2025年8月26日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。「20mm F2.8 Macro」「24mm F2.8 Macro」のような等倍以上の広角マクロレンズを想定したような光学系を複数掲載しています。
概要
- 【公開番号】P2025124117
- 【公開日】2025-08-26
- 【発明の名称】光学系および撮像装置
- 【出願日】2024-02-14
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】高い像倍率と高い光学性能を有し、オートフォーカスにも対応可能な小型で広画角な光学系を提供する。
- 【背景技術】
【0002】
近接(マクロ)撮像に使用される広画角の光学系(マクロレンズ)には、例えば特許文献1、2に開示されたものがある。従来のマクロレンズには、像倍率が低いものが多く、これらを用いることができるマクロ撮像手法が限られている。このため、像倍率が高いマクロレンズが求められている。- 【0004】
またマクロレンズにも、通常のレンズと同様に、小型化だけでなく、Fナンバーが明るいこと、諸収差が良好に補正されていること、オートフォーカスや手振れ等による像振れを抑制する光学防振に対応していること等も求められている。これらの要求を満足するためには、マクロレンズ内での屈折力配置や各レンズの焦点距離等を適切に設定する必要がある。- 【0005】
本発明は、像倍率が高く、高い光学性能を有し、オートフォーカスにも対応可能な小型で広画角な光学系を提供する。- 【0065】
図9は、数値例1の光学系においてシフトレンズBsを光軸から近軸光線の角度で0.3°程度の像振れを補正するためにシフトさせた状態での横収差を示している。図では、像面における中心位置と像高方向の上下(±)10mmの位置での収差の変化を示している。実施例1
- 焦点距離:21.00
- F値:2.80
- 半画角:43.60
- 像高:20.00
- 全長:116.37
- バックフォーカス:17.4
- 撮像倍率(最至近):-1.0
実施例3
- 焦点距離:23.00
- F値:2.80
- 半画角:38.35
- 像高:18.20
- 全長:89.33
- バックフォーカス:12.51
- 撮像倍率(最至近):-1.0
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