このページでは一眼カメラ用交換レンズ「AT-X M100 PRO D 100mmF2.8」の情報を収集しています。
更新履歴
- 2017.9.24:Photozoneのレビューを追加しました。
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購入早見表
AT-X M100 PRO D 100mm F2.8 Canon | ||||
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AT-X M100 PRO D 100mm F2.8 Nikon | ||||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
焦点距離 | 100mm | フィルターサイズ | 55mm |
---|---|---|---|
明るさ | F2.8 | フォーカス方式 | 前玉繰り出し |
最小絞り | F32 | 絞り羽根枚数 | 9枚 |
フォーマット | 24×36mm(35mmフルサイズ) | ズーム方式 | - |
レンズ構成 | 8群9枚 | 最大径 | 73mm |
コーティング | 多層膜コーティング | 全 長 | 95.1mm |
画 角 | 24゚30' | 重 さ | 490g |
最短撮影距離 | 0.3m | 付属品 | バヨネットフード(BH-551)、レンズキャップ |
最大撮影倍率 | 1:1 |
安い割に良く写る
2005年発売のレンズながら解像力の高い中望遠マクロレンズ。
当時から解像力の高さとリーズナブルな価格で定評があり、より高画素化するデジタル一眼においてもその先鋭さは失われていない。
と言っても絞り開放からカリカリシャープ、という訳ではなく程よくカリッとしつつふわっとした柔らかさを併せ持っている。それを徐々に絞り込んでいくと解像力がグッと引き締まりF8?F11で現行のマクロレンズに比肩する性能を発揮する。
色収差もしっかりと補正されており、遠景の風景でも使いやすい。
ネックは逆光耐性の弱さで、強い光源をフレームに入れてしまうとコントラストが弱くなり解像感が低下する。さらに、AF・絞りで故障が発生しやすいらしく、キヤノン・ニコンで共に故障の報告が多い。元々オートフォーカスが早い方ではないので、マニュアルでピント合わせしてしまうのもありか…。
海外の評価
Photozone:コスパ良好だが外装が古い
- このレンズは安価だが、ニコン版はモーター非搭載でありボディ側のスクリュードライブに駆動を依存している。
- レンズはとてもしっかりとした造りで頑丈だ。ニコンの古いプログレードレンズに使用されているような外装の仕上げとなっている。
- フォーカスリングはとても滑らかで良好に減衰されている。
- レンズフードがあるものの、前玉は鏡筒に覆い隠されている。フレア耐性は良好だ。
- 歪曲は0.06%であり実質ゼロである。
- 周辺減光は絞り開放で2/3段であり、驚くほど低い。絞るとさらに低下する。
F2.8 | F4.0 | F5.6 | F8.0 | F11 | F16 | F22 | F32 | |
中央 | 3378 | 3577 | 3749 | 3592 | 3414 | 2989 | 2578 | 1520 |
隅 | 2989 | 3066 | 3191 | 3243 | 3120 | 2781 | 2436 | 1471 |
端 | 2502 | 2941 | 3048 | 3091 | 3053 | 2774 | 2431 | 1451 |
- 解像力は絞り開放でとても良好、絞るとさらに優れたレベルとなる。中央は絞ってもあまり改善しない程に開放から良好だ。四隅は絞り開放でソフトな描写だが、F4以降は周辺部の解像力に追いついている。
- フォーカスシフトの問題は無かった。
- 色収差は絞り開放で良好に補正されているがF5.6まで絞るとやや目立つ。
- 前ボケはとても滑らか、ピント面の端から後ボケにかけてはやや滑らかだ。
- ボケの色づきは絞り開放でかなり量が発生するものの、絞ることで減少する。
このレンズの光学性能はとても堅実だ。解像力は中央で優れたレベルに達し、隅や端に関しても非常に良好だ。歪曲は実質ゼロであり、周辺減光はとても低い。
色収差およびボケの色づきはやや目立つが、そこまで問題でもない。ボケはパーフェクトでは無いが、それでも非常に良好だ。
レンズの造りはとても高水準だが、モーター非搭載、レンズ繰り出し式のフォーカシングであるため、現代の競合マクロレンズと比べて古い。
最大のセールスポイントは文字通りコストパフォーマンスだが、シグマの「MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM」は僅かに高価だが超音波モーターや手ぶれ補正、インナーフォーカス設計となっている。
競合レンズ
EF100mm F2.8L マクロ IS USM
マクロ撮影で発生しやすいシフトブレに対応した手ぶれ補正を搭載しているキヤノン純正のマクロレンズ。
キヤノンのマクロレンズの代表格と言うくらい人気のあるレンズで、懐に余裕があればコレをおススメ。三脚座を取り付ける事が出来るので、しっかりと固定してがっつり絞り込む時に使いやすかったりする。
AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F/2.8G IF-ED
キヤノンのようにシフトブレには対応していないが、手ぶれ補正を搭載するニコン純正マクロレンズ。
解像力だけで言えばトキナー100mmに分があったりするものの、インナーフォーカスである本レンズはAFがスムーズで快適に撮影が出来るという点がある。
ただし、こちらもキヤノン同様10万円近い価格となっているので取っつき難い。
SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017)
伝統の「タムキュー」に手ぶれ補正が搭載された最新モデル。EF100 ISと同じく、シフトブレに対応する手ぶれ補正なので手持ちマクロ撮影がし易い点がGood。
価格は純正未満、トキナー以上という感じで描写と機能性を考えると説得力の強いレンズ。
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