LAOWAレンズ レンズ 新製品情報 機材の噂情報・速報 海外機材情報

Venus Opticsが「6.0mm T2.1 Cine」を含む4本のMFT用レンズを正式発表

Venus Opticsが「6.0mm T2.1 Cine」を含む4本のマイクロフォーサーズ用シネレンズを正式発表しました。3本は既存の静止画用レンズの光学系ですが、6mm T2.1は新設計のようですね。

DPReview:Venus Optics rehouses Laowa MFT lenses for cine and adds ultra-wide 6mm Cine Zero-D

中国のレンズメーカーVenus Opticsは、マイクロフォーサーズシステム用の新しいシネマレンズ4本を発表した。そのうちの3本は既存のレンズをシネレンズ化したものだ。

6mm T2.1は、121.9°の画角を持つ全く新しい設計で、わずか3群13枚だ。構造上、2枚の非球面レンズがZero-D効果の達成に貢献し、9cmの最短撮影距離がユーザーに興味深い視点を提供する。58mmフィルター対応、大きさ61x53mm、重さ180gだ。

いずれのレンズも、スチル用よりもシンプルなストレートシリンダーデザインで、フォーカスリングと絞りリングには0.8モジュラスギアが装着されている。
Venus Opticsは、これらのレンズを単品、または3本セットで販売する。「10mm、17mm、50mm」セットと、「7.5mm T2.1、10mm、17mm」のセットだ。

  • Laowa MFT Cine Prime 3-Lens [Wide + Macro] - USD $1,350
  • Laowa MFT Cine Prime 3-Lens Wide Bundle - USD $1,450

主な仕様 MFT 6mm T2.1 Cine

*6mm T2.1以外は既存レンズのCineレンズ化なので割愛

  • マイクロフォーサーズで最も広い画角
  • ゼロディストーション
  • 極めて短い撮影距離を実現
  • 小型軽量
  • 焦点距離:6mm
  • T値:T2.1-16
  • 絞り羽根:7枚
  • レンズ構成:3群13枚
  • 最短撮影距離:0.09m
  • 最大撮影倍率:0.18倍
  • フィルター径:58mm
  • サイズ:φ61mm×53mm
  • 重量:180g
  • 防塵防滴:-
  • AF:MF限定
  • 手ぶれ補正:-
  • その他機能:
    ・絞りリング

国内でもCP+2022でチラッと告知されていたマイクロフォーサーズ用のシネレンズ群ですね。既存レンズのシネレンズ化3本に加え、新しい6mm F2と思われる光学系のレンズを採用。このレンズが静止画向けのレンズとしてリリースされるか不明ですが、換算12mmの超広角レンズはマイクロフォーサーズで非常に貴重な存在なので実現して欲しいところ。
(追記:どうやら静止画モデルも登場するらしい)

参考:MFT LAOWAレンズ一覧

Laowaレンズ関連記事

[catlist name=lens-laowa

 

-LAOWAレンズ, レンズ, 新製品情報, 機材の噂情報・速報, 海外機材情報
-