このページでは一眼カメラ用交換レンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」の情報を収集しています。
更新履歴
- 2017.10.16:全体的にページを更新しました。
- 2016.6.28:ページを公開
データベース
レビュー
- 価格.com
レビュー/口コミ - 楽天市場レビュー
- Amazonレビュー
- KenRockwell
- Sony Alpha Blog
(抄訳記事)
購入早見表
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS | |||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
名称 | E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS | |
---|---|---|
型名 | SELP1650 | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | |
対応撮像画面サイズ | ●APS-Cフォーマット専用 | |
焦点距離(mm) | 16-50 | |
焦点距離イメージ(mm) *1 | 24-75 | |
レンズ構成 (群-枚) | 8-9 | |
画角 (APS-C) *1 | 83°-32° | |
開放絞り (F値) | 3.5-5.6 | |
最小絞り (F値) | 22-36 | |
絞り羽根 (枚) | 7 | |
円形絞り | ○ | |
最短撮影距離 (m) | 0.25-0.3 | |
最大撮影倍率 (倍) | 0.215 | |
フィルター径 (mm) | 40.5 | |
ADI調光対応 | - | |
手ブレ補正 | レンズ内手ブレ補正方式 | |
テレコンバーター (1.4x) | - | |
テレコンバーター (2.0x) | - | |
フードタイプ | 無 | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | φ64.7×29.9 | |
質量 約 (g) | 116 | |
付属品 | ||
フード (型名) | - | |
レンズフロントキャップ | ○ | |
レンズリヤキャップ | ○ | |
ケース | - | |
その他付属品 | - |
紹介
αEマウントのコンパクトなAPS-C用沈胴式ズームレンズ。
解像力は諸レビューサイトでお分かりのように、あまり褒められた性能では無い。とは言っても絞り開放において中央の解像力で言えば広角端で「良好」、望遠端で「まあ良好」と言ったところ。
周辺部がかなり甘いものの、概ねF8まで絞ればなんとか実用範囲まで追いついてくる。望遠端では全体的に広角端よりも描写が甘め。ただし、広角端で使う場合にはしっかり絞らないと周辺部がかなり甘いので、結果「広角端の描写が甘い」と感じてしまうかもしれない。
手ぶれ補正もしっかり効くので、ローライトなシーンでも感度を抑えたり、しっかり絞ってもスローシャッターで持ち堪えてくれるシーンが増える。
電動ズームの為、機械式と比べると操作感が異なる。しかし、広角端から望遠端まではかなりクイックな操作も可能であり、コンパクトデジタルカメラのようなゆっくりしたズームとは別格。
キットレンズながら広角16mm(35mm判換算で24mm)をカバーしているので、ワイドな写真を撮る場合にも便利。(適切に絞る必要があるが)
価格もお手頃な値段で、然るべきボディと組み合わせればオートフォーカスも結構速い。さらにコンパクトなαシリーズと組み合わせると、一眼レフカメラとは比べ物にならない携帯性がある。
いちいちキャップを付け外ししなくても良い自動開閉キャップが存在するので、それを取り付けると更に使い勝手が向上する。
描写性能にはやや妥協が必要だが、それ以上にメリットが存在するレンズだったりする。「高級コンパクトデジタルカメラで良いのでは?」という考え方もあるので、そこは自身のスタイルと要相談。個人的にはズーミングの早さは比較にならないと感じている。
注意点として、デジタル補正ありきのレンズである事。RAWで撮影してパソコンで処理する場合、極めて強烈な歪曲収差と向き合う必要がある。それが特に気にならなければ問題ないが、特に建物など直線的な被写体が多い場合には不快に感じる場合もあるだろう。
関連レンズ
- Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS
- E PZ 18-105mm F4 G OSS
- E PZ 18-110mm F4 G OSS
- E 18-135mm F3.5-5.6 OSS
海外の評価
Sony Alpha Rumors
- ビルドクオリティは問題無い。
- このレンズはとても小さく、α6000との組み合わせは本当にコンパクトだ。電源を投入するとレンズ内筒が伸びる。
- オートフォーカスは高速で効果的だが、低照度と50mm F5.6の組み合わせでは苦戦を余儀なくされる。
- シャープネス:α6000:全体的にキットレンズとしてはとても良好だ。中央はとても優れており、四隅はF8まで絞れば良好となる。ただし、16mm時の四隅は中央から大きく引き離されている。
- 周辺減光はズームレンジ全域の絞り開放でとても目立つ。(特に16mm)
- 歪曲収差は16mmで巨大、35mmで穏やかなものとなる。
- 減光と歪曲は幸いにもLightroomの補正で問題が無くなる。
- 色収差はとても小さい。
- 逆光耐性は優れている。
- 後ボケはとても良好で柔らかいがボケが大きくなるレンズでは無いので期待してはダメだ。玉ボケは小さいがとても丸みを帯びている。
- 発色は良好だ。
E PZ 16-50mmはこれから一眼カメラを始める人にとって良好なコンパクトレンズだ。シャープさを過度に期待してはいけないが、小型・パワーズーム・光学手振れ補正・良好な発色と色収差補正・逆光耐性を備えている。
ボケが大きいレンズでは無いので追加投資で「E 35mm F1.8 OSS」や「E 50mm F1.8 OSS」を用意すると良い。もしRAW現像するのであれば「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」のほうが良いだろう。
サイト案内情報
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