今月のカメラ機材系の月刊誌に開発発表されたリコーイメージングのコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」に関する面白い情報が掲載されています。
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本当にGR IIIにリアレゾが実装されるのか?
今度のGR IIIには手振れ補正が搭載されリアルレゾリューションが入る(中村〇〇 氏)
とのこと。
「あれ?これって既出の情報?聞いたことないぞ…」と思ってネットを漁ってみたものの、それっぽい内容は確認できず…。
開発発表時に公開された仕様表にリアレゾの文字が見当たりませんでしたが(K-1などではシャッター項に記載がある)、実は実装されているとかでしょうか?
同氏はPENAXのワークショップや関連書籍を執筆している方ですので、何かメーカー側から情報を受け取っていた、もしくは実機を触って確認したのでしょうか?文面を読むと「手振れ補正が載るのだからリアレゾもできるだろう」と解釈出来ないこともないですが…どちらなのか気になりますねえ。
同誌では「現行のGR IIが2400万画素」と解釈できる間違った会話の内容もそのまま使用されているので信憑性は微妙。(GR IIは1620万画素)
仕様表を見る限り、GR IIIに実装されるのは「撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(3軸補正)」であり、K-1のように「撮像素子シフト方式 (SR:Shake Reduction)(5軸補正)」ではありません。
これを根拠に「GR IIIにはリアレゾが実装されない」と言う意見を散見しますが、(3軸だったと思われる)PENTAX K-3 II・K-70でもリアルレゾリューションは実装していたので、可能性はゼロでは無さそうです…さてはて。
(注:PENTAX K-3IIは「DR II(除塵機能)」「SR(現行から1世代前の手振れ補正)」だったはず…。)
リアレゾには三脚が必要となってくるのでGRの哲学とは少し違うような気がしますが、ポケット三脚と組み合わせることで「ここぞ」という場面では役に立つかもしれませんね。
何はともあれ正式発表が待ち遠しいところ。
追記
デジカメwatchにてGR IIIプロトタイプ体験会の内容が掲載されています。ざっと読む限りではリアルレゾリューションの文字は出てきません。
RICOH GR IIIに関する最新情報を集めているページはコチラ
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