なパフォーマンスを発揮し、3本中でベストな結果となる。中央はソニーより僅かにアドバンテージのある画質となり、周辺はソニーより遥かに良好だ。四隅はソニーが良好となる。キヤノンと比較しても中央はシグマ有利だ。キヤノンは周辺と四隅で僅かに有利である。
  • ソニーやキヤノンの半値と考えるとシグマのパフォーマンスは強力だ。ソニーとの違いは最小限である。
  • これ以上の画質を追求するのであれば単焦点レンズを選ぶべきだ。
  • ボケ味も感銘を受けた。最高の単焦点レンズほどでは無いが、不快と感じる描写は見られない。クリーミーで見栄えの良いボケ描写だ。
  • 画角の狭いレンズで逆光耐性が問題となるケースは少ないと思うが、敢えてテストしてもそれほど問題とならないことが判明した。
  • 前述した通り、シグマの強みはコストパフォーマンスの高い光学性能だ。望遠側を重視した設計は競争力があると思う。

100-400mmは70-200mm F2.8とほぼ同じサイズで柔軟性と機能性を獲得したレンズだ。便利なレンズではあるが、多くのフォトグラファーにとって尻込みする価格設定である。このため、シグマ100-400DGDNのような存在はとても重要だ。

一眼レフ用レンズの弱点の大部分を改善し、遥かに高価なGMレンズに取って代わる優れたサードパーティ製レンズである。あなたの探しているレンズはここにある。

長所:防塵防滴・素晴らしいビルドクオリティ・スリム・軽量・三脚座対応・静かで高速で正確なAFシステム・野鳥にも使える優れた追従性能・特に400mmで優れた画質・多くの可変絞りより優れたボケ・優れた色収差補正・効果的な手ぶれ補正・撮影倍率・素晴らしい価格設定

短所:三脚座別売り・開放F値が急速に暗くなる・ソニーEマウントでテレコンバージョンレンズ非対応

Dustin Abbott:Sigma 100-400mm F5-6.3 DN OS Review

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