VILTROX AF 40mm F2.5 ソニーGの1/4の価格で80％の品質

2024年9月15日

Sony Alpha Blogが「VILTROX AF 40mm F2.5」のレビューを公開。低価格・小型軽量らしいトレードオフはあるものの、良好な光学性能やボケを評価。1/4の価格で80％の品質を実現していると述べています。

Sony Alpha Blog：Viltrox 40mm F2.5

外観：良好なビルドクオリティ。

構造：更新用USB-Cポートあり。

携帯性：小型軽量。

操作性：ボタン類は無し。

AF：高速かつ静音で正確。近距離でピントがずれることがあったフォーカスが合わなくなり、MFで復帰させる場面が稀にある。

MF：フォーカスブリージングは目立たない。

手ぶれ補正：記載なし。

解像性能：中央はF2.5から優れた結果、F5.6で抜群。隅はF2.5から良好で、F5.6で優れた結果。この価格帯としては全体的に良好。

像面湾曲：記載なし。

ボケ：玉ボケはとても良好だがF4で角ばる。後ボケは柔らかく素敵。

軸上色収差：中程度。

倍率色収差：とても少ない。

球面収差：記載なし。

歪曲収差：とても小さい。

周辺減光：F2.5で目立つがF4で解消。

コマ収差：記載なし。

逆光耐性：平凡。

光条：F16で発生。

作例集：

総評：ソニーGの1/4の価格で80％の性能。価格に見合った優れたレンズ。低価格でストリートフォトを撮影したい人におすすめ。

競合について：解像性能はソニーGがベストだが、VILTROXも非常に良好。ボケは他の40mmほどではない。

備考：

国内でもPERGEARなどが販売開始しているVILTROX製のフルサイズ対応40mm F2.5。販売価格はニコン純正のZ 40mm F2よりも安く、2万円台前半で入手が可能。場合によっては2万円を切ることもあります。小型軽量ながらレンズ構成枚数はZ 40mm F2よりも多く、MTFを見る限りでは隅まで極端な落ち込みのない設計となっている模様。ソニーEマウント用としてはFE 40mm F2.5 Gよりも遥かに安く、45mm F2.8 DG DNよりも手ごろな価格を実現しています。

Sony Alpha Blogのレビューでは、低価格ながら優れた解像性能を実現。ボケも滑らかで綺麗と評価しています。低価格で40mmを楽しんでみたい人には面白い選択肢となりそう。

VILTROX AF 40mm F2.5 最新情報まとめ