キヤノンが収差量を変化させることのできる大口径ソフトフォーカスレンズの特許情報を公開しています。
スポンサーリンク
キヤノンがソフトフォーカスレンズを開発中?
- 特開2018-097240
- ピント距離による収差変動を抑えつつ収差量を変化させることが可能
- 二つのフォーカス群を持っている
- 像高からフルサイズ用
- バックフォーカスから一眼レフ用と思われる
- 焦点距離:58mm
- F値:1.4
「58mm F1.4」はキヤノンEFマウントとしては珍しいスペックですね。3年ほど前にソフトフォーカスではない「58mm F1.4」のキヤノン特許が話題となりましたが、今回は別の設計な模様。ソフトフォーカス量を調整できる珍しいギミックを搭載させるらしい。
そういえばニコンFマウントにボケ味を変化させることが出来るDCレンズがありましたね。
これらは球面収差をコントロールして前ボケ・後ボケの描写を自分で調整することが可能なレンズです。キヤノンのこの特許はソフトフォーカスレンズなので、やはり球面収差の影響を自分で調整できるレンズとなるのかもしれません。
ここ最近は他社でソフトフォーカスレンズを新規にリリースしていませんが、キヤノンがこのレンズを実際に生産するのか気になるところです。
スポンサーリンク
サイト案内情報
キヤノンレンズ関連記事
- キヤノン「9-18mm F4 IS」「10-20mm F2.8-4 IS」「11-22mm F2.8 IS」光学系の特許出願
- キヤノンのパワーズームを想定した「12-30mm F4-6.3」「24-50mm F4-6.3」光学系の特許出願
- キヤノン新シリーズ以外の広角単焦点レンズ群が2025年に登場する?
- RF35mm F1.4 L VCM 絞り開放のパープルフリンジが弱点
- キヤノン EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM の販売終了は近い?
- キヤノン 小型軽量でパワーズームも想定した動画向けのインナーズーム光学系
- キヤノン「15-30mm F4-6.3 PZ」「20-50mm F4-5.6 PZ」「12-30mm F4-6.3 PZ」のような光学系の特許出願
- キヤノン「20-40mm F4 IS」「26-40mm F4.5-6.3 IS」インナーズーム光学系の特許出願
- キヤノン RF35mm F1.4 L VCM・スピードライト EL-10 予約販売開始【更新】
- 「RF24-70mm F4-7.3 IS」を想定したかのようなキヤノンの特許出願【更新】
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。