Amateur Photographerが「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II」のレビューを公開。前モデルも優れていたとしつつ、より高速なAFや軽量化、美しいボケなどを評価。アップグレードを検討する価値があると言及。
- 外観:従来モデルより小型・軽量化。液晶パネルを廃止し、シンプルな外観となった。インナーズームを採用し、ズーム操作による全長の変化がない。
- 構造:18群16枚構成。防塵防滴構造に加え、前玉にはフッ素コーティングを施す。アソアモルファス、アルネオ、スーパーインテグレーテッドコーティングによりゴーストやフレアを低減。Zテレコンバーターにも対応する。
- フード:HB-119フードが付属。逆付け収納に対応し、可変NDフィルターなど回転式フィルターを装着したまま操作できる窓を備える。
- 携帯性:約998g(三脚座除く)。従来モデルから26%軽量化し、全長も12mm短縮。70-200mm F2.8としては携帯性が向上し、手持ち撮影やジンバル運用もしやすくなった。サイズは約90×208mm。
- 操作性:クリック有無を切り替えられるコントロールリング、MFリング、ズームリングを搭載。ズーム位置表示を備え、インナーズームでバランスが変化しない。縦横位置どちらでも使いやすい2組のFnボタン、AF/MF切替スイッチ、フォーカスリミッターを装備。着脱式三脚座を採用し、取り外し時は化粧リングを装着できる。
- AF:SSVCMによりAF速度は約3.5倍スーパーインテグレーテッドコーティング、高速化と50%の静音化を実現。望遠端での合焦時間短縮やズーム中の追従性能向上により、動体撮影で高い追従性を発揮。実写でも合焦は非常に速く静かで、人物や野鳥などの追尾も良好。
- MF:適度なトルクを備えたフォーカスリングを採用。無限回転式で、滑らかにマニュアルフォーカスを行える。
- マクロ:最短撮影距離は70mmで0.38m、200mmで0.8m。最大撮影倍率は70mmで0.3倍、200mmで0.25倍。マクロレンズではないが、花などの近接撮影にも対応できる。
- 手ぶれ補正:レンズ内手ぶれ補正は最大6段分。対応ボディではシンクロVRに対応し、画面中央から周辺まで補正効果を高める。
- 解像性能:細部まで非常に高い解像性能を発揮。開放からシャープで、ズーム全域・絞り全域を通して隅まで高い解像力を維持する。さまざまな被写体で安定した描写を示した。
- 像面湾曲:記載なし。
- ボケ:11枚羽根の絞りにより、円形を保った玉ボケと滑らかなボケを実現。従来モデルよりボケ描写が改善され、背景のぼかしも自然で柔らかい。
- 軸上色収差:実写では色収差は確認できず、良好に補正されている。
- 倍率色収差:特殊硝材を用いた新しい光学設計により効果的に補正。実写でも色収差はほとんど見られなかった。
- 球面収差:記載なし。
- 歪曲収差:補正を無効にすると広角端でわずかな樽型歪曲、望遠端でわずかな糸巻き型歪曲が見られるが小さい。
- 周辺減光:補正を無効にした開放F2.8では、条件によってわずかな周辺減光が見られる。目立ちにくく、現像ソフトで容易に補正可能。
- コマ収差:記載なし。
- 逆光耐性:各種コーティングの効果により、ゴーストやフレアは強い光源を画面内に入れても良好に抑えられている。
- 光条:記載なし。
- 作例集:ポートレート、野鳥、スポーツ、花、静物、風景など。
- 総評:高価なレンズだが、それに見合う描写性能とAF性能、汎用性を備える。軽量化やボケ描写の改善もあり、動体撮影から風景まで幅広く対応できる。想像以上に汎用性が高い。既存モデル所有者でも、AF性能や軽量化を重視するなら買い替えを検討する価値がある。
- 競合について:記載なし。
- 備考:
Amateur Photographerのレビューによると、小型軽量化とAF強化を両立させつつ、画質も従来より改善しているようです。PetaPixelでは玉ねぎボケを指摘していましたが、本誌では特に指摘していません。このあたりは他のレビューサイトのサンプルも確認したほうが良さそう。ただし、いくつかのレビューで「口径食は強い」と言及しています。
AF強化と軽量化により汎用性が高まり、結果として撮影機会の増加について言及。撮影に持ち出す機会が多い分、出費に見合うだけの価値があると感じるとのこと。
ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 最新情報まとめ
- 発売日:2026年4月
- 予約開始日:3月3日10時
- 希望小売価格:オープン
- ニコンダイレクト:443,300円
- B&H:3196.95ドル
2026年4月発売のNIKKOR大口径望遠ズームレンズ第二弾(正確には3本目)。
24-70mm f/2.8 VR S IIに続く改良版であり、軽量化と高性能化を両立する近年のニコン方針を反映した製品。光学性能とAF速度を向上させつつ、初代より約26%の軽量化を実現。クラス最軽量と言われています。VCMモーターにより、ズーム中で3.5倍、全体的には約40%向上。さらに最短撮影距離が改善し、広角側0.38m、望遠側0.8mで、実用的な近接性能を備えています。
新型は三脚座なしで998g、装着時で1180gと大幅な軽量化を達成。先代を超える性能を維持しつつ、機動性を高めています。着脱式三脚座にはArca-Swiss互換の切り欠きを初採用。18群16枚構成に各種特殊レンズを採用し、収差補正を強化。独自コーティングによりゴーストやフレアを抑制し、防塵防滴に対応。
販売価格は9万円以上の値上がり(ニコンダイレクトにおける価格比)ですが、北米での価格差は300-400ドルほど。円安など国内情勢が影響しているものと思われます。
| NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II | |||
| 楽天市場 |
Amazon | キタムラ | |
| ビックカメラ | マップカメラ | ||
| メルカリ |
キタムラで中古在庫を探す |
||
| Z TELECONVERTER TC-1.4x | |||
| 楽天市場 | Amazon | キタムラ |
|
| キタムラで中古品を探す |
|||
| Z TELECONVERTER TC-2.0x | |||
| 楽天市場 | Amazon | キタムラ |
|
| キタムラで中古品を探す |
|||
レンズの仕様
| レンズマウント | Z |
| 対応センサー | フルサイズ |
| 焦点距離 | 70-200mm |
| レンズ構成 | 16群18枚 |
| 開放絞り | F2.8 |
| 最小絞り | F22 |
| 絞り羽根 | 11枚(円形絞り) |
| 最短撮影距離 | • 焦点距離70mm時:0.38m • 焦点距離85mm時:0.38m • 焦点距離105mm時:0.5m • 焦点距離135mm時:0.6m • 焦点距離200mm時:0.8m |
| 最大撮影倍率 | 0.3倍(焦点距離70mm) |
| フィルター径 | 77mm(P=0.75mm) |
| 手振れ補正 | 6.0段 (カメラ協調あり) |
| テレコン | |
| コーティング | メソアモルファス アルネオ SIC フッ素 |
| サイズ | φ約90mm×208mm |
| 重量 | 約1180g(三脚座リング装着時) 約1030g(保護カバー装着時) 約998g(三脚座リング、保護カバーなし) |
| 防塵防滴 | 対応 |
| AF | SSVCM |
| 絞りリング | - |
| その他のコントロール | コントロールリング リング操作感切替 Fn1 / Fn2 三脚座アルカスイス フォーカス制限 A/M |
| 付属品 | • レンズキャップ77mm LC-77B • 裏ぶた LF-N1 • レンズフード HB-119 • レンズケース CL-C3 |
関連レンズ
関連記事
- 想像以上に汎用性が高い|NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 2026年9月15日
- NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II テレコン装着時のAF動作を修正した最新ファームウェアを配信開始 2026年6月4日
- 主な違いはデザインと操作性|NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 2026年5月17日
- 高価だがそれに見合う完成度|NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 2026年4月27日
- AF性能は現在のニーズを上回る|NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 2026年3月31日
- ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 予約販売開始 2026年3月3日
- 画質を犠牲にせず小型軽量化とAF強化を両立|NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 2026年2月25日
- 2倍テレコン装着でもシャープなレンズ|NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 2026年2月24日
- ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II 最新情報まとめ 2026年2月24日
広告
*手動広告を試験的に導入しています。
![]()
期間限定セール
アウトレットなど
キャッシュバック
カメラメーカー直販・店舗リンク(楽天市場)