このページでは一眼カメラ用交換レンズ「E 30mm F3.5 Macro」の情報を収集しています。
更新履歴
- 2017.10.19:ページレイアウトを更新
- 2016.7.19:ページを公開
データベース
レビュー・作例・参考サイト
レビュー
- 価格.com
レビュー/口コミ - Radojuva
- Sony Alpha Blog
購入早見表
E 30mm F3.5 Macro | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
レンズフロントキャップ ALC-F49S | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
レンズリヤキャップ ALC-R1EM | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
ソフトキャリングケース LCS-FEA1 | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
名称 | E 30mm F3.5 Macro | |
---|---|---|
型名 | SEL30M35 | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | |
対応撮像画面サイズ | APS-Cフォーマット専用 | |
焦点距離(mm) | 30mm | |
焦点距離イメージ(mm) *1 | 45mm | |
レンズ構成 (群-枚) | 6-7 | |
画角 (APS-C) *1 | 50 | |
画角 (35mm判) | - | |
開放絞り (F値) | 3.5 | |
最小絞り (F値) | 22 | |
絞り羽根 (枚) | 7 | |
円形絞り | ○ | |
最短撮影距離 (m) | 0.095 | |
最大撮影倍率 (倍) | 1.0 | |
フィルター径 (mm) | 49 | |
ADI調光対応 | - | |
手ブレ補正 | - | |
手ブレ補正段数 | - | |
テレコンバーター (1.4x) | - | |
テレコンバーター (2.0x) | - | |
フードタイプ | キャップタイプ | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 62.0 x 55.5 | |
質量 約 (g) | 138 | |
付属品 | ||
フード (型名) | ALC-SH113 | |
レンズフロントキャップ | ○ | |
レンズリヤキャップ | ○ | |
ケース | - | |
その他付属品 | - |
紹介
数ある一眼カメラのマクロレンズの中でも特にリーズナブルで手軽に楽しめるレンズがこれだ。
APS-Cサイズの等倍マクロレンズながら、なんと新品の実売価格が2万円程度と格安。標準域のマクロレンズは安くても3万円から4万円程度と言う点を考えると、このレンズは頭一つ抜きんでる安さ。これだけでも説得力がある。
さらに138gと軽量なレンズながら外装にはアルミニウム合金を採用、外観の品位は良好だ。さらにこの小さな鏡筒でインナーフォーカシングを実現しているので、鏡筒の伸び縮みも発生しない。
レンズ構成は非球面レンズが3枚、EDレンズが1枚とちょっぴり贅沢な構成。歪曲収差はデジタル補正抜きで全体のバランスとして0%に近い。周辺部の一部で0.1%程度の歪曲があるくらいだ。
写真中央はマクロレンズらしいとてもシャープな写りをするもので、絞り開放からしっかりと使っていける性能を持っている。半面、周辺部の解像力は開放では甘い。中央がしっかり解像するだけに周辺部の粗は目立ちやすい。
とは言ったものの、しっかりとしたマクロ撮影をするのであれば被写界深度の調整に絞り込むはず。F8まで絞り込めば周辺部は徐々に立ち上がってくる。ただし、絞り込むことでローライトなシーンではやや力不足感は否めない。三脚やフラッシュを持参しておこう。
関連レンズ
海外の評価
Optical Limits
- 金属製の鏡筒とフォーカスリングだ。ビルドクオリティは優れている。
- 前玉は固定され回転しなければ前後に移動することもない。
- オートフォーカスはノイズフリーでとても優れている。
- 歪曲収差は1%未満の樽型だ。実写で不快と感じることは無いだろう。
- 周辺減光は絞り開放で1.6EVと大きく、実写でも目に付く量だ。F4.5まで絞ると問題は低下するが、F8まで絞って無視できる程度となる。
- マクロレンズはフレーム全域で良好な解像性能となるものだが、このレンズは際立った中央解像とソフトな周辺解像となっている。周辺解像はF5.6まで絞ると良好になるが、四隅はソフトなままである。F8まで絞ってやっと良好なパフォーマンスとなる。マクロレンズとしては不十分な性能だ。
- 倍率色収差はフレーム端で2.4pxと非常に目立つ。
- ボケは玉ボケに僅かな玉ねぎボケの傾向を見ることができるが基本的に許容できる描写だ。F4.5以降は玉ボケが角ばる。後ボケはとても滑らかだが、前ボケは少し騒がしい。
ビルドクオリティは良好だが、マクロレンズとしては期待外れの光学性能だ。中央領域は絶対的に素晴らしいが、特に四隅のクオリティは並み以下で色収差も目立ちすぎる。マクロレンズとして使うならばF8までは絞って撮影したいところだ。
Sony Alpha Blog
- シャープネス:α6000
・中央:F3.5でvery good、F8-11でexcellent、F16でvery goodだ。
・四隅:F3.5でaverage、F5.6-F11でgood、F16でaverage
・パフォーマンスは中央で良好だが、四隅は幾分がっかりだ。 - 周辺減光はF3.5で目に見えるが、Lightroomで完璧に補正可能だ。
- 歪曲は小さく目立たない。
- 色収差は一部のシーンで目に見えるため場合によって補正が必要だ。
- 逆光によるフレアは無い。
- ボケは本当に素晴らしいものでは無く、玉ねぎボケとなっている。
- 後ボケは柔らかく素敵だ。
- 発色はとても良好である。
- マクロ領域ではとても良好なシャープネスと素敵なボケだ。
- 動画ではマクロ性能が役に立つ。ポートレートには被写界深度が深すぎる。
このレンズは堅実な万能レンズでは無い。中央はシャープだが、四隅は絞っても良好とはならない。色収差も部分的に気になる。
F3.5の明るさはポートレートには使えないが、マクロ撮影では優れた結果を得ることができる。
サイト案内情報
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。関連ページ
Canon EFマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
Canon RFマウント | RFレンズ一覧表 | ||
Canon EF-Mマウント | EF-Mシステム一覧 | ||
Canon FDマウント | レンズ一覧 | ||
Nikon Fマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域? |
1 NIKKOR(CX) 一覧 | |||
PENTAX Kマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
Kマウント オールドレンズ一覧表 | |||
PENTAX 645マウント | レンズ一覧表 | ||
SONY Eマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
SONY Aマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
FUJIFILM Xマウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
マイクロフォーサーズ マウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
フォーサーズ マウント | 広角域 | 標準域 | 中~望遠域 |
新興レンズメーカー一覧 | 中一光学 | Laowa | Samyang |