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バックフォーカスがやたら長いニコンのミラーレス向け70-200mm F4に関する特許出願

2022年3月8日付けでニコンの気になる特許出願が公開。バックフォーカスが非常に長く、一見すると一眼レフ用70-200mm F4用に見えますが、歪曲収差や詳細説明を見る限りではミラーレスを想定している模様。

概要

  • 【公開番号】P2022037186
  • 【発明の名称】変倍光学系、光学機器、撮像機器、変倍光学系の製造方法
  • 【出願日】2021-12-23
  • 【分割の表示】P 2020206736の分割
    【原出願日】2017-10-24
  • 【出願人】
    【識別番号】000004112
    【氏名又は名称】株式会社ニコン
  • 【課題】合焦レンズ群の小型軽量化を図り、レンズ鏡筒が大型化することなく高速な合焦と合焦時の静粛性を達成し、さらに広角端状態から望遠端状態への変倍時の収差変動、及び無限遠物体から近距離物体への合焦時の収差変動を良好に抑えた変倍光学系等を提供する。

実施例1

  • 焦点距離:72.1-194.0
  • F値:4.05-4.15
  • 半画角:33.86-12.32
  • 像高:21.60
  • 全長:218.32
  • バックフォーカス:53.32

実施例4

  • 焦点距離:72.1-194.0
  • F値:4.14-4.17
  • 画角:33.30-12.20
  • 像高:21.60
  • 全長:218.32
  • バックフォーカス:77.52-75.11

全体的にバックフォーカス長めで、一眼レフ用として利用できそうな「70-200mm F4」に関する光学系の特許ですね。原出願日は2017年となっており、E型 AF-S 70-200mm F4を想定した特許だったのでしょうか?フォーカスレンズが小さく、低トルクのAF駆動を想定していたのかもしれません。

気になるのは実施例4。バックフォーカスが非常に長く、一眼レフ用にしても長すぎるように見えます。さらに「カメラ1は、撮影レンズ2として上記第1実施例に係る変倍光学系を備えたレンズ交換式の所謂ミラーレスカメラである。」と明記しているので、ひょっとしたら沈胴構造を採用したZシステム用のF4望遠ズームレンズとなるのかもしれませんね。

追記

読み見てみると、どの実施例も収差図で歪曲収差の補正が甘くなっています。おそらく、これはミラーレスシステムで自動補正を前提とした光学設計なのかなと。つまり、バックフォーカスが長いにも関わらず、これらは全てミラーレスを想定した光学系の可能性あり。

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