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キヤノン「300mm F2.8 IS」「400mm F2.8 IS」「500mm F4 IS」光学系の特許出願

2025年8月6日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。フローティングフォーカスの「300mm F2.8 IS」「400mm F2.8 IS」「500mm F4 IS」を想定したような光学系の実施例を複数掲載しています。

概要

  • 【公開番号】P2025114982
  • 【公開日】2025-08-06
  • 【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置
  • 【出願日】2024-01-25
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】 高い光学性能を有し、長焦点距離かつ小型軽量な光学系を提供すること。
  • 【背景技術】
    【0002】
    焦点距離の長い、すなわち長焦点距離の光学系として、物体側に正の屈折力のレンズ群を配置し、像側に負の屈折力のレンズ群を配置した、いわゆるテレフォトタイプの光学系が知られている。テレフォトタイプの光学系は、例えば単焦点の超望遠レンズに用いられている。
  • 【0003】
    一般にFナンバーが一定の場合、レンズの焦点距離が長くなるほど、レンズの光線有効径は大きくなる。そのため特に長焦点距離の光学系において、Fナンバーが小さく、かつレンズが小型軽量で諸収差が良好に補正されているレンズが求められている。
  • 【0006】
    特許文献1の光学系は、第1レンズ群内に形成された空気間隔が狭いため、第1レンズ群に配置された各レンズの径が大きい。よって、軽量化を十分に実現できているとは言えない。
  • 【0007】
    そこで本発明は、高い光学性能を有し、長焦点距離かつ小型軽量な光学系を提供することを目的とする。
  • 【0092】
    ここで中間群Mは第2レンズ群L2と第3レンズ群L3とからなり、フォーカシングのために、第2レンズ群L3と第3レンズ群L3とが異なる移動量で移動する。フォーカシングのために、2つのレンズ群を移動させることで、フォーカシングに際して発生する諸収差の変動を抑制しやすい構成としている。さらに、第2レンズ群L2と第3レンズ群L3をそれぞれ負の単レンズで構成することにより、フォーカシングに際して移動するレンズ群を軽量化することができている。

実施例1

  • 焦点距離:387.98
  • F値:2.91
  • 半画角:3.19
  • 像高:21.64
  • 全長:372.01
  • バックフォーカス:38.28

実施例2

  • 焦点距離:543.19
  • F値:4.12
  • 半画角:2.28
  • 像高:21.64
  • 全長:372.05
  • バックフォーカス:38.30

実施例5

  • 焦点距離:289.77
  • F値:2.91
  • 半画角:4.27
  • 像高:21.64
  • 全長:240.23
  • バックフォーカス:37.97

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参考:現在の超望遠レンズ

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