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キヤノンの新しいRF F2.8ズームレンズは全てナノUSM駆動を採用している【海外機材情報】

DPReviewが開発発表されたばかりのRFレンズ群について知り得た情報を発信しています。

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小型F2.8ズームはナノUSM

  • 6本レンズが開発発表されたが、リリースされるタイミングはまだ不明だ。同時発表したEOS RPと違い、どのレンズもエントリー・大衆向けのレンズでは無い。
  • 現在、キヤノンはプロシューマー向けのフルサイズミラーレスを開発中とのことで、開発中の6本はそのカメラに合うレンズとして準備してると明らかにした。キヤノンはこれらを2019年末までには正式発表すると述べている。
  • 現時点で詳細は分からないがモックアップは展示されている。
  • RF70-200mm F2.8L IS USM:最もエキサイティングなレンズだ。ポートレートからスポーツまでこなせるプロに不可欠な一本である。良いニュースはこのレンズにナノUSM駆動を用いているとのことだ。これがリングUSMのような回転動作では無く、直線的に動作するということ以外は説明が無かった。さらに興味深いことは非常に小さいことだ。EF70-200mm F2.8L IS III USMと見比べると如何に小さいかが一目瞭然である。どのように短くしたのかは説明されなかったが、回折素子の効果では無いという印象を受けた。
  • RF24-70mm F2.8L IS USM:70-200mmほど印象に残る小ささでは無いが、程よく小さく手振れ補正を内蔵している。キヤノンはこの手振れ補正と連動するボディ内手振れ補正を開発中であると確認を取った。70-200mmのようにナノUSM駆動である。
  • RF15-35mm F2.8L IS USM:やはり小さいレンズだが、手振れ補正を内蔵している。静かで高速なナノUSM駆動だ。24-70mmと外観が非常に似ている。
  • RF85mm F1.2L USM:大口径ズーム3本はとてもコンパクトだったが、このレンズはそうじゃない。RF50mm F1.2Lが大きいと感じたのならば、このレンズはより大きく感じるはずだ。ナノUSM駆動にはレンズが大きく重すぎるためリングUSM駆動を用いている。
  • RF85mm F1.2L USM DS:このレンズはモックアップが無い唯一のレンズだ。
  • RF24-240mm F4-6.3 IS USM:光学10倍のトラベルズームレンズだ。レンズ直径が他のレンズよりも小さく、EOS RPとの組み合わせが似合っている。比較的暗いレンズだが、APS-Cで言うところの15-150mm F2.5-4.0と考えると文句を言う筋合いはない。注意すべきはリングが”2つしかない”ことだ。

とのこと。

RF70-200mm F2.8L IS USMはそのサイズも驚異的でしたが、なんとナノUSM駆動を利用するとのこと。これがF2.8ズームレンズでどれほど高速性を確保できるのか気になるところですが、EF-S18-135 USMやRF24-105 USMのパフォーマンスを考えると期待したいところ。

同様に24-70mm F2.8LもナノUSMらしいのでAF速度は期待できそうですね。

24-240mmの便利ズームはよく見てみると確かにリングが2つしかありません。ニコンZのようにフォーカスリングが設定次第でコントロールリングになるのでしょうか?

さりげなくボディ内手振れ補正についても言及していますね。これがオリンパスやパナソニックのようにシンクロする手振れ補正システムとなるのか、ソニーやニコンのように軸ごとに独立して動作する機構となるのかは不明。

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