軽量で高性能な広角単焦点 AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED【評価･作例】

Index

レンズの特徴

プロテクト	C-PL	ND	ソフト
X-CAP

型式	ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-Sレンズ
焦点距離	35mm
最大口径比	1：1.8
レンズ構成	8群11枚（EDレンズ1枚、非球面レンズ1枚）
画角	63°（35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ） 44°（DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ）
撮影距離情報	カメラへの撮影距離情報を出力可能
ピント合わせ	RF（リアフォーカス）方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能
撮影距離目盛	∞?0.25m
最短撮影距離	0.25m
最大撮影倍率	0.23倍
絞り羽根枚数	7枚（円形絞り）
絞り方式	自動絞り
最大絞り	f/1.8
最小絞り	f/16
測光方式	開放測光
アタッチメントサイズ（フィルターサイズ）	58mm（P=0.75mm）
マウントアダプターFT1適否	AF駆動可
寸法	約72mm（最大径）×71.5mm（レンズマウント基準面からレンズ先端まで）
質量	約305g

2013年に運用を開始した収差計測装置『OPTIA』を使った光学設計がなされているデジタル対応の新しい時代のレンズだ。

重量が300gとFX広角単焦点の中では最軽量。取回しが楽なだけでなく、描写性能も良好だ。

絞り開放では周辺減光が目立つものの、1段絞ればすっかり安定してF4?F8までは周辺描写を含めて均一な描写性能を発揮する。解像力は非常に高く、兄貴分の35mmF1.4と同等かそれ以上。ナノクリスタルコートは不採用なので逆光耐性は劣るものの、価格差以上のパフォーマンスを感じる事が出来ると思う。

軽い上に癖が少ないので、扱いやすい大口径レンズと言える。

このレンズよりも半段明るいシグマの『35mm F1.4 DG HSM』というレンズがある。解像力は大口径ながら飛び抜けており、評価が高い。価格が2016年現在で8万円程度と倍近い価格なものの、純正と比べるとまだまだ安い。広角レンズで大きなボケが欲しいと思うのであれば一考してもいいだろう。

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